魚は虫歯予防に効果的!歯にいい食べ物を紹介
こんにちは。金沢市で開業している白根歯科クリニック院長の白根和明です。
歯にいい食べ物と言われて皆さんは何を思い浮かべますか?
乳製品や魚などがよく挙げられますが、詳しい理由を知っている方は少ないかもしれません。
今回の記事では、歯にいい食べ物のなかでも「魚」がなぜ歯にいいのかを紹介します。
魚はカルシウムが豊富で歯を丈夫にする以外にも、さまざまな良い影響があるので、ぜひ参考にしてみてください。
また、魚の種類による栄養素の違いも紹介していますので、食生活の参考にしてみましょう。

カルシウムやビタミンAとCなどが多く含まれる食品は、一般的に「歯にいい」と言われています。
カルシウムやビタミン類が多く含まれる食品は以下の4項目です。
•海藻類
•魚介類
•乳製品
•緑黄色野菜
今回は、紹介したなかでも「魚」について詳しく説明していきます。
魚にはカルシウムやビタミンA、ビタミンB6、ビタミンDなど歯にいい成分が多く入っています。
他にもタンパク質や、マグネシウム、リン、DHAなど全身の健康に欠かせない栄養素も豊富です。
次の項目では、なぜカルシウムやビタミン類が歯にいいのか説明します。
カルシウムは、歯の表面にあるエナメル質の再石灰化で重要となります。
歯の栄養が不足し、エナメル質が溶け象牙質が露出すると、知覚過敏や虫歯、歯周病になりやすいです。
以上の症状を予防するのに重要な「再石灰化」を促すためには、カルシウムの摂取が欠かせません。
「再石灰化」とは溶けたエナメル質部分を自動的に修復し、強い歯に戻してくれる働きがあります。
口内の唾液に含まれるカルシウムで再石灰化ができるように、日頃からのカルシウムの摂取は重要です。
•ビタミンA
ビタミンAは、歯のエナメル質を作る効能があります。
エナメル質は歯の外側を覆っている部位です。
また、ビタミンAは抗酸化作用があり、各組織のタンパク質と結合し組織を保護しています。
歯の表面を覆うエナメル質を強化する性質があるため、虫歯予防にも効果があると言われています。
•ビタミンC
ビタミンCは、歯の象牙質をつくる栄養素の1つであり、カルシウムと同じく強い歯の基礎です。
歯周組織に含まれるタンパク質、コラーゲンの合成を促し、歯をささえる土台を整えてくれます。
コラーゲンにカルシウムが付着して歯が作られますが、コラーゲンの合成に必須の栄養素がビタミンCです。
歯周病の原因となる細菌は、コラーゲン繊維を分解し、歯茎を弱体化させます。
ビタミンCには、免疫力をあげる、炎症をおさえる、抗酸化作用もあり、歯周病原因菌の感染予防や炎症の改善に役立つ
•ビタミンD
ビタミンDは、骨にカルシウムが付着するのを助ける役割があり、強い骨や歯の形成を促します。
ビタミンDが足りないと、カルシウムを体内にうまく取り込めません。
カルシウムを多く取り入れたい場合は、ビタミンDが豊富に含まれている食物も同時に食べる必要があります。
身近な魚に含まれている歯にいい栄養素を紹介します。
今回紹介するのは、以下の6つです。
•鮭
•さんま
•さば
•ししゃも
•マグロ
•たら
鮭やさんま、さばはビタミンDとカルシウムを多く含んでいます。
サバ缶などは、骨ごと食べるとカルシウムやビタミンDを効率的に摂取できます。
ししゃもは、カルシウムはもちろんですが、ビタミンAやリンも含まれています。
リンもカルシウムと同様に骨や歯の構成成分の1つです。
マグロはビタミンB6が豊富な魚です。
ビタミンB6は骨や歯茎の健康を維持する他に、口内炎を防ぐ効果も期待できます。
たらはビタミンAが豊富です。
ビタミンAは抗酸化作用や、歯茎などの粘膜の健康維持を促進する作用があり、虫歯菌や歯周病菌予防も期待できます。
魚は歯にいいと知っている方も多いと思いますが、今回の記事では魚の具体的な歯への効果や栄養素を紹介しました。
魚はカルシウムやビタミン類などが豊富で、歯にいい効果をもたらしてくれるでしょう。
また、魚の種類によって含まれている栄養素が違います。
今回の記事を参考に、さまざまな魚を食生活に取り入れて歯の健康につなげていきましょう。
医療法人社団 白根会 白根歯科クリニック
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TEL:076-208-4618
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歯にいい食べ物と言われて皆さんは何を思い浮かべますか?
乳製品や魚などがよく挙げられますが、詳しい理由を知っている方は少ないかもしれません。
今回の記事では、歯にいい食べ物のなかでも「魚」がなぜ歯にいいのかを紹介します。
魚はカルシウムが豊富で歯を丈夫にする以外にも、さまざまな良い影響があるので、ぜひ参考にしてみてください。
また、魚の種類による栄養素の違いも紹介していますので、食生活の参考にしてみましょう。

1.歯にいい食べ物の種類
カルシウムやビタミンAとCなどが多く含まれる食品は、一般的に「歯にいい」と言われています。
カルシウムやビタミン類が多く含まれる食品は以下の4項目です。
•海藻類
•魚介類
•乳製品
•緑黄色野菜
今回は、紹介したなかでも「魚」について詳しく説明していきます。
2.魚が歯にいい理由
魚にはカルシウムやビタミンA、ビタミンB6、ビタミンDなど歯にいい成分が多く入っています。
他にもタンパク質や、マグネシウム、リン、DHAなど全身の健康に欠かせない栄養素も豊富です。
次の項目では、なぜカルシウムやビタミン類が歯にいいのか説明します。
①カルシウム
カルシウムは、歯の表面にあるエナメル質の再石灰化で重要となります。
歯の栄養が不足し、エナメル質が溶け象牙質が露出すると、知覚過敏や虫歯、歯周病になりやすいです。
以上の症状を予防するのに重要な「再石灰化」を促すためには、カルシウムの摂取が欠かせません。
「再石灰化」とは溶けたエナメル質部分を自動的に修復し、強い歯に戻してくれる働きがあります。
口内の唾液に含まれるカルシウムで再石灰化ができるように、日頃からのカルシウムの摂取は重要です。
②ビタミン類
•ビタミンA
ビタミンAは、歯のエナメル質を作る効能があります。
エナメル質は歯の外側を覆っている部位です。
また、ビタミンAは抗酸化作用があり、各組織のタンパク質と結合し組織を保護しています。
歯の表面を覆うエナメル質を強化する性質があるため、虫歯予防にも効果があると言われています。
•ビタミンC
ビタミンCは、歯の象牙質をつくる栄養素の1つであり、カルシウムと同じく強い歯の基礎です。
歯周組織に含まれるタンパク質、コラーゲンの合成を促し、歯をささえる土台を整えてくれます。
コラーゲンにカルシウムが付着して歯が作られますが、コラーゲンの合成に必須の栄養素がビタミンCです。
歯周病の原因となる細菌は、コラーゲン繊維を分解し、歯茎を弱体化させます。
ビタミンCには、免疫力をあげる、炎症をおさえる、抗酸化作用もあり、歯周病原因菌の感染予防や炎症の改善に役立つ
•ビタミンD
ビタミンDは、骨にカルシウムが付着するのを助ける役割があり、強い骨や歯の形成を促します。
ビタミンDが足りないと、カルシウムを体内にうまく取り込めません。
カルシウムを多く取り入れたい場合は、ビタミンDが豊富に含まれている食物も同時に食べる必要があります。
3.身近な魚に含まれている栄養素
身近な魚に含まれている歯にいい栄養素を紹介します。
今回紹介するのは、以下の6つです。
•鮭
•さんま
•さば
•ししゃも
•マグロ
•たら
鮭やさんま、さばはビタミンDとカルシウムを多く含んでいます。
サバ缶などは、骨ごと食べるとカルシウムやビタミンDを効率的に摂取できます。
ししゃもは、カルシウムはもちろんですが、ビタミンAやリンも含まれています。
リンもカルシウムと同様に骨や歯の構成成分の1つです。
マグロはビタミンB6が豊富な魚です。
ビタミンB6は骨や歯茎の健康を維持する他に、口内炎を防ぐ効果も期待できます。
たらはビタミンAが豊富です。
ビタミンAは抗酸化作用や、歯茎などの粘膜の健康維持を促進する作用があり、虫歯菌や歯周病菌予防も期待できます。
<まとめ>魚を食べて歯の健康を維持しよう
魚は歯にいいと知っている方も多いと思いますが、今回の記事では魚の具体的な歯への効果や栄養素を紹介しました。
魚はカルシウムやビタミン類などが豊富で、歯にいい効果をもたらしてくれるでしょう。
また、魚の種類によって含まれている栄養素が違います。
今回の記事を参考に、さまざまな魚を食生活に取り入れて歯の健康につなげていきましょう。
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