Metal Allergy
金属アレルギーについて
歯科金属がアレルギーを引き起こす原因に
歯科治療で使用される金属がアレルギーの原因となり、
お口の中や体に異常な反応を起こすことがあります。
金属は唾液によって腐食し、金属イオンという小さな物質となり流出します。
この金属イオンが体の免疫細胞と過剰反応し、金属アレルギーを発症させます。
唾液によって金属が腐食し溶け出す

体に良くない金属イオンが流出

体の免疫反応として金属アレルギー発症の恐れ
金属アレルギーの症状
歯科金属が原因で症状が出る場合、
「口の中にあらわれる症状」と「全身にあらわれる症状」の2種類に大きく分けることができます。
口の中 |
金属に直接触れる口の中に出る症状です。 例)口内炎、口角炎、口唇炎、舌炎、舌痛症、口腔扁平苔癬(写真-1,2参照) |
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全身 |
金属に直接触れる場所ではなく、金属イオンが血流にのって全身をめぐり、 例)・掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう 写真-3参照)、湿疹、じんましん、扁平苔癬などの皮膚症状 |