石川県金沢市「白根歯科クリニック」公式ブログ

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歯周病予防にビタミンKが効果的!その理由とは?

こんにちは。石川県金沢市で開業しております白根歯科クリニック院長の白根です。
歯周病は、歯を支える歯茎や骨が炎症を起こす病気で、悪化すると歯が抜ける原因にもなります。
厚生労働省が発表しているデータによれば、全体の約50%の人が歯周病に罹患しており、高齢になるにつれて増加傾向にあります。
成人の多くが何らかの形で歯周病にかかっており、適切な予防が重要です。
この記事では、ビタミンKがどのように歯周病予防に役立つのか、その理由について詳しく解説します。

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1. 歯周病とは何か?


歯周病は、歯の周りの組織に炎症を引き起こす感染症です。
初期段階の歯肉炎は、歯茎が赤く腫れ、出血しやすくなる状態です。
進行すると、歯周炎となり、歯を支える骨が破壊され、歯が動揺し、最終的には抜け落ちることもあります。
歯周病の主な原因は、歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌の塊です。
これが歯茎に炎症を引き起こし、適切に除去されないと歯石となり、さらに炎症を悪化させます。
歯周病は全身の健康にも影響を与え、糖尿病や心血管疾患との関連も指摘されています。

2. ビタミンKとは?


ビタミンKは、脂溶性ビタミンの一種で、主に血液凝固や骨の健康維持に重要な役割を果たします。
ビタミンKには、K1(フィロキノン)とK2(メナキノン)の2種類があり、K1は主に緑黄色野菜に含まれ、K2は納豆やチーズなどの発酵食品に多く含まれています。
ビタミンKは、体内でのカルシウムの吸収を助けることで、骨の形成や維持に役立ちます。
また、抗炎症作用もあり、体内の様々な組織の健康維持に貢献しているのです。

3. ビタミンKと歯周病の関係


ビタミンKは、出血時に血液を固める血液凝固因子を作る際に必要不可欠な成分です。
歯周病初期には歯茎の炎症や腫れにより出血が見られます。
ビタミンKが不足すると出血が止まりにくくなり、貧血など様々な症状を引き起こします。
また、出血を止めるだけでなく、抗炎症作用により歯周病の炎症を抑える効果もあるのです。

4. ビタミンKの摂取方法


ビタミンKを効果的に摂取するためには、以下のような食品を日常の食事に取り入れましょう。
•緑黄色野菜(例:ほうれん草、ケール、ブロッコリー)
•発酵食品(例:納豆、チーズ、ヨーグルト)
•動物性食品(例:レバー、卵黄)
ビタミンKのサプリメントも市販されていますが、食事から摂取することが望ましいです。
日本人の食事摂取基準(2020年版)では、一日の推奨摂取量は150μgが目安とされています。
高齢になると胆汁や膵液の分泌量の低下により、脂質の摂取量の減少に伴い、ビタミンKの吸収量も低下することが考えられます。
ビタミンKを効果的に摂取できるよう、バランスの良い食事を心がけましょう。
また、ビタミンKの過剰摂取は稀であり、通常の食事から摂る分には問題ありません。

5. ビタミンK摂取の注意点


出血を抑える効果のあるビタミンKですが、内服薬との相互作用があるため注意が必要です。
特に抗凝固剤(ワルファリンなど)の内服をしている方は、ビタミンKの摂取により、薬の効果を妨げる可能性があるのです。
血液をサラサラにする抗凝固剤と血液を固める凝固作用のあるビタミンKは、相反する作用を持っているため、薬の作用を弱めてしまいます。
抗凝固剤を内服している方は、ビタミンKを多く含む食品の摂取を控えるようにしましょう。

<まとめ>ビタミンKで歯周病を予防しよう


ビタミンKには抗酸化作用や抗凝固作用があり、歯周病を予防する効果があります。
日本人の多くが歯周病に罹患しており、高齢になるほど罹患率が上がるため、早めの対処が必要です。
ビタミンKは日常の食事にも多く含まれているので、日々の生活にも取り入れやすいでしょう。
歯に関する悩みがある場合は、ぜひかかりつけの歯科医に相談してください。
今日からビタミンKを食生活に取り入れ、健康で美しい歯を保ちましょう。

参考文献:
厚生労働省「令和4年歯科疾患実態調査」
一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所「栄養素の説明 ビタミンK」
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書



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診療日のお知らせ

7月20日(土)は、祝日のある週により、17時まで診療いたします。

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歯のエナメル質を守る!ヨーグルトの驚くべき効果とは?

こんにちは。石川県金沢市で開業している白根歯科クリニック院長の白根和明です。
ヨーグルトには、歯のエナメル質を強化する効果があると言われています。
エナメル質は歯の最外層を覆う硬い物質で、歯を保護する役割を果たしています。
しかし、このエナメル質は日常の食事や習慣によって影響を受けやすい部分でもあるのです。
この記事では、ヨーグルトがどのようにして歯のエナメル質を守るのか、その効果について詳しく解説します。

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1.エナメル質とは何か?


エナメル質は歯の表面を覆う硬い層で、酸や摩擦から歯を保護する重要な役割を担っています。
エナメル質が損傷すると、歯の内部にある象牙質が露出し、虫歯や知覚過敏の原因となります。
酸性飲料の摂取や過度なブラッシング、歯ぎしりなどがエナメル質を損傷させる主な原因です。
エナメル質は頑丈ですが、すり減りやダメージを受けて失われると元には戻りません。

2. ヨーグルトがエナメル質に与える効果


ヨーグルトは乳酸菌発酵によって作られる発酵乳製品で、豊富な栄養素を含んでいます。
特にカルシウムやビタミン類、プロバイオティクスが豊富で、健康全般に良い影響を与えるとされています。
また、ヨーグルトは酸性ですが、カルシウムやリン酸を多く含むため、エナメル質が溶けにくく、強化につながります。
さらに、エナメル質の強化だけでなく、ヨーグルトの乳酸菌が口腔内の歯周病菌や虫歯菌の増殖を抑え、虫歯や口臭などの口内環境を改善する効果があるとも言われているのです。

3.ヨーグルトの効果的な摂取方法


エナメル質を守るためには、適量のヨーグルトを定期的に摂取することが大切です。
毎日1〜2回、食後にヨーグルトを食べるのが効果的。
また、砂糖が多く含まれるヨーグルトは避け、無糖のプレーンヨーグルトを選ぶことをおすすめします。
砂糖を含む加糖のヨーグルトは、虫歯のリスクが高まるためです。

4. エナメル質を強化するためにできること


エナメル質を守るためには、ヨーグルトの摂取だけでなく、他の方法も併用することが効果的です。
カルシウムやビタミン類を豊富に含む食品をバランス良く摂ることや、正しい歯磨き方法を実践することが重要です。
また、フッ素入りの歯磨き粉を使うことでエナメル質を強化できます。
それだけでなく、定期的な歯科検診も忘れずに行いましょう。

<まとめ>ヨーグルトで歯のエナメル質を守ろう


今回は、ヨーグルトが歯のエナメル質保護に果たす役割について詳しく紹介しました。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌やカルシウムは、エナメル質を強化するだけでなく、歯周病菌や虫歯菌などを抑制し、口腔内の環境を整える効果があります。
日常的にヨーグルトを摂取し、エナメル質を守るための他の方法も併用することで、歯の健康を維持することに繋がります。
今日からヨーグルトを食生活に取り入れ、健康で美しい歯を保ちつつ、定期検診を受け、健康的な歯を維持しましょう。


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緑茶で歯を守ろう!虫歯予防に役立つ飲み方とは?

こんにちは。石川県で開業している白根歯科クリニック院長の白根和明です。

緑茶は、古くから健康に良いとされる飲み物です。
特に、日本では日常的に飲まれる習慣が根付いており、健康を意識して飲んでいる方もいるでしょう。
そんな緑茶ですが、最近の研究では、緑茶が虫歯予防に効果的であることが明らかになってきました。
今回は、緑茶の虫歯予防効果について詳しく解説し、効果的な飲み方や取り入れ方をご紹介します。

1.緑茶の成分とその効果


緑茶には、さまざまな健康に良い成分が含まれていますが、特に注目すべきはカテキンとフッ素です。
カテキンとフッ素の効果について詳しく見ていきましょう。

①カテキン


カテキンはポリフェノールの一種で、強力な抗菌作用が特徴です。
この抗菌作用が虫歯予防に非常に効果的であるとされています。
具体的には、カテキンは口腔内の虫歯菌(ミュータンス菌)の繁殖を抑制し、虫歯の発生を予防。
また、抗酸化作用に加えて、歯のエナメル質を強化する働きもあります 。

②フッ素


緑茶には天然のフッ素も含まれています。
フッ素は歯の再石灰化を促進し、歯の表面を強化することで虫歯の進行を防ぎます。
日常的に緑茶を飲むことで、フッ素の効果を自然に得ることができるのです 。

2. 東北大学による研究結果について


2021年に東北大学が緑茶に含まれるカテキンによる虫歯予防について、研究成果を発表しました。
研究発表の内容は、緑茶カテキンが虫歯の直接原因になる酸生産を抑制することが分かったというものです。
さらに、虫歯の原因菌となる菌の凝集(散らばっているものを固めること)を促進することで、歯面付着を阻止する可能性が示されました。
このように緑茶を日常的に飲むことで、虫歯の発生率を低下させ、虫歯予防につながることが研究で分かっています。
参照元:東北大学2021年プレスリリース・研究成果「緑茶カテキンは口腔レンサ球菌の酸産生を抑制する -緑茶カテキンの虫歯予防効果に期待ー」

3. 緑茶の飲み方と虫歯予防の実践方法


緑茶を虫歯予防に活用するためには、いくつかのポイントがあります。
虫歯予防効果を最大限に得られるタイミングなどをお伝えします。

①日常的な飲み方


お茶を飲むタイミングとしては、食後や就寝前が効果的です。
食後に飲むことで、口腔内の酸性度を下げ、虫歯菌の活動を抑制できます。
また、就寝中は唾液量の低下による口腔内の乾燥で、虫歯の原因菌が増える傾向にあります。
就寝前に緑茶を飲むことで口腔内の抗菌作用を高め、虫歯予防の効果が期待できるでしょう。
また、緑茶の濃さや量についても注意が必要です。適度な濃さで飲むことが推奨されます。

②緑茶でうがいをする方法


緑茶でうがいをするのも効果的です。
これにより、口腔内の虫歯菌を減少させることができます。
また、緑茶エキスを使用した歯磨き粉やマウスウォッシュを活用するのも一つの方法です 。

4. 緑茶を飲用する注意点と副作用


緑茶にはカフェインが含まれているため、過剰に摂取するとカフェイン中毒になる可能性があります。
特に、カフェインに敏感な人は注意が必要です。
また、緑茶にはタンニンと呼ばれる成分が入っており、鉄分の吸収を妨げるとされています 。
貧血体質の方や貧血の治療で鉄剤を内服している方は、緑茶の飲み過ぎには注意しましょう。

①サプリメントとの併用は要注意


サプリメントにはカテキンが含まれたものもあります。
緑茶と併用した場合、カテキンを過剰摂取してしまう可能性があるため注意が必要です。
カテキンを過剰摂取すると胃腸障害を起こす危険性もあるため、緑茶と併用する場合は1日の摂取量の目安を守り、緑茶を減らすなど注意しましょう。

②1日の摂取目安量


カナダ保健省(H C)によると、成人のカフェイン摂取量は最大400mg/日が目安としています。
緑茶に含まれるカフェインの量は、一般的に20mg/100mlです。
1日あたり10杯程度であれば問題ない計算になります。
しかし、カフェインの過剰摂取による中毒症状の出現には個人差があるため、適度な量を心がけて飲用しましょう。
参照:伊藤園

<まとめ>緑茶の虫歯予防効果を日常に取り入れよう


今回は、緑茶の虫歯予防効果について詳しく解説し、効果的な飲み方や取り入れ方をご紹介しました。
緑茶の虫歯予防効果は科学的に証明されており、日常生活に取り入れることで効果的に歯を守ることができます。
緑茶を飲むタイミングや方法に注意しながら、虫歯予防に役立ててください。
歯の健康を守るためには、緑茶のほかにも、定期的な歯科検診や適切な歯磨き習慣も重要です。

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子どもの歯を強くする食育を解説!成長期に必要な栄養素とは?

こんにちは。金沢市で開業している白根歯科クリニック院長の白根和明です。

子どもの歯の健康は、成長全般に大きな影響を与えます。
歯は食事を摂るための重要な役割を果たすだけでなく、言葉の発音や顔の形にも影響を及ぼします。
特に、成長期における適切な食育は、子どもの歯を強くし、口腔内の健康な状態を維持するために欠かせません。
今回は、子どもの歯を強くするために必要な栄養素とその効果的な摂取方法について解説します。

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1.成長期の歯の発育とは


歯の発育は乳歯から始まり、やがて永久歯に置き換わります。
乳歯は生後6ヶ月頃から生え始め、3歳頃までには20本の乳歯が生え揃います。
その後、6歳頃から乳歯が抜け始め、最初の永久歯が生え始め、個人差はありますが、9〜12歳くらいにかけて、乳歯が順次永久歯に生え変わり、永久歯の歯並びが完成します。
人によっては20歳前後で親知らずが生える場合もあるようです。

2.歯を強くするために必要な栄養素


歯の発育には遺伝的要因だけでなく、栄養、生活習慣、口腔ケアが大きく影響します。
特に成長期の栄養は、強く健康な歯を形成するために重要です。
ここでは、歯を強くするために必要な栄養素を見てきましょう。

①カルシウム


カルシウムは骨や歯の主成分であり、歯を強くするために不可欠です。
含まれる食材: 牛乳、ヨーグルト、チーズ、小魚など。
カルシウムが豊富な食品を毎日の食事に取り入れることが大切です 。

②リン


リンはカルシウムと結びついて歯や骨を強化します。
含まれる食材: 肉、魚、卵、大豆製品など。
バランスよく摂取することが重要です 。

③ビタミンD


ビタミンDはカルシウムの吸収を促進します。
含まれる食材: サーモン、マグロ、卵黄、きのこ類など。
日光を浴びることで体内でも生成されます 。

④ビタミンA


ビタミンAは歯茎の健康維持に役立ちます。
含まれる食材: レバー、ニンジン、ほうれん草、カボチャなど。
歯茎の健康を守るために欠かせません 。

⑤ビタミンC


ビタミンCはコラーゲン生成を助け、歯茎の健康を守ります。
含まれる食材: 柑橘類、いちご、ブロッコリー、パプリカなど。
毎日の食事に取り入れることが重要です 。

⑥マグネシウム


マグネシウムは歯のエナメル質の形成に役立ちます。
含まれる食材: ナッツ、種子、豆類、全粒穀物など。
日々の食事に取り入れ、バランスよく摂取しましょう 。

3.栄養素の効果的な摂取方法


一日三食をバランスよく摂取することが、子どもの成長と歯の健康にとって非常に重要です。
偏った食事は、栄養不足や過剰摂取を招き、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
例えば、カルシウムを含む牛乳とビタミンDを含む魚を組み合わせることで、カルシウムの吸収率を高めることができます。
また、ビタミンCを含む食材と鉄分を含む食材を組み合わせることで、鉄分の吸収が促進されるでしょう。
さらに、ナッツや豆類などは間食に取り入れることで、気軽に摂取が可能です。
栄養素のバランスを考えながら日々の食事に取り入れてみましょう。

4.日常生活で気をつけること



①食後の歯磨きの習慣化


食後には必ず歯を磨く習慣をつけることが大切です。
食後はなるべく早く歯を磨くことで、虫歯予防に繋がります。

②フッ素入り歯磨き粉の使用


フッ素入りの歯磨き粉を使用することで、虫歯の予防効果が高まります。
適量を守り、正しい方法で歯磨きを行いましょう。

③定期的な歯科検診の重要性


定期的に歯科検診を受けることで、歯の健康状態をチェックし、早期に問題を発見・対処することができます。
検診のペースは状況によっても異なるため、歯科医師に相談しましょう。

<まとめ>成長期の歯の健康を守るために


成長期における適切な食育は、子どもの歯を強く健康に保つために非常に重要です。
カルシウム、ビタミンD、ビタミンCなどの栄養素をバランスよく摂取することで、歯の発育をサポートできます。
日々の食事に取り入れ、バランスの良い食生活を心がけましょう。
また、日常生活での適切なケアと定期的な歯科検診も成長期の歯の健康を守るために必要です。

参考文献
・日本歯科医師会「歯とお口の発生と育ち方」(https://www.jda.or.jp/park/function/teeth-grow.html
・厚生労働省「食を通じた子どもの健全育成(-いわゆる「食育」の視点から-)のあり方に関する検討会」報告書について」(https://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/02/s0219-3.html



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お酒が歯周病を悪化させる!?アルコールが及ぼす影響とは?

こんにちは。石川県金沢市で開業しております白根歯科クリニック院長の白根和明です。

生活習慣病の一つと言われる「歯周病」ですが、近年の研究では飲酒によるリスクも指摘されています。

飲酒後のケアが疎かになったり、アルコールによる脱水作用で唾液量が減少したり、歯周病を悪化させるリスクもあるのです。

また、近年の研究ではアルコールの摂取が歯周病を進行させるという結果が報告されています。

この記事では、アルコールが歯周病に与える影響について詳しく解説します。

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1.歯周病とは?


歯周病は、歯を支える組織が炎症により破壊される病気であり、成人の歯の喪失の主な原因の一つです。

初期段階では歯肉炎として現れ、歯茎が赤く腫れたり、磨いた時に出血したりします。

放置すると、歯茎が後退し、歯を支える骨が徐々に失われ、最終的には歯が抜け落ちることもあります。

生活習慣病の一つであり、成人の8割が罹患していると言われる病気です。

2.お酒が与える影響とは?


過度な飲酒は体全体の健康に悪影響を及ぼしますが、お口の健康に及ぼす影響は特に重要です。

アルコールが歯周病に与える具体的な影響には、以下のようなものがあります。

①アルコールの作用によりケアが疎かになる


お酒を飲むと酔っ払ったり、眠くなったり、歯磨きが面倒に感じることもあるでしょう。

アルコールにより動きが緩慢になり、非飲酒時と比べてブラッシングなどの口腔ケアが疎かになりがちです。

飲酒後に歯を磨かず寝てしまうなどの行為は、歯周病のリスクを高めるため注意しましょう。

②アルコールの脱水作用で唾液量が減少する


アルコールには強い利尿作用があり、体内の水分が排出されやすくなり脱水状態になります。

唾液の減少により口内が乾燥すると、自浄作用が低下し、細菌が増加。

その結果、歯周病を引き起こす細菌が繁殖しやすくなります。

③炭酸により口腔内が酸性になる


特に炭酸を含むお酒は、口腔内を酸性にするため、歯のエナメル質が溶けやすくなります。

口腔内が酸性になることで歯周病だけでなく、虫歯のリスクも高まります。

3.アルコールの摂取が歯周病を悪化させる結果も報告されている



岡山大学が行った研究によれば、アルコール摂取が歯周病の進行に影響を及ぼす可能性があることが示されています。

歯周病のないラットにアルコールを摂取させると、水分を摂取させるよりも炎症を起こすリスクが増加したとの結果に。

また、多くの病気の発症と進行に影響する活性酵素とアルコール摂取の影響を検証した実験では、アルコールを摂取したラットの歯肉で活性酸素が増え、抗酸化力が低下したとのことでした。

これらの研究結果から、アルコールの摂取が歯周病の進行や悪化に影響を及ぼすことが分かります。

参照元:「過剰なアルコール摂取が歯周病を悪化させる」岡山大学大学院医歯薬学総合研究科

<まとめ>適度な飲酒とケアを心がけよう


今回は、アルコールが歯周病に与える影響について詳しく解説しました。

近年の研究では、飲酒によるアルコール摂取が歯周病の悪化につながるとの研究結果も報告されています。

過度な飲酒は口内の健康だけでなく、体全体の健康にも悪影響を及ぼします。

節度を持った飲酒や飲酒後の口腔ケアをしっかり行い、健康維持に努めましょう。


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カフェインの取りすぎは要注意!歯の健康に及ぼす影響とは?

こんにちは。石川県金沢市で開業しております、白根歯科クリニック北陸口臭予防医療センター院長の白根和明です。

カフェインが含まれるコーヒーや紅茶など、日常的に楽しんでいる方も多いでしょう。

カフェインには覚醒効果や集中力の向上などの効果がありますが、過度な摂取は歯の健康を損なうリスクもあるのです。

カフェインを含む飲料は酸性であり、歯のエナメル質を弱らせ、虫歯や歯周病などのリスクが高まります。

今回は、カフェインの摂取と歯の健康に及ぼす影響について詳しく解説します。

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1.カフェインとは?



コーヒーなどに含まれるカフェインは、食品成分の一つです。

中枢神経に作用し、眠気を覚ましたり、疲労感を和らげたりする効果があります。

身近な成分ですが、食品以外に市販の鎮痛剤に含まれることもあるので、適切な摂取が必要です。

カフェインの過剰摂取は、中枢神経の刺激によるめまい、心拍数の増加などの症状をもたらすことがあります。

また、世界保健機関であるWHOなどは妊娠中の女性は胎児への影響の可能性があるため、カフェインの摂取を制限するよう呼びかけています。

2.カフェインと歯の健康



コーヒーやエナジードリンクなどの飲料は酸性のものが多く、酸性飲料は歯のエナメル質を徐々に脱灰させる効果があります。

飲料を続けることでエナメル質が弱まり、虫歯や歯周病などのリスクが増加。

さらに、カフェインには利尿作用があり、頻繁に利尿を促すことで体内の水分が減少し、口腔内の乾燥につながります。

口腔内が乾燥すると唾液の流れが悪くなり、唾液の減少により口腔内に食べ物の残留物や細菌が付着しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まるのです。

3.カフェイン摂取と日常生活における注意点



カフェインはコーヒーや紅茶、エナジードリンクなど、さまざまな飲料や食品に含まれています。

歯や口腔内の健康を維持するためには、カフェインの摂取量を管理することが大切です。

カナダ保健省(HC)によると『健康な成人は最大400mg/日まで』と呼びかけています。

400mg/日は、コーヒー約4杯分になりますが、カフェインの感受性は個人差があるため、自分自身で適切な量を見極めることが重要です。

また、コーヒーなどの酸性の飲料を飲んだ後は、オーラルケアを実施しましょう。

酸性飲料を飲んだ後に水を飲むことで、カフェインによる酸の影響を減少させることができます。

定期的にフッ素入りの歯磨き粉を使用することで、歯のエナメル質強化にもつながります。

<まとめ>適度なカフェイン摂取と口腔内の健康を心がけよう



カフェインは日常生活において、眠気覚ましなどのさまざまなプラスとなる効果ももたらします。

しかし、一方では過度な摂取は口腔内の健康を損なうリスクもあります。

カフェイン摂取後は水で口内をすすぐ、フッ素入りの歯磨き粉を使うなどの習慣を取り入れましょう。




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テレビに出演してきました

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こんにちは。金沢市で開業しております、白根歯科クリニック院長の白根和明です。

先日、TBSテレビ「ジョンソン」の番組収録を終え、4月15日に放送されました。
お笑い芸人の「かまいたち」さん、「見取図」さん、「モグライダ―」さん、「ニューヨーク」さんの計8名の口臭検査を担当させていただきました。

一流の出演者さん、スタッフさんのおかげでとても楽しく収録を終えることができました。分野は違えど、しっかりと最高のパフォーマンスで仕事をこなしている姿を拝見し、さすがプロ意識が高いなと感動しました。

番組でもお伝えしましたが、口臭は「健康のバロメーター」です。口臭から普段、意識していなかった病気が見つかるかもしれません。また、口臭は「見えないエチケット」でもあります。周囲に気づかれる前に口臭検査をしてみませんか。お気軽にお越しください。スタッフ一同お待ちしております。


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日々の食事で噛む力を向上させる!歯応えのある食品の積極的な取り入れ方

こんにちは。金沢市で開業しております白根歯科クリニック院長の白根和明です。

噛む力の向上は、歯の健康だけでなく顎の健康、そして最終的には消化効率の向上にもつながります。
歯応えのある食品には、ナッツや生の野菜、果物など、噛み応えのある食品が含まれます。
これらを日常的に食べることで、歯と顎の筋肉が適切に刺激され、噛む力が自然と鍛えられます。
噛む力は、単に食べ物を細かく砕くためだけではなく、口腔内の健康を維持し、さらには全身の健康状態にも深く関わっているのです。
この記事では、噛む力の重要性や歯応えのある食品の積極的な取り入れ方についてご紹介します。

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1.噛む力の重要性


噛む力が強いことは、歯そのものを丈夫に保つだけでなく、歯茎の健康にも影響します。
適切な刺激が歯茎に加わることで、歯周病などの口腔内疾患のリスクを減らせるのです。
また、しっかりとした噛む力によって食べ物が十分に細かく砕かれることで、唾液の分泌促進につながります。
唾液には、口腔内のクリーニング作用や抗菌作用があり、酸による歯のエナメル質の侵食を防ぐ役割があります。
さらに、噛むことは脳の活性化にも繋がり、認知機能の維持やストレス軽減にも効果があるとされているのです。

2.歯応えのある食品とは?



歯応えのある食品は、生の野菜であるにんじん、ナッツ類など、噛む力を必要とする硬い食品を指します。

【噛応えのある食品例】
生の野菜(にんじん、セロリ、きゅうりなど)
果物(りんご、梨など)
ナッツ類(アーモンド、くるみ、ピスタチオなど)
ハードタイプのチーズ
クラッカーなど

硬い食品はよく噛んで食べることで、口腔内の筋肉を使い、噛む力を鍛えることにつながります。
また、噛む力を要する食品は時間をかけて噛む必要があるため、満腹中枢が刺激され、過食を防ぐ効果もあります。

3.歯応えのある食品の効果的な取り入れ方


日々の食事に歯応えのある食品を取り入れることは、口腔健康を向上させるだけでなく、全身の健康にも良い影響を与えます。
ここでは、歯応えのある食品の効果的な取り入れ方を紹介します。

スナックとして取り入れる
スナック菓子の代わりにナッツや野菜スティックなどを取り入れると手軽に摂取できます。
カロリーも抑えられ、ダイエット効果にも◎

デザートに取り入れる
りんごや梨などをデザートに取り入れることで、ビタミン摂取にもつながります。
生のフルーツは間食などにも最適です。

料理方法を工夫する
全ての野菜を柔らかく煮るのではなく、シャキシャキ感を残した調理もおすすめです。
シャキシャキ感を残すことで、歯応えが残り、噛む力につながります。

4.歯応えのある食品を取り入れるときの注意点


歯応えのある食品を取り入れることは、噛む力を向上させ、全身の健康維持にもつながりますが、一方では注意点もあります。
特に既存の歯や顎に問題がある場合は、かかりつけの歯医者に相談するなどの対処が必要です。

また、突然硬い食品を取り入れると歯や顎に負担がかかり、損傷を引き起こす可能性もあるため、徐々に慣れさせていきましょう。

さらに、食品選びにも注意が必要です。
あまりにも硬すぎる食品は歯が欠ける、割れるなどのリスクがあります。
特に治療中の場合などは、硬い食品が適さない場合もあるので、専門家に相談しましょう。

<まとめ>噛む力をつけて口腔内の健康を維持しよう


今回は、噛む力の重要性や歯応えのある食品の積極的な取り入れ方についてご紹介しました。
噛む力が向上することで、歯そのものだけでなく全身の健康状態にも良い影響をもたらします。
しかし、歯の健康状態によっては、歯が欠ける、割れるなどの逆効果になる場合もあるため、不安な方は必ず専門家に相談しましょう。



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強く美しい歯を守るためには?エナメル質を守る食事のポイント

こんにちは。石川県金沢市で開業しております白根歯科クリニック院長の白根和明です。

歯の表面を覆うエナメル質は、細菌やウイルスなどの侵入を防ぐ役割があります。

エナメル質は唾液の働きによって自然に修復されることがありますが、目に見える大きさの虫歯になると元に戻すことができません。

しかし、食生活に注意することでエナメル質を強化し、強く美しい歯を維持することが可能です。

今回は、エナメル質を強化する食事のポイントや注意すべき食習慣などを解説します。

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1.エナメル質とは?



エナメル質は、歯の一番外側を覆う透明な層であり、主にカルシウムやリンなどの無機質でできています。

人間の体の中で一番硬い組織と言われていますが、酸や摩擦に弱く、一度失ったエナメル質は修復できないため日々のケアが重要になります。

エナメル質の役割は次の3点です。

噛む、咀嚼する、噛み砕くなどの刺激から保護する
酸や糖分など食品に含まれる物質から歯を守る
歯が白く美しく見える

2.エナメル質を強化する食事のポイント



エナメル質を保護・強化するためには、口腔内のケアだけでなく、カルシウムやリンを含む食事を心がけることが大切です。

カルシウムを多く含む食品
カルシウムは、エナメル質を形成する主要なミネラルであり、歯を強化するのに不可欠です。カルシウムを豊富に含む食品には以下のようなものがあります。
•乳製品: 牛乳、ヨーグルト、チーズ
•葉菜類: ケール、ブロッコリー、ほうれん草などの緑葉野菜

リンを多く含む食品
リンもまた、エナメル質の健康に重要なミネラルです。リンはカルシウムと共に作用し、歯を強くします。リンが豊富な食品には以下のものがあります。

•肉類: 牛肉、鶏肉、豚肉などの肉類
•魚: サーモン、サバ、マグロなどの魚類
•豆類: レンズ豆やひよこ豆などの豆類

ビタミンD
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けることで知られており、エナメル質の健康に間接的に貢献します。ビタミンDを多く含む食品には以下があります。

•魚類:サーモンやマグロなど

抗酸化物質を含む食品
抗酸化物質は、歯茎の健康をサポートし、口内環境を整えることで間接的にエナメル質を保護します。これらを多く含む食品には以下があります。

•果物: ベリー類、リンゴ、ぶどうなど
•野菜: 人参、かぼちゃ、トマトなど

3.エナメル質がダメージを受けやすい食品



エナメル質は、人間の体の中で一番硬いと言われる組織ですが、酸や摩擦などには弱いとされています。

糖分の過剰摂取や酸性の食品、飲料の摂取を控えるともに間食などの食習慣にも注意が必要です。

糖分の過剰摂取を避ける
酸性の食品、飲料を制限する
硬い食品の過剰な摂取を避ける
頻繁な間食は避ける

甘い飲料やスナック菓子など、糖分の高い食品は口内の細菌が酸を生成しやすくなり、エナメル質を溶かす原因になります。

また、ナッツやキャンディなど硬いものをかじることで、エナメル質に亀裂が入り、歯が欠ける危険性もあります。

さらに、頻繁な間食は唾液による再石灰化を妨げ、酸によるダメージを招きやすくします。

エナメル質を強化するためには、アルコール、コーヒーなどの飲料も適量を心がけ、摂取後に水を飲むなど口腔内の環境を整えましょう。

<まとめ>強く美しい歯を守るために



今回は、エナメル質を強化する食事のポイントや注意すべき食習慣などを解説しました。

エナメル質は歯の一番外側を覆う層であり、細菌やウイルスなどの侵入を防ぐ役割があります。

人間の体の中で一番硬い組織と言われていますが、酸や摩擦に弱く、健康を維持するためには日々の取り組みが重要です。

エナメル質を強化するためには、適切な食生活や生活習慣を意識しましょう。



医療法人社団 白根会 白根歯科クリニック
〒921-8172 石川県金沢市伏見新町276-1
TEL:076-208-4618
URL:http://care4618.com/
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