石川県金沢市「白根歯科クリニック」公式ブログ

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歯の健康に効果的なコラーゲン食品の選び方

こんにちは。金沢市で開業しております、白根歯科クリニック院長の白根和明です。

歯の健康を維持するためには、日々の食事にも注意が必要です。

特に、コラーゲンは歯茎を構成する大切な要素の一つであり、歯と歯茎、歯槽骨を結びつける役割も果たしています。

この記事では、コラーゲンの基本から歯の健康への影響、そして歯の健康を保つために効果的なコラーゲン食品の選び方について詳しく解説します。

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1.コラーゲンとは?



コラーゲンは人間の体を作るタンパク質の一種で、皮膚、骨、歯などの結合組織に豊富に含まれる重要な成分です。

人体のタンパク質全体の約30%を占めており、人間の皮膚や血管、骨など全身に広く存在しています。

歯の主成分の一つでもあり、口腔内の健康維持に欠かせません。

コラーゲンと歯の健康について、次の項目で詳しくお伝えします。

参考:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-011.html

2.コラーゲンと歯の健康



コラーゲンは歯と歯茎、歯を支える骨である歯槽骨を結びつける役割を果たしています。

「歯茎が下がってきた」「歯茎が痩せたかも」などの症状に心当たりのある方は、コラーゲンが不足しているかもしれません。

また、歯周病菌はコラーゲン組織を破壊するため、病状が進行すると歯がグラグラして最終的には抜け落ちてしまいます。

健康な歯を維持するためには、コラーゲンを摂取することが大切です。

3.歯の健康を保つコラーゲンを多く含む食品の選び方


健康的な歯を維持するためには、コラーゲンを多く含む食品を意識して取り入れましょう。

また、コラーゲンは単体ではなくビタミンCと合わせて摂取することで、効果的に歯茎などの歯周組織で生成されます。

ここでは、コラーゲンが多く含まれる食品をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

鶏肉

鶏肉の皮や軟骨にはコラーゲンが豊富に含まれています。

特に手羽先・手羽中・手羽元である手羽に多く存在しており、ビタミンAも豊富に含まれているのが特徴です。

スープなどの調理法を用いることで、コラーゲンが柔らかくなり、摂取しやすくなるでしょう。

魚介類

魚の皮や骨、軟骨には多くのコラーゲンが含まれています。

コラーゲンの含有量は魚の種類によって異なりますが、特にサバなどは他の魚よりもコラーゲンが豊富です。

気軽に取り入れるなら皮も骨も食べられる「サバ缶」などもおすすめ。

サプリメントの利用

手軽にコラーゲンを摂取するならサプリメントも方法の一つです。

サプリメントの中には、ビタミンCなどの他の栄養素も配合されているものもあり、コラーゲンの吸収や効果を高めることが期待されます。

ただし、健康状態によってサプリメントの選択も異なるため、医師に相談しながら選択することが大切です。

<まとめ>コラーゲンを摂取して歯の健康を維持しよう



歯の健康を維持するためには、コラーゲンの摂取など日々の食事にも注意が必要です。

特に、コラーゲンは歯茎を構成する大切な要素の一つであり、歯と歯茎、歯槽骨を結びつける役割も果たしています。

歯の健康を維持するためにもコラーゲンを取り入れた食事を心がけましょう。





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食物繊維がもたらす口腔内環境の改善とその効果とは?

こんにちは。金沢市で開業しています白根歯科クリニック院長の白根和明です。

腸内環境を改善してくれる「食物繊維」ですが、実はお口の健康維持にも効果的です。

食物繊維を摂取することで、虫歯や歯周病予防にも繋がります

今回は、食物繊維がどのように口内環境を改善し、歯の健康促進につながるのかを深掘りしていきましょう。

日常の食事に意識して取り入れることで、歯の健康維持に繋がりますよ!

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1.食物繊維とは


食物繊維とは、食べ物に含まれ「人の消化酵素で消化できない物質」です。

腸の健康を促進し、正常な腸内環境を維持する「整腸作用」などが注目され、第6の栄養素とも呼ばれています。

食物繊維には、主に水に溶けない「不溶性食物繊維」と水に溶ける「水溶性食物繊維」に分類。

厚生労働省策定の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、1日あたりの「目標量」は、18~64歳で男性21g以上、女性18g以上となっています。

現在の多くの日本人には不足気味の栄養素なので、1日あたりプラス3〜4gを目標に摂取することが勧められる栄養素です。

2.食物繊維がもたらす歯の健康


食物繊維は次のような効果をもたらします。

歯の表面の汚れを落とす
唾液の分泌を促進する
口臭を予防する

食物繊維に含まれる繊維質を噛むことで、歯の表面に付着した食べカスや歯垢を清掃してくれます。

また、よく噛むことで唾液の分泌が促進され、口腔内を中和して、虫歯を予防にも。

さらに、食物繊維が腸内環境を整えることで、口臭を予防する働きもあります。

3.食物繊維が多く含まれる食品


食物繊維は主に果物、野菜、穀物に含まれており、日常生活でも摂取しやすい食品も多いでしょう。

ここでは、食物繊維が多く含まれる食品をピックアップしてご紹介します。

野菜
食物繊維が多く含まれる野菜は下記の通りです。(可食部100gあたりの食物繊維総量)

・切り干し大根(21.3g)
・しそ(7.3g)
・モロヘイヤ (5.9g)
・ごぼう(5.7g)
・ブロッコリー(5.1g)


穀物
食物繊維が多く含まれる穀物は下記の通りです。(可食部100gあたりの食物繊維総量)

・ライ麦パン(5.6g)
・角型食パン(2.2g)
・水稲めし 発芽玄米(1.8g)
・蒸し中華麺(1.7g)
・マカロニ・スパゲッティ ゆで(1.7g)


豆類
食物繊維が多く含まれる豆類は下記の通りです。(可食部100gあたりの食物繊維総量)

・いんげんまめ ゆで(13.6g)
・あずき ゆで(12.1g)
・大豆 おから 生(11.5g)
・大豆 糸引き 納豆(6.7g)
・大豆 全粒 国産黄大豆 ゆで(6.6g)

参考:健康長寿ネットhttps://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/shokumotsu-seni.html

その他、りんごやキウイなど果物にも多く含まれていますので、これらの食品をバランスよく摂取することで、歯の健康促進につながります。

<まとめ>食物繊維を取り入れて健康な歯を維持しよう


今回は、「食物繊維がどのように口内環境を改善し、歯の健康促進につながるのか」についてご紹介しました。

食物繊維は歯の健康だけでなく、腸内環境を整えるなど、全身の健康に大きく関わっている食品です。

日常生活で取り入れやすい食品も多いので、食生活を工夫しながら歯の健康を維持しましょう。

参考:厚生労働省 e-ヘルスネットhttps://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-001.html
参考:文部科学省日本食品標準成分表 2020年版(八訂)https://www.mext.go.jp/content/20201225-mxt_kagsei-mext_01110_011.pdf


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