神経を抜いた歯が黒く変色するのはなぜ?
こんにちは。金沢市の歯医者、白根歯科クリニック院長の白根です。
「神経を抜いた歯は黒くなる」などの話を聞いたことがある方もいるでしょう。
神経をとった歯は栄養が行き渡らなくなるため、時間と共に褐色〜黒色に変色していきます。
神経を抜いて黒くなった歯は通常のホワイトニングでは白くすることが難しいため、別の治療が必要になります。
今回は、神経を抜いた歯が黒く変色してしまう理由や黒くなってしまった歯を白くするための方法について詳しく解説していきます。
虫歯やなんらかの原因により神経を抜いてしまった歯は、時間の経過とともに褐色〜黒に変色していきます。
健康な歯は血液が循環し、栄養が運ばれるため変色がなく白い状態です。
まずは、神経を抜いた歯が黒く変色する仕組みについて見ていきましょう。
1-1.古いコラーゲンが蓄積するため
歯の中には細かい神経と血管が入っており、神経を抜くことで血管も無くなってしまいます。
歯の中に血管がなくなると、血液の循環ができず、栄養などが運ばれなくなってしまうのです。
血液の循環や代謝がなくなることで、古いコラーゲンの物質が歯の象牙質に溜まり、時間の経過と共に褐色〜黒色に変色してしまいます。
神経を抜いた歯の場合は、歯の内側から黒色に変色するため、通常のホワイトニングでは白くならないのです。
「歯が黒く変色するのはいつから?」と疑問に感じている方もいるでしょう。
歯の神経を取り除く治療をしてから、数年の時間をかけて褐色〜黒色に変色していくケースが多いです。
歯の変色の原因は、先ほど説明した通り、古いコラーゲンの物質が蓄積することなので、時間をかけて変色することが多いでしょう。
神経をとった歯は黒く変色することをお伝えしましたが、中には治療をしていないのに変色してしまっているケースもあるでしょう。
この場合は、歯を強くぶつけるなどの事故によって、歯の神経が死んでしまっている可能性があります。外傷により歯の神経が死んでしまった場合には、受傷してから10日ほどで変色してきます。
身に覚えがないのに歯が黒ずんでいる場合は、突然歯茎などに痛みなどが生じる場合もあるので、歯医者を受診して見てもらいましょう。
神経を取って黒くなった歯を白くするためには、通常のホワイトニングでは効果が得られないこともあります。
歯の内側から黒くなってしまった歯を白くするためには、内側から白くするホワイトニングの治療が必要になります。
ウォーキングブリーチとは、神経を取った歯の中に漂白剤を入れて内側から白くするホワイトニングの方法です。
通常のホワイトニングは歯の表面に薬剤を塗布しますが、ウォーキングブリーチは歯の内側から白くするため、自然な仕上がりになります。
最近ではホワイトニング技術が発達し、インターナルブリーチと呼ばれる方法でも神経のない歯を白くできるため、一部の歯科医院を除いては実施されていないことが多いです。
インターナルオフィスブリーチとは、ウォーキングブリーチと同様に神経のない歯を白くするための方法です。
歯の内側に漂白剤を入れる方法ですが、ウォーキングブリーチとは異なり、漂白剤を入れる時間が短く、歯への負担が少ないと言われています。
神経のない歯を白くするための方法として、ホワイトニング以外では下記の方法があります。
•ラミネートベニア
•歯のマニュキュア
•レジンベニア
ラミネートベニアは歯の表面を薄く削って付け爪のように貼り付ける方法です。健康な歯を削らなければならないというデメリットがあります。
歯のマニュキュアは歯の表面に塗布することで白くできるアイテムです。気軽に白くしたい場合などに向いているでしょう。
レジンベニアは歯の表面にレジンを盛り付けて白くする方法です。健康な歯を削る必要がないメリットがありますが、着色しやすいなどのデメリットもあります。
今回は、神経をとった歯が変色する理由や黒くなってしまった歯を白くする方法について解説しました。
神経を取った歯は古いコラーゲンの物質が蓄積することにより、時間と共に褐色〜黒く変色します。
歯の内側から黒くなった歯は通常のホワイトニングでは白くすることは難しく、ウォーキングブリーチなどの方法があります。
歯の状態によっては適用とならないこともあるため、まずは歯医者で相談しましょう。
石川県金沢市の歯医者「白根歯科クリニック」の公式ホームページです。
http://care4618.com
「神経を抜いた歯は黒くなる」などの話を聞いたことがある方もいるでしょう。
神経をとった歯は栄養が行き渡らなくなるため、時間と共に褐色〜黒色に変色していきます。
神経を抜いて黒くなった歯は通常のホワイトニングでは白くすることが難しいため、別の治療が必要になります。
今回は、神経を抜いた歯が黒く変色してしまう理由や黒くなってしまった歯を白くするための方法について詳しく解説していきます。
1.神経を抜いた歯が黒く変色する理由
虫歯やなんらかの原因により神経を抜いてしまった歯は、時間の経過とともに褐色〜黒に変色していきます。
健康な歯は血液が循環し、栄養が運ばれるため変色がなく白い状態です。
まずは、神経を抜いた歯が黒く変色する仕組みについて見ていきましょう。
1-1.古いコラーゲンが蓄積するため
歯の中には細かい神経と血管が入っており、神経を抜くことで血管も無くなってしまいます。
歯の中に血管がなくなると、血液の循環ができず、栄養などが運ばれなくなってしまうのです。
血液の循環や代謝がなくなることで、古いコラーゲンの物質が歯の象牙質に溜まり、時間の経過と共に褐色〜黒色に変色してしまいます。
神経を抜いた歯の場合は、歯の内側から黒色に変色するため、通常のホワイトニングでは白くならないのです。
1-2.黒く変色するまで数年ほどかかる
「歯が黒く変色するのはいつから?」と疑問に感じている方もいるでしょう。
歯の神経を取り除く治療をしてから、数年の時間をかけて褐色〜黒色に変色していくケースが多いです。
歯の変色の原因は、先ほど説明した通り、古いコラーゲンの物質が蓄積することなので、時間をかけて変色することが多いでしょう。
2.治療をしていない歯が黒くなるのはなぜ?
神経をとった歯は黒く変色することをお伝えしましたが、中には治療をしていないのに変色してしまっているケースもあるでしょう。
この場合は、歯を強くぶつけるなどの事故によって、歯の神経が死んでしまっている可能性があります。外傷により歯の神経が死んでしまった場合には、受傷してから10日ほどで変色してきます。
身に覚えがないのに歯が黒ずんでいる場合は、突然歯茎などに痛みなどが生じる場合もあるので、歯医者を受診して見てもらいましょう。
3.黒くなった歯は白くできる?
神経を取って黒くなった歯を白くするためには、通常のホワイトニングでは効果が得られないこともあります。
歯の内側から黒くなってしまった歯を白くするためには、内側から白くするホワイトニングの治療が必要になります。
3-1.ウォーキングブリーチ
ウォーキングブリーチとは、神経を取った歯の中に漂白剤を入れて内側から白くするホワイトニングの方法です。
通常のホワイトニングは歯の表面に薬剤を塗布しますが、ウォーキングブリーチは歯の内側から白くするため、自然な仕上がりになります。
最近ではホワイトニング技術が発達し、インターナルブリーチと呼ばれる方法でも神経のない歯を白くできるため、一部の歯科医院を除いては実施されていないことが多いです。
3-2.インターナルオフィスブリーチ
インターナルオフィスブリーチとは、ウォーキングブリーチと同様に神経のない歯を白くするための方法です。
歯の内側に漂白剤を入れる方法ですが、ウォーキングブリーチとは異なり、漂白剤を入れる時間が短く、歯への負担が少ないと言われています。
4.ホワイトニング以外で白くする方法は?
神経のない歯を白くするための方法として、ホワイトニング以外では下記の方法があります。
•ラミネートベニア
•歯のマニュキュア
•レジンベニア
ラミネートベニアは歯の表面を薄く削って付け爪のように貼り付ける方法です。健康な歯を削らなければならないというデメリットがあります。
歯のマニュキュアは歯の表面に塗布することで白くできるアイテムです。気軽に白くしたい場合などに向いているでしょう。
レジンベニアは歯の表面にレジンを盛り付けて白くする方法です。健康な歯を削る必要がないメリットがありますが、着色しやすいなどのデメリットもあります。
<まとめ>歯の変色は歯医者に相談しよう
今回は、神経をとった歯が変色する理由や黒くなってしまった歯を白くする方法について解説しました。
神経を取った歯は古いコラーゲンの物質が蓄積することにより、時間と共に褐色〜黒く変色します。
歯の内側から黒くなった歯は通常のホワイトニングでは白くすることは難しく、ウォーキングブリーチなどの方法があります。
歯の状態によっては適用とならないこともあるため、まずは歯医者で相談しましょう。
石川県金沢市の歯医者「白根歯科クリニック」の公式ホームページです。
http://care4618.com