健康な歯の特徴とは?歯の役割と構造の基本知識について
こんにちは。白根歯科クリニック院長の白根和明です。
毎日、何気なく食事をして歯を磨いているという人も多いかもしれません。
普段はあまり意識することが少ないですが、「歯」は食事以外にも様々な役割を果たしています。
最近では研究が進み、歯の疾患が全身の病気につながることが解明されてきました。
歯の健康維持のために8020運動を実施するなど、国を挙げて健康維持に取り組んでいます。
今回は、健康な歯の特徴や役割、歯の基本知識についてお伝えします。
歯の役割は、食べ物を噛み砕くだけではありません。
歯には、次のような役割があるのです。
•発音を助ける
•顔の形を整える
•スポーツで歯を食いしばる
歯を使って食べ物をしっかり噛み砕くことで、消化を助け、肥満の予防や味覚の発達にもつながります。
また、歯がしっかりあることで、顔の形を整え、笑顔など表情を作ることにも関わっているのです。
1-1.歯がなくなることで起こる弊害
歯が1本でも抜けてなくなってしまうと、様々な弊害が生じます。
食べ物を噛み砕く役割がある奥歯がなくなってしまうと、しっかり噛むことが出来ず、消化器官に負担がかかり、栄養の吸収不足が起こります。
また、前歯が抜けると発音がしにくくなったり、顔の表情が老けて見えることにもつながるでしょう。
ここでは、歯の種類や構造についての基本的な知識について紹介します。
2-1.成人の歯は28本が基本
成人の歯は28本が基本の本数になります。
親知らずと呼ばれる一番奥の歯を合わせると合計32本。
最近では親知らずが生えない人も見られます。
子どもの乳歯は全部で20本です。
成長とともに顎も発達し、6歳から12歳にかけて乳歯から永久歯へと生え変わります。
歯の表面のエナメル質は体の中で一番硬い組織です。
•エナメル質
•象牙質
•セメント質
歯は上記から成り立っており、歯の中心部分には歯髄と呼ばれる神経が入っている部分があります。
健康的な歯は、「虫歯がない」だけではありません。
歯がなくなってしまう原因は、虫歯だけではなく「歯周病」も挙げられます。
健康な歯肉の特徴としては、次の通りです。
•歯肉の色:薄いピンク色
•歯肉が引き締まっている
•ブラッシングで出血しない
•歯と歯の間に歯肉が入り込み弾力がある
虫歯の有無だけでなく、歯肉の健康にも注意する必要があります。
高齢者の方の中には、自分の歯が残っていない方も少なくありません。
歯は加齢の影響でなくなるとお考えの方もいるかもしれませんが、歯がなくなる原因としては「虫歯」や「歯周病」が挙げられます。
平成28年度に厚生労働省が実施した歯科疾患実態調査では、1人当たりが平均して歯を損失する本数としては、70歳以上になると10本以上となっています。
また、20本以上歯を有する人の割合の調査では、80歳以上が44%と年々増えてはいるものの、20本を下回っている人が多いことが現状です。
歯がなくなる原因として多いものは虫歯と歯周病であり、若いうちから予防やケアをしっかり行うことが大切になります。
参考:厚生労働省 平成28年 歯科疾患実態調査結果の概要
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/62-28-02.pdf
<まとめ>健康な歯を維持するために
今回は、健康な歯の特徴や役割、歯の基本知識についてお伝えしました。
歯がなくなる原因としては虫歯や歯周病によるものが多いため、若い間から定期的にメンテナンスを行うことが大切です。
日々の努力が未来の歯の健康につながります。
金沢市にある「白根歯科クリニック」の公式ホームページです。
http://care4618.com
毎日、何気なく食事をして歯を磨いているという人も多いかもしれません。
普段はあまり意識することが少ないですが、「歯」は食事以外にも様々な役割を果たしています。
最近では研究が進み、歯の疾患が全身の病気につながることが解明されてきました。
歯の健康維持のために8020運動を実施するなど、国を挙げて健康維持に取り組んでいます。
今回は、健康な歯の特徴や役割、歯の基本知識についてお伝えします。
1.歯の役割とは?
歯の役割は、食べ物を噛み砕くだけではありません。
歯には、次のような役割があるのです。
•発音を助ける
•顔の形を整える
•スポーツで歯を食いしばる
歯を使って食べ物をしっかり噛み砕くことで、消化を助け、肥満の予防や味覚の発達にもつながります。
また、歯がしっかりあることで、顔の形を整え、笑顔など表情を作ることにも関わっているのです。
1-1.歯がなくなることで起こる弊害
歯が1本でも抜けてなくなってしまうと、様々な弊害が生じます。
食べ物を噛み砕く役割がある奥歯がなくなってしまうと、しっかり噛むことが出来ず、消化器官に負担がかかり、栄養の吸収不足が起こります。
また、前歯が抜けると発音がしにくくなったり、顔の表情が老けて見えることにもつながるでしょう。
2.歯の種類と構造
ここでは、歯の種類や構造についての基本的な知識について紹介します。
2-1.成人の歯は28本が基本
成人の歯は28本が基本の本数になります。
親知らずと呼ばれる一番奥の歯を合わせると合計32本。
最近では親知らずが生えない人も見られます。
2-2.子どもの乳歯は全部で20本
子どもの乳歯は全部で20本です。
成長とともに顎も発達し、6歳から12歳にかけて乳歯から永久歯へと生え変わります。
2-3.歯の構造
歯の表面のエナメル質は体の中で一番硬い組織です。
•エナメル質
•象牙質
•セメント質
歯は上記から成り立っており、歯の中心部分には歯髄と呼ばれる神経が入っている部分があります。
2-4.健康な歯の特徴
健康的な歯は、「虫歯がない」だけではありません。
歯がなくなってしまう原因は、虫歯だけではなく「歯周病」も挙げられます。
健康な歯肉の特徴としては、次の通りです。
•歯肉の色:薄いピンク色
•歯肉が引き締まっている
•ブラッシングで出血しない
•歯と歯の間に歯肉が入り込み弾力がある
虫歯の有無だけでなく、歯肉の健康にも注意する必要があります。
3.歯がなくなってしまう主な原因とは?
高齢者の方の中には、自分の歯が残っていない方も少なくありません。
歯は加齢の影響でなくなるとお考えの方もいるかもしれませんが、歯がなくなる原因としては「虫歯」や「歯周病」が挙げられます。
3-1.歯がなくなる原因は「虫歯・歯周病」
平成28年度に厚生労働省が実施した歯科疾患実態調査では、1人当たりが平均して歯を損失する本数としては、70歳以上になると10本以上となっています。
また、20本以上歯を有する人の割合の調査では、80歳以上が44%と年々増えてはいるものの、20本を下回っている人が多いことが現状です。
歯がなくなる原因として多いものは虫歯と歯周病であり、若いうちから予防やケアをしっかり行うことが大切になります。
参考:厚生労働省 平成28年 歯科疾患実態調査結果の概要
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/62-28-02.pdf
<まとめ>健康な歯を維持するために
今回は、健康な歯の特徴や役割、歯の基本知識についてお伝えしました。
歯がなくなる原因としては虫歯や歯周病によるものが多いため、若い間から定期的にメンテナンスを行うことが大切です。
日々の努力が未来の歯の健康につながります。
金沢市にある「白根歯科クリニック」の公式ホームページです。
http://care4618.com