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カフェインの取りすぎは要注意!歯の健康に及ぼす影響とは?

こんにちは。石川県金沢市で開業しております、白根歯科クリニック北陸口臭予防医療センター院長の白根和明です。

カフェインが含まれるコーヒーや紅茶など、日常的に楽しんでいる方も多いでしょう。

カフェインには覚醒効果や集中力の向上などの効果がありますが、過度な摂取は歯の健康を損なうリスクもあるのです。

カフェインを含む飲料は酸性であり、歯のエナメル質を弱らせ、虫歯や歯周病などのリスクが高まります。

今回は、カフェインの摂取と歯の健康に及ぼす影響について詳しく解説します。

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1.カフェインとは?



コーヒーなどに含まれるカフェインは、食品成分の一つです。

中枢神経に作用し、眠気を覚ましたり、疲労感を和らげたりする効果があります。

身近な成分ですが、食品以外に市販の鎮痛剤に含まれることもあるので、適切な摂取が必要です。

カフェインの過剰摂取は、中枢神経の刺激によるめまい、心拍数の増加などの症状をもたらすことがあります。

また、世界保健機関であるWHOなどは妊娠中の女性は胎児への影響の可能性があるため、カフェインの摂取を制限するよう呼びかけています。

2.カフェインと歯の健康



コーヒーやエナジードリンクなどの飲料は酸性のものが多く、酸性飲料は歯のエナメル質を徐々に脱灰させる効果があります。

飲料を続けることでエナメル質が弱まり、虫歯や歯周病などのリスクが増加。

さらに、カフェインには利尿作用があり、頻繁に利尿を促すことで体内の水分が減少し、口腔内の乾燥につながります。

口腔内が乾燥すると唾液の流れが悪くなり、唾液の減少により口腔内に食べ物の残留物や細菌が付着しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まるのです。

3.カフェイン摂取と日常生活における注意点



カフェインはコーヒーや紅茶、エナジードリンクなど、さまざまな飲料や食品に含まれています。

歯や口腔内の健康を維持するためには、カフェインの摂取量を管理することが大切です。

カナダ保健省(HC)によると『健康な成人は最大400mg/日まで』と呼びかけています。

400mg/日は、コーヒー約4杯分になりますが、カフェインの感受性は個人差があるため、自分自身で適切な量を見極めることが重要です。

また、コーヒーなどの酸性の飲料を飲んだ後は、オーラルケアを実施しましょう。

酸性飲料を飲んだ後に水を飲むことで、カフェインによる酸の影響を減少させることができます。

定期的にフッ素入りの歯磨き粉を使用することで、歯のエナメル質強化にもつながります。

<まとめ>適度なカフェイン摂取と口腔内の健康を心がけよう



カフェインは日常生活において、眠気覚ましなどのさまざまなプラスとなる効果ももたらします。

しかし、一方では過度な摂取は口腔内の健康を損なうリスクもあります。

カフェイン摂取後は水で口内をすすぐ、フッ素入りの歯磨き粉を使うなどの習慣を取り入れましょう。




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