カンジダ菌について
こんにちは。院長の白根です。
今回はカンジダ菌についてお話させていただきたいと思います。
そもそもカンジダ菌は、通常でも常にいる菌のひとつです。それが、体の抵抗力が落ちたり、不潔な状態にしていると、カンジダ菌が増殖して様々な悪さをしてきます。

悪さをすると、口の中で代表的な症状としては、舌がヒリヒリする、痛い、口内炎がよくできる、味が分からなくなった、口臭がする、などがあります。これらの症状があるからといって必ずカンジダ菌によるものとは限りませんが、かなりの頻度であてはまります。

舌を見ると、上の写真のように表面が白かったり、または、赤色だったり、白色と赤色のまだら模様だったりと様々なパターンがみられます。
また、カンジダ菌がいると、一定の確率で胃にピロリ菌が存在していることもわかってきています。菌の大きさはカンジダ菌のほうがピロリ菌より大きく、カンジダ菌がピロリ菌を食べて、カンジダ菌の中にピロリ菌が入っている状態となり、胃のピロリ菌の除菌をしても、一定の割合で除菌失敗に終わるケースがあるのも、これが原因の一つと考えられます。胃のピロリ菌の除菌と共に口の中のカンジダ菌の除菌も行うと、効果が上がります。
次回は、口腔カンジダ症の治療法についてお話したいと思います。


今回はカンジダ菌についてお話させていただきたいと思います。
そもそもカンジダ菌は、通常でも常にいる菌のひとつです。それが、体の抵抗力が落ちたり、不潔な状態にしていると、カンジダ菌が増殖して様々な悪さをしてきます。

悪さをすると、口の中で代表的な症状としては、舌がヒリヒリする、痛い、口内炎がよくできる、味が分からなくなった、口臭がする、などがあります。これらの症状があるからといって必ずカンジダ菌によるものとは限りませんが、かなりの頻度であてはまります。

舌を見ると、上の写真のように表面が白かったり、または、赤色だったり、白色と赤色のまだら模様だったりと様々なパターンがみられます。
また、カンジダ菌がいると、一定の確率で胃にピロリ菌が存在していることもわかってきています。菌の大きさはカンジダ菌のほうがピロリ菌より大きく、カンジダ菌がピロリ菌を食べて、カンジダ菌の中にピロリ菌が入っている状態となり、胃のピロリ菌の除菌をしても、一定の割合で除菌失敗に終わるケースがあるのも、これが原因の一つと考えられます。胃のピロリ菌の除菌と共に口の中のカンジダ菌の除菌も行うと、効果が上がります。
次回は、口腔カンジダ症の治療法についてお話したいと思います。

