20代30代でも歯周病の人が増えている!?歯周病と年齢の関係
こんにちは。金沢市の歯医者、白根歯科クリニック院長の白根です。
「歯周病」という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。
お口のトラブルは40代以降や高齢者に多いイメージをお持ちの方もいますが、実は20代、30代でもトラブルに悩む方は増えているのです。
特に歯周病は無自覚のまま進行してしまう病気であり、知らない間に悪化してしまっている人もいます。
今回は、20代30代の歯周病が増えている背景や歯周病と年齢の関係について詳しくご説明します。
テレビ番組やCM、広告などで「日本人の8割が歯周病」などのフレーズを耳にしたことがある方もいるでしょう。
何らかの初見が認められた人の割合が8割だったという結果から、上記の表現が用いられています。
少々誇大的な表現ですが、あながちウソとも言い切れないのが現状です。
2016年に実施された歯科疾患実態調査では、歯周関連の自覚症状として「歯茎が痛い、腫れている、出血がある」と答えた人の割合が、65歳未満の成人では約15%前後という結果になりました。
歯周病は知らない間に進行すると言われていますが、歯周病に関連した自覚症状があると答えた人の割合としては、少なくないことが言えるでしょう。
一方では、65歳以上の高齢者で歯周関連の自覚症状があると答えた人は、10%以上になっています。
歯周病は高齢者に多く見られる病気とのイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、65歳以下の割合の方が多い結果から、若年層にも発症することがわかります。
2.20代30代でも歯周病になる可能性が高い
「20代で若いからまだ大丈夫」などと考えている方もいるかもしれませんが、歯周病は年齢に関係なく発症・進行する病気です。
特に20代、30代の若年層は、気づかない間に歯周病が進行しているケースも多く、症状が悪化してから歯医者を受診されるケースも少なくありません。
歯周病は虫歯とは違って、進行してもほとんど痛みが出ず、症状も歯ブラシの際に出血が見られる程度なので、気づかない方が多いです。
自分が歯周病を発症している、歯周病の症状が悪化している、という変化さえも気づかない間に進行してしまい、気づいた頃には歯を失ってしまっていることもあります。
特に、20代30代は、仕事などの関係で生活習慣が乱れてしまったり、定期検診を受診していなかったりなどが原因で、自覚症状なく症状が悪化してしまう人も多いです。
仕事の忙しさに追われ、つい歯磨きをせずに寝てしまったり、虫歯を放置してしまったりしてしまう人も少なくありません。
特に学校の歯科検診がなくなる10代後半から20代にかけて、口腔内のケアが不十分な場合も多い傾向があります。
歯周病は高齢者などに多い病気とのイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、年齢に関係なく発症する病気です。
適切な口腔ケアができていない場合は、10代20代でも歯周病になってしまうことも珍しくありません。
歯周病の怖さは、自覚症状がないことだけではありません。
口の中だけでなく全身症状を引き起こす可能性もあるため、予防と早期対処が必要なのです。
例えば、歯周病により脳梗塞や早産、肺炎、糖尿病などの悪化を引き起こします。
命に関わる病気のきっかけが歯周病であることも少なくないため、注意が必要です。
歯周病は20代、30代の若年層でも発症する病気であり、年齢は関係ありません。
口の中だけでなく、
歯周病を予防、早期発見するためには、歯医者で定期検診を受けるようにしましょう。
参考サイト:厚生労働省生活習慣予防のための健康情報サイト
(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-03-004.html)
石川県金沢市の歯医者「白根歯科クリニック」の公式ホームページです。
http://care4618.com
「歯周病」という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。
お口のトラブルは40代以降や高齢者に多いイメージをお持ちの方もいますが、実は20代、30代でもトラブルに悩む方は増えているのです。
特に歯周病は無自覚のまま進行してしまう病気であり、知らない間に悪化してしまっている人もいます。
今回は、20代30代の歯周病が増えている背景や歯周病と年齢の関係について詳しくご説明します。
1.日本人の8割が歯周病ってホント!?
テレビ番組やCM、広告などで「日本人の8割が歯周病」などのフレーズを耳にしたことがある方もいるでしょう。
何らかの初見が認められた人の割合が8割だったという結果から、上記の表現が用いられています。
少々誇大的な表現ですが、あながちウソとも言い切れないのが現状です。
1-1. 65歳未満の成人で歯周病関連の自覚症状がある人は約15%
2016年に実施された歯科疾患実態調査では、歯周関連の自覚症状として「歯茎が痛い、腫れている、出血がある」と答えた人の割合が、65歳未満の成人では約15%前後という結果になりました。
歯周病は知らない間に進行すると言われていますが、歯周病に関連した自覚症状があると答えた人の割合としては、少なくないことが言えるでしょう。
1-2. 65歳以上の高齢者は10%以上が自覚症状あり
一方では、65歳以上の高齢者で歯周関連の自覚症状があると答えた人は、10%以上になっています。
歯周病は高齢者に多く見られる病気とのイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、65歳以下の割合の方が多い結果から、若年層にも発症することがわかります。
2.20代30代でも歯周病になる可能性が高い
「20代で若いからまだ大丈夫」などと考えている方もいるかもしれませんが、歯周病は年齢に関係なく発症・進行する病気です。
特に20代、30代の若年層は、気づかない間に歯周病が進行しているケースも多く、症状が悪化してから歯医者を受診されるケースも少なくありません。
2-1.気づかない間に歯周病が進行しているケースもある
歯周病は虫歯とは違って、進行してもほとんど痛みが出ず、症状も歯ブラシの際に出血が見られる程度なので、気づかない方が多いです。
自分が歯周病を発症している、歯周病の症状が悪化している、という変化さえも気づかない間に進行してしまい、気づいた頃には歯を失ってしまっていることもあります。
特に、20代30代は、仕事などの関係で生活習慣が乱れてしまったり、定期検診を受診していなかったりなどが原因で、自覚症状なく症状が悪化してしまう人も多いです。
2-2.口腔内のケアが不十分な場合も多い
仕事の忙しさに追われ、つい歯磨きをせずに寝てしまったり、虫歯を放置してしまったりしてしまう人も少なくありません。
特に学校の歯科検診がなくなる10代後半から20代にかけて、口腔内のケアが不十分な場合も多い傾向があります。
3.歯周病は年齢に関係なく発症する病気
歯周病は高齢者などに多い病気とのイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、年齢に関係なく発症する病気です。
適切な口腔ケアができていない場合は、10代20代でも歯周病になってしまうことも珍しくありません。
3-1.口の中だけでなく全身症状を引き起こす可能性がある
歯周病の怖さは、自覚症状がないことだけではありません。
口の中だけでなく全身症状を引き起こす可能性もあるため、予防と早期対処が必要なのです。
例えば、歯周病により脳梗塞や早産、肺炎、糖尿病などの悪化を引き起こします。
命に関わる病気のきっかけが歯周病であることも少なくないため、注意が必要です。
<まとめ>歯周病を予防するためには定期検診が大切
歯周病は20代、30代の若年層でも発症する病気であり、年齢は関係ありません。
口の中だけでなく、
生活習慣病の悪化など全身のトラブルを引き起こす危険性
もあるため注意が必要です。歯周病を予防、早期発見するためには、歯医者で定期検診を受けるようにしましょう。
参考サイト:厚生労働省生活習慣予防のための健康情報サイト
(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-03-004.html)
石川県金沢市の歯医者「白根歯科クリニック」の公式ホームページです。
http://care4618.com