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(体温が規定値以上に高い場合やマスクをつけていない場合には、音声案内させていただきます。)
 また、入室時、退出時には、備え付けの自動センサーのアルコール噴霧器にて、手指の消毒をお願いしております。
安心してご来院頂けるよう、皆様のご協力をお願いいたします。

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歯周病が関係している「バージャー病」とは?症状や治療法について解説!

こんにちは。白根歯科クリニック院長の白根和明です。

バージャー病」とは、聞き慣れない病名ですが、別名「閉塞性血栓血管炎」と呼ばれることもあります。

末梢血管が閉塞していく病気で、四肢の指先などに虚血状態を引き起こすものです。

特に20〜40代の喫煙する男性に好発すると言われており、歯周病と大きく関係していることが研究で明らかになってきました。

今回は、歯周病が関係している「バージャー病」の症状や治療法について詳しく解説していきます。

1.バージャー病とは?



11月分納品②.png


バージャー病とは、手足の動脈に炎症が生じて血管が細くなる、あるいは血の塊によって血栓ができ、血管が詰まってしまう病気のことです。

血栓により血管が塞がってしまうと、手足や指先に十分な血液が供給されず虚血状態に陥ってしまいます。

根本的な原因は解明されていませんが、30〜40代の男性に多く見られ、最近では女性の割合も増加。

喫煙が主な原因と考えられていますが、明確には分かっておらず、重症患者の多くから歯周病菌が発見されたことから、歯周病と大きく関係していると考えられています。

1-1.バージャー病の原因



血管に炎症を引き起こすバージャー病の原因は、はっきり分かっていません。

ただし、発症者の多くが喫煙者であることから、喫煙との関連性が指摘されています。

喫煙が大きな原因と考えられてきましたが、研究の結果、バージャー病を発症している患者さん全員が歯周病と診断され、患部の血管からは歯周病菌が発見されたことから、歯周病との関連が分かっています。

バージャー病の原因や悪化する要因として、歯周病菌が大きく関連していることが示されたのです。

1-2.バージャー病の症状



バージャー病の症状には、下記のようなものがあります。

• 手足や指先の冷えとしびれ
• 皮膚が白くなる
• 間欠性跛行(長時間歩くと痛みが出現し休むと痛みが治る症状を繰り返す)
• 重症化すると潰瘍ができる

指先などに十分な血液が供給されず、冷えとしびれの症状が見られるようになります。

また、血色が悪く皮膚が白くなったり、症状が悪化すると間欠性跛行と呼ばれる痛みが出現したり治ったりを繰り返す症状が出現。

そして、さらに重症化すると潰瘍ができ、最悪の場合は手足の先が壊死して切断が必要になるケースもあります。

1-3.バージャー病の治療方法


バージャー病の治療法は、まず第一に「禁煙」を行うことが挙げられます。

禁煙と薬物療法を行い、血液を固まりにくくする抗凝固薬や血管を広げる抗血小板薬、血管拡張薬などを投与。

重症化している場合は、閉塞している血管の前後をつなぎ合わせるバイパス手術なども行います。

ただし、血管が細くなりすぎてしまうバージャー病では、外科的な治療を行うことは難しいケースも多いです。

バージャー病と歯周病の関連性からも、禁煙と同時に歯周病治療を行うことを推奨しています。

<まとめ>日頃から歯周病予防に取り組もう



今回は、歯周病との関連性が判明した「バージャー病」についてご紹介しました。

バージャー病は、四肢の末端の血管を細くしたり、塞いでしまう病気です。

最悪の場合は、四肢の切断が必要になるケースもあるため、早期発見と予防が大切になります。

バージャー病の悪化の原因の要因として、歯周病が指摘されていることから、毎日のケアと定期的な歯科検診に取り組み、歯周病予防を行いましょう。




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歯がボロボロになった口腔崩壊(こうくうほうかい)とは?原因について解説!

こんにちは。白根歯科クリニックの白根です。

10本以上の虫歯があったり、治療していない歯が何本もある状態を「口腔崩壊」と言います。

もしかしたら、仕事が忙しいことを言い訳に受診せず、虫歯や歯周病を放置している方もいるかもしれません。

実は、口腔崩壊は子どもではなく、20代以降の大人に深刻に見られる状態なのです。

今回は、歯がボロボロになった口腔崩壊(こうくうほうかい)の原因について詳しく解説します。

1.若い人に増えている「口腔崩壊(こうくうほうかい)」とは



2020年11月納品分①.png

口腔崩壊(こうくうほうかい)とは、虫歯が10本以上あったり、歯の根しか残っていない、治療をしていない歯が何本もある状態のことを指します。

虫歯や歯周病を治療せず放置することで、歯が抜けたり、食べ物が食べにくくなるなど様々な症状を引き起こします。

1-1.20代以降はハイリスクになる


2016年に発表された厚生労働省のデータによると、虫歯を持つ人の割合の年次推移の結果は下記の通りです。

•10〜14歳:19.7%
•15〜19歳:47.1%
•20〜24歳:78.6%
•25〜34歳:90.2%
•35〜44歳:99.3%
•45〜54歳:99.5%

15歳以降になると学校の歯科検診がなくなるので、一気に虫歯の人が増えていることが分かります。

そして、20歳以降は70%以上に増加し、25歳以降は90%以上に増加。

20代以降は虫歯のリスクが高く、20代で口腔崩壊してしまう方も少なくありません。

20代以降の若年層の口腔崩壊リスクが上昇する理由としては、仕事が忙しいなどの理由で受診率が下がってしまうことも考えられます。

2.口腔崩壊の原因は経済的な理由も多い


先ほどは20代以降の口腔崩壊の原因について触れましたが、実は、経済的な理由も多いのです。

仕事が忙しくなり、受診する時間が作れないなどの理由以外に、歯医者に行くお金がなく、歯がボロボロになってしまい口腔崩壊を起こしてしまう方も少なくありません。

2-1.仕事が忙しくて受診や治療ができない



20代になると学生を卒業して、企業に就職して働く方が多いでしょう。

学生時代とは異なり、朝から夜まで働きっぱなしの日々が続き、生活習慣が乱れ、虫歯になっていることにも気づかない方も少なくありません。

虫歯の自覚があっても受診する時間がなく、そのまま放置してしまい口腔崩壊を引き起こすパターンもあるのです。

仕事に打ち込む姿勢は素晴らしいですが、健康を損なってしまっては元も子もありません。

2-2.経済的に治療費がなくて受診できない


持病があり就職できずアルバイト生活を続けている方や親の介護によって安定した収入を得られない方など、様々な事情の方がいます。

治療の必要性を理解していても経済的に厳しく治療できず、口腔崩壊してしまうケースも少なくありません。

そのまま放置してしまい、虫歯が進行して歯は抜け落ち、噛むことができず食事に支障をきたすこともあります。


2-3.大人だけでなく子どもの口腔崩壊も起きてる


ここまで20代以降の口腔崩壊について解説してきましたが、実は大人だけではありません。

子どもの口腔崩壊も深刻な問題になっており、その原因は「ネグレクト」や「貧困」です。

保護者が歯科受診を受けさせない、治療するお金がないなどの理由により、子どもの口腔崩壊も起きているのです。

<まとめ>20代以降は定期的に歯科検診を受けよう


今回は、歯がボロボロになる口腔崩壊について解説しました。

20代以降は虫歯の割合も高くなっているので、口腔崩壊のリスクも上昇します。

仕事やライフスタイルの変化により虫歯や歯周病を引き起こすリスクも上がるので、定期的に歯科受診されることがおすすめです。

参考データ:(平成28年 歯科疾患実態調査結果の概要 - 厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/62-28-02.pdf





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歯の磨きすぎは逆効果!注意したいオーバーブラッシングについて

こんにちは。白根歯科クリニック院長の白根です。

歯を磨いていたら歯茎から出血した」なんて経験がある方も多いのではないでしょうか?

歯を強く磨きすぎると歯茎が傷ついて出血してしまうこともあります。

また、歯ブラシで強く磨くことで歯茎に傷がつき、感染を起こしやすくなってしまう副作用もあるのです。

今回は、歯の磨きすぎであるオーバーブラッシングによって起こる症状について解説します。

1.オーバーブラッシングとは?



2020年10月分納品②(ダウンロードイラスト).png

オーバーブラッシングとは、歯磨きの時に力を入れすぎて磨くことです。

虫歯予防のために一生懸命歯磨きを頑張っている方もいると思いますが、力の入れすぎによって逆効果になることもあるのです。

強く磨けば綺麗になると思われがちですが、綺麗になるどころか悪影響を及ぼす可能性が高くなります。

1-1.歯を強く磨くと歯に悪影響を及ぼす可能性がある



歯を力強く磨くことにより、歯茎が傷付いて出血することもあります。

また、歯の表面を覆っているエナメル質がすり減ってしまい、象牙質が露出して知覚過敏になりやすくなることも。

虫歯予防のために一生懸命に磨いているつもりでも、知らない間に虫歯になりやすい環境を作ってしまっているのです。

2.歯を磨きすぎることで起こる症状



ここでは、歯の磨きすぎによって起こる症状について詳しく見ていきましょう。

2-1.歯茎に傷がついて痛くなる



歯ブラシで力を入れすぎて磨くことで歯茎に傷がついてしまいます。

歯茎が傷つくと痛みが生じたり、傷口から細菌が入り込み口内炎などの炎症を引き起こす原因になることも。

2-2.歯茎が後退して歯の根が出る



力を入れすぎて歯磨きをすることで、歯茎が後退して歯の根の部分が露出してしまう場合があります。

歯根は硬いエナメル質で覆われている歯とは異なり、柔らかいセメント質でできているので刺激に弱くすり減りやすくなっているのです。

歯根が見えかけている状態になると、冷たい水や食品を食べた時に歯がしみて痛みを感じる「知覚過敏」の症状が現れることもあります。

2-3.歯茎から出血する



強く磨きすぎることで歯茎から出血してしまうこともあります。

ただし、歯茎からの出血で考えられるのは、強く磨きすぎる以外に歯周病などの別の原因もあるのです。

健康な歯茎は強く磨いただけで出血することはないので、出血があった場合は歯茎に異常が発生している可能性が高いでしょう。

歯茎からの出血が続く場合は歯周病の可能性が高いので、早急に対応する必要があります。

3.歯の磨きすぎで痛み出た時は?



歯を強く磨きすぎて痛みが出た場合は、すぐに歯医者を受診しましょう。

すぐに受診できない場合は痛みを我慢せず、市販の鎮痛薬を内服して対応してください。

歯茎の痛みを放置することで炎症が悪化してしまう可能性があるので、痛みを感じたら早く歯医者を受診してください。

4.歯茎を傷つけない正しい歯磨きの方法



歯茎を傷つけない歯磨きケアを行うためには、毛先の柔らかい歯ブラシを使うことがポイントです。

毛先の硬い歯ブラシで強く磨きすぎると歯と歯茎を傷つけてしまう可能性が高くなります。

また、歯磨きの頻度は最低1日2回であり、何度も磨けば良いというわけではありません。

正しい方法で磨かなければ虫歯予防にはつながりません。

そして、ブラッシングする時は力を入れすぎず、優しく磨くようにしてください。

<まとめ>歯の健康をキープするためには定期検診が大切


今回は、歯の磨きすぎであるオーバーブラッシングによる影響について解説しました。

間違った磨き方を続けてしまうと、虫歯ができやすい環境を作ってしまうこともあるので、虫歯を予防するためにも正しいブラッシング方法を身につけ、歯の健康を維持しましょう。

歯の健康をキープするためには、定期検診を受診して歯の状態を知ることが大切です。




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