骨粗鬆症(こつそしょうしょう)が歯周病の進行を加速させる!骨粗鬆症と歯周病の関係
こんにちは。白根歯科クリニック院長の白根和明です。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、骨の病気であり高齢者の方に多く見られます。
特に、60歳以降の女性が骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を発症する割合が多く、患者数は増加し続けている状況です。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)が発症する原因には、加齢などの様々な要因がありますが、その中でも「歯周病」との関係が指摘されています。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)になると歯周病の進行を加速させると言われており、歯周病を予防することが大切です。
今回は、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)と歯周病の関係について、詳しくお伝えします。
1.骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の患者数は1,300万人を超える
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、閉経後の女性に多く見られる病気の一つです。
骨粗鬆学会のデータによると、患者数は1,300万人を超えると言われています。
男女差としては、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の有患率は男性よりも女性の方が圧倒的に多いですが、男性もかかる病気です。
1-1.超高齢化により患者数は増加
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は加齢などの影響により、高齢者に多く見られます。
超高齢化により骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の患者数は年々増加し、骨折などの合併症も増えているのが現状です。
骨折が原因で生活に支障が出ることも考えられるため、最近では予防薬を投与して治療を行うこともあります。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは、全身の骨の強度が低下し、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気のことです。
骨の中身がスカスカな状態になってしまい、くしゃみをしただけで骨折をしてしまうようになります。
2-1.骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の原因
骨粗鬆症の原因としては、加齢などの原発性のものや、薬の影響などによる続発性の2つに分類されます。
・原発性骨粗鬆症
原発性骨粗鬆症の原因は、次の通りです。
•加齢
•閉経による女性ホルモンの低下
•妊娠後骨粗鬆症
•若年性骨粗鬆症
・続発性骨粗鬆症
続発性骨粗鬆症の原因は、次の通りです。
•内分泌性疾患や生活習慣病
•ステロイド薬の長期服用
•栄養不足
など
2-3.骨粗鬆症(こつそしょうしょう)によって骨折しやすい部位
骨粗鬆症によって骨折しやすい部位としては、下記のものが挙げられます。
•背骨(脊椎椎体)
•足の付け根(大腿骨)
•手首(橈骨)
•腕の付け根(上腕骨)
特に背骨は体の重みによって押しつぶされてしまう、「圧迫骨折」を起こすことが特徴です。
大腿骨は尻餅をついた衝撃で折れてしまうことも多く見られます。
骨粗鬆症の治療としては、骨折を防ぐことや治療薬を使用する方法があります。
治療薬には、骨の形成を促進する作用のものや骨吸収を抑制する作用があるものなど、患者さんの症状に合わせて選択されます。
治療薬には注意点などもあるので、医師や薬剤師の指示の内容をよく確認することが大切です。
3.歯周病が骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を加速させるのはなぜ?
骨粗鬆症という病気が分かったところで、歯周病との関係についてご説明します。
骨粗鬆症の中でも歯周病と深い関係があるものとして、「閉経後骨粗鬆症」があります。
閉経後に発症する骨粗鬆症であり、女性ホルモンと大きく関係しています。
閉経すると卵巣機能が低下することにより、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が低下します。
エストロゲンは、骨を丈夫する作用がありますが、エストロゲンが低下してしまうと全身の骨がもろくなるとともに、歯を支える歯槽骨も弱くなります。
歯槽骨がもろくなることで、歯周ポケットの中では炎症を引き起こす物質が作られ、歯周病が加速すると考えられてるのです。
閉経後の女性は、骨粗鬆症になりやすい状態であり、同時に歯周病が悪化しやすい環境であることが言えます。
骨粗鬆症は高齢者に多く見られる病気ですが、他人事ではありません。
骨粗鬆症から歯周病が悪化することも考えられるため、普段からしっかり予防することが大切です。
歯科医院で定期的にメンテナンスを行うことで、しっかり予防&早期治療ができます。
歯の健康は全身の健康にも関わるので、早めに取り組むことをオススメします。
石川県金沢市の歯医者「白根歯科クリニック」の公式ホームページです。
http://care4618.com
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、骨の病気であり高齢者の方に多く見られます。
特に、60歳以降の女性が骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を発症する割合が多く、患者数は増加し続けている状況です。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)が発症する原因には、加齢などの様々な要因がありますが、その中でも「歯周病」との関係が指摘されています。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)になると歯周病の進行を加速させると言われており、歯周病を予防することが大切です。
今回は、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)と歯周病の関係について、詳しくお伝えします。
1.骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の患者数は1,300万人を超える
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、閉経後の女性に多く見られる病気の一つです。
骨粗鬆学会のデータによると、患者数は1,300万人を超えると言われています。
男女差としては、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の有患率は男性よりも女性の方が圧倒的に多いですが、男性もかかる病気です。
1-1.超高齢化により患者数は増加
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は加齢などの影響により、高齢者に多く見られます。
超高齢化により骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の患者数は年々増加し、骨折などの合併症も増えているのが現状です。
骨折が原因で生活に支障が出ることも考えられるため、最近では予防薬を投与して治療を行うこともあります。
2.骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは?
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは、全身の骨の強度が低下し、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気のことです。
骨の中身がスカスカな状態になってしまい、くしゃみをしただけで骨折をしてしまうようになります。
2-1.骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の原因
骨粗鬆症の原因としては、加齢などの原発性のものや、薬の影響などによる続発性の2つに分類されます。
・原発性骨粗鬆症
原発性骨粗鬆症の原因は、次の通りです。
•加齢
•閉経による女性ホルモンの低下
•妊娠後骨粗鬆症
•若年性骨粗鬆症
・続発性骨粗鬆症
続発性骨粗鬆症の原因は、次の通りです。
•内分泌性疾患や生活習慣病
•ステロイド薬の長期服用
•栄養不足
など
2-3.骨粗鬆症(こつそしょうしょう)によって骨折しやすい部位
骨粗鬆症によって骨折しやすい部位としては、下記のものが挙げられます。
•背骨(脊椎椎体)
•足の付け根(大腿骨)
•手首(橈骨)
•腕の付け根(上腕骨)
特に背骨は体の重みによって押しつぶされてしまう、「圧迫骨折」を起こすことが特徴です。
大腿骨は尻餅をついた衝撃で折れてしまうことも多く見られます。
2-4.骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の治療方法
骨粗鬆症の治療としては、骨折を防ぐことや治療薬を使用する方法があります。
治療薬には、骨の形成を促進する作用のものや骨吸収を抑制する作用があるものなど、患者さんの症状に合わせて選択されます。
治療薬には注意点などもあるので、医師や薬剤師の指示の内容をよく確認することが大切です。
3.歯周病が骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を加速させるのはなぜ?
骨粗鬆症という病気が分かったところで、歯周病との関係についてご説明します。
骨粗鬆症の中でも歯周病と深い関係があるものとして、「閉経後骨粗鬆症」があります。
閉経後に発症する骨粗鬆症であり、女性ホルモンと大きく関係しています。
3-1.女性ホルモンと深い関係がある
閉経すると卵巣機能が低下することにより、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が低下します。
エストロゲンは、骨を丈夫する作用がありますが、エストロゲンが低下してしまうと全身の骨がもろくなるとともに、歯を支える歯槽骨も弱くなります。
歯槽骨がもろくなることで、歯周ポケットの中では炎症を引き起こす物質が作られ、歯周病が加速すると考えられてるのです。
閉経後の女性は、骨粗鬆症になりやすい状態であり、同時に歯周病が悪化しやすい環境であることが言えます。
<まとめ>閉経後に起こる歯周病を予防するために
骨粗鬆症は高齢者に多く見られる病気ですが、他人事ではありません。
骨粗鬆症から歯周病が悪化することも考えられるため、普段からしっかり予防することが大切です。
歯科医院で定期的にメンテナンスを行うことで、しっかり予防&早期治療ができます。
歯の健康は全身の健康にも関わるので、早めに取り組むことをオススメします。
石川県金沢市の歯医者「白根歯科クリニック」の公式ホームページです。
http://care4618.com