歯のぐらつきは治る?歯がグラグラする原因と対処法
こんにちは。金沢市の歯医者、白根歯科クリニック院長の白根です。
「歯がグラグラ動くので抜けてしまうのでは?」と心配になる方もいるでしょう。
歯がグラグラと動く原因で最も多いものは「歯周病」です。
歯周病になると顎の骨が溶けてしまうため、歯がグラグラと動く状態になってしまいます。
今回は、歯がグラグラする原因と対処法について詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
「指や舌で歯を押すとグラグラする」などの症状を経験したことがある方もいるかもしれません。
歯がグラグラする原因の多くは歯周病によるものですが、それだけではありません。
まずは、歯がグラグラする原因と対処法について見ていきましょう。
歯のぐらつきの原因で最も多いのが「歯周病」によるものです。
歯周病とは、口腔内に溜まったプラーク(歯垢)内に生息する歯周病菌によって、歯茎や顎の骨など歯周組織に炎症が起こる感染症。
歯周病を放置すると顎の骨まで炎症が広がり、歯を支える土台が溶かされることで、歯を支えきれなくなりグラグラするのです。
歯周病が原因の場合は、放置せずに適切な治療を受けることが必要になります。
歯の咬み合わせの悪さが原因で歯がグラつく事があります。
乱れた咬み合わせにより、偏った力が加わることでグラつきの原因になることもあります。
また、咬み合わせの悪さが原因で歯周病になってしまったり、症状を悪化させてしまうこともあり、ダメージを受けた歯に圧力がかかることで、顎の骨が支えきれなくなり、歯がグラグラと揺れるのです。
1-3.一部の歯に偏った力がかかっている
歯並びや歯の欠損、歯ぎしりなどにより、一部の歯に偏った力が加わっていると、歯のクッションになっている歯根膜にダメージが加わり歯がグラつく事があります。
パソコンやスマートフォンを操作しているときに無意識に上下の歯が強く当たっていたり、噛み締めていたりすることもあるので、歯を揺さぶる原因になっていることもあります。
歯の根元にヒビが入り割れていると、歯は自立できなくなりグラグラするようになります。
重度の虫歯や神経を取り除いた歯、歯ぎしりや外傷、食いしばりが原因になることもあります。
虫歯が深くなったり、不完全な根の治療などから歯根に膿が貯まると、歯がグラグラし始めます。
歯根の先に膿が溜まっている状態を根尖性歯周炎と呼び、進行すると溜まった膿が歯肉や皮膚にあなができ、そこから外へ出てくる事があります。
スポーツや転倒など事故で口元を強く打撲すると、歯の根元からグラグラする事があります。
健康な状態であっても多少のグラつきがあります。
これは、歯と顎の骨との間に「歯根膜」と呼ばれる組織があり、これが噛んだ時の衝撃を和らげるクッションの役割を果たしています。
このクッションの役割により健康な歯の状態でも力を加えると多少はグラつくのです。
生理的動揺と呼ばれるのは0.2mm以下のグラつきであり、それ以上の範囲でグラつく場合はトラブルが隠されている可能性があります。
歯周病が原因で歯がグラつている場合は、早期に治療が必要になります。
歯のグラつきと歯周病の進行度は次の通りです。
•ほとんど動かない:基本的には健康な状態ですが、歯周病が潜んでいる可能性があります
•歯が前後に動く:歯周病の初期である可能性が高いです
•歯が前後左右に動く:中等度まで進行した歯周病である可能性が高いです
•歯が前後左右上下に動く:重度の歯周病である可能性が高いです
歯が大きくグラグラする場合は、食事の際にも不自由が出るようになり、痛みなどの症状も発生します。
歯周病が原因で歯がぐらついてる場合は、放置してしまうと最悪の場合「抜歯」が必要になることもあります。
今回は、歯がグラグラする原因と対処法についてご紹介しました。
歯がグラグラする原因は歯周病によるものが多く、最悪の場合は歯が抜けてしまうこともあります。
歯のグラつきや違和感などの症状がある場合は、すぐに歯科医院を受診しましょう。
早期に最適な治療を受けることで、歯が抜けてしまうのを避けることにもつながります。
石川県金沢市の歯医者「白根歯科クリニック」の公式ホームページです。
http://care4618.com
「歯がグラグラ動くので抜けてしまうのでは?」と心配になる方もいるでしょう。
歯がグラグラと動く原因で最も多いものは「歯周病」です。
歯周病になると顎の骨が溶けてしまうため、歯がグラグラと動く状態になってしまいます。
今回は、歯がグラグラする原因と対処法について詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
1.歯がグラグラする原因と対処法は?
「指や舌で歯を押すとグラグラする」などの症状を経験したことがある方もいるかもしれません。
歯がグラグラする原因の多くは歯周病によるものですが、それだけではありません。
まずは、歯がグラグラする原因と対処法について見ていきましょう。
1-1.歯周病が進行してグラついている
歯のぐらつきの原因で最も多いのが「歯周病」によるものです。
歯周病とは、口腔内に溜まったプラーク(歯垢)内に生息する歯周病菌によって、歯茎や顎の骨など歯周組織に炎症が起こる感染症。
歯周病を放置すると顎の骨まで炎症が広がり、歯を支える土台が溶かされることで、歯を支えきれなくなりグラグラするのです。
歯周病が原因の場合は、放置せずに適切な治療を受けることが必要になります。
1-2.咬み合わせの悪さが原因になっている
歯の咬み合わせの悪さが原因で歯がグラつく事があります。
乱れた咬み合わせにより、偏った力が加わることでグラつきの原因になることもあります。
また、咬み合わせの悪さが原因で歯周病になってしまったり、症状を悪化させてしまうこともあり、ダメージを受けた歯に圧力がかかることで、顎の骨が支えきれなくなり、歯がグラグラと揺れるのです。
1-3.一部の歯に偏った力がかかっている
歯並びや歯の欠損、歯ぎしりなどにより、一部の歯に偏った力が加わっていると、歯のクッションになっている歯根膜にダメージが加わり歯がグラつく事があります。
パソコンやスマートフォンを操作しているときに無意識に上下の歯が強く当たっていたり、噛み締めていたりすることもあるので、歯を揺さぶる原因になっていることもあります。
1-4.歯根が割れている
歯の根元にヒビが入り割れていると、歯は自立できなくなりグラグラするようになります。
重度の虫歯や神経を取り除いた歯、歯ぎしりや外傷、食いしばりが原因になることもあります。
1-5.歯根の先に膿が溜まっている
虫歯が深くなったり、不完全な根の治療などから歯根に膿が貯まると、歯がグラグラし始めます。
歯根の先に膿が溜まっている状態を根尖性歯周炎と呼び、進行すると溜まった膿が歯肉や皮膚にあなができ、そこから外へ出てくる事があります。
1-6.事故で歯を強くぶつけた
スポーツや転倒など事故で口元を強く打撲すると、歯の根元からグラグラする事があります。
1-7.生理的動揺
健康な状態であっても多少のグラつきがあります。
これは、歯と顎の骨との間に「歯根膜」と呼ばれる組織があり、これが噛んだ時の衝撃を和らげるクッションの役割を果たしています。
このクッションの役割により健康な歯の状態でも力を加えると多少はグラつくのです。
生理的動揺と呼ばれるのは0.2mm以下のグラつきであり、それ以上の範囲でグラつく場合はトラブルが隠されている可能性があります。
2.歯周病が原因の場合は早期治療が必要
歯周病が原因で歯がグラつている場合は、早期に治療が必要になります。
歯のグラつきと歯周病の進行度は次の通りです。
•ほとんど動かない:基本的には健康な状態ですが、歯周病が潜んでいる可能性があります
•歯が前後に動く:歯周病の初期である可能性が高いです
•歯が前後左右に動く:中等度まで進行した歯周病である可能性が高いです
•歯が前後左右上下に動く:重度の歯周病である可能性が高いです
歯が大きくグラグラする場合は、食事の際にも不自由が出るようになり、痛みなどの症状も発生します。
歯周病が原因で歯がぐらついてる場合は、放置してしまうと最悪の場合「抜歯」が必要になることもあります。
<まとめ>ぐらつきや症状に心当たりがある場合はすぐに受診しよう
今回は、歯がグラグラする原因と対処法についてご紹介しました。
歯がグラグラする原因は歯周病によるものが多く、最悪の場合は歯が抜けてしまうこともあります。
歯のグラつきや違和感などの症状がある場合は、すぐに歯科医院を受診しましょう。
早期に最適な治療を受けることで、歯が抜けてしまうのを避けることにもつながります。
石川県金沢市の歯医者「白根歯科クリニック」の公式ホームページです。
http://care4618.com