歯がボロボロになった口腔崩壊(こうくうほうかい)とは?原因について解説!
こんにちは。白根歯科クリニックの白根です。
10本以上の虫歯があったり、治療していない歯が何本もある状態を「口腔崩壊」と言います。
もしかしたら、仕事が忙しいことを言い訳に受診せず、虫歯や歯周病を放置している方もいるかもしれません。
実は、口腔崩壊は子どもではなく、20代以降の大人に深刻に見られる状態なのです。
今回は、歯がボロボロになった口腔崩壊(こうくうほうかい)の原因について詳しく解説します。

口腔崩壊(こうくうほうかい)とは、虫歯が10本以上あったり、歯の根しか残っていない、治療をしていない歯が何本もある状態のことを指します。
虫歯や歯周病を治療せず放置することで、歯が抜けたり、食べ物が食べにくくなるなど様々な症状を引き起こします。
1-1.20代以降はハイリスクになる
2016年に発表された厚生労働省のデータによると、虫歯を持つ人の割合の年次推移の結果は下記の通りです。
•10〜14歳:19.7%
•15〜19歳:47.1%
•20〜24歳:78.6%
•25〜34歳:90.2%
•35〜44歳:99.3%
•45〜54歳:99.5%
15歳以降になると学校の歯科検診がなくなるので、一気に虫歯の人が増えていることが分かります。
そして、20歳以降は70%以上に増加し、25歳以降は90%以上に増加。
20代以降は虫歯のリスクが高く、20代で口腔崩壊してしまう方も少なくありません。
20代以降の若年層の口腔崩壊リスクが上昇する理由としては、仕事が忙しいなどの理由で受診率が下がってしまうことも考えられます。
2.口腔崩壊の原因は経済的な理由も多い
先ほどは20代以降の口腔崩壊の原因について触れましたが、実は、経済的な理由も多いのです。
仕事が忙しくなり、受診する時間が作れないなどの理由以外に、歯医者に行くお金がなく、歯がボロボロになってしまい口腔崩壊を起こしてしまう方も少なくありません。
20代になると学生を卒業して、企業に就職して働く方が多いでしょう。
学生時代とは異なり、朝から夜まで働きっぱなしの日々が続き、生活習慣が乱れ、虫歯になっていることにも気づかない方も少なくありません。
虫歯の自覚があっても受診する時間がなく、そのまま放置してしまい口腔崩壊を引き起こすパターンもあるのです。
仕事に打ち込む姿勢は素晴らしいですが、健康を損なってしまっては元も子もありません。
2-2.経済的に治療費がなくて受診できない
持病があり就職できずアルバイト生活を続けている方や親の介護によって安定した収入を得られない方など、様々な事情の方がいます。
治療の必要性を理解していても経済的に厳しく治療できず、口腔崩壊してしまうケースも少なくありません。
そのまま放置してしまい、虫歯が進行して歯は抜け落ち、噛むことができず食事に支障をきたすこともあります。
2-3.大人だけでなく子どもの口腔崩壊も起きてる
ここまで20代以降の口腔崩壊について解説してきましたが、実は大人だけではありません。
子どもの口腔崩壊も深刻な問題になっており、その原因は「ネグレクト」や「貧困」です。
保護者が歯科受診を受けさせない、治療するお金がないなどの理由により、子どもの口腔崩壊も起きているのです。
<まとめ>20代以降は定期的に歯科検診を受けよう
今回は、歯がボロボロになる口腔崩壊について解説しました。
20代以降は虫歯の割合も高くなっているので、口腔崩壊のリスクも上昇します。
仕事やライフスタイルの変化により虫歯や歯周病を引き起こすリスクも上がるので、定期的に歯科受診されることがおすすめです。
参考データ:(平成28年 歯科疾患実態調査結果の概要 - 厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/62-28-02.pdf


金沢の歯医者「白根歯科クリニック」の公式ホームページです。
http://care4618.com
10本以上の虫歯があったり、治療していない歯が何本もある状態を「口腔崩壊」と言います。
もしかしたら、仕事が忙しいことを言い訳に受診せず、虫歯や歯周病を放置している方もいるかもしれません。
実は、口腔崩壊は子どもではなく、20代以降の大人に深刻に見られる状態なのです。
今回は、歯がボロボロになった口腔崩壊(こうくうほうかい)の原因について詳しく解説します。
1.若い人に増えている「口腔崩壊(こうくうほうかい)」とは

口腔崩壊(こうくうほうかい)とは、虫歯が10本以上あったり、歯の根しか残っていない、治療をしていない歯が何本もある状態のことを指します。
虫歯や歯周病を治療せず放置することで、歯が抜けたり、食べ物が食べにくくなるなど様々な症状を引き起こします。
1-1.20代以降はハイリスクになる
2016年に発表された厚生労働省のデータによると、虫歯を持つ人の割合の年次推移の結果は下記の通りです。
•10〜14歳:19.7%
•15〜19歳:47.1%
•20〜24歳:78.6%
•25〜34歳:90.2%
•35〜44歳:99.3%
•45〜54歳:99.5%
15歳以降になると学校の歯科検診がなくなるので、一気に虫歯の人が増えていることが分かります。
そして、20歳以降は70%以上に増加し、25歳以降は90%以上に増加。
20代以降は虫歯のリスクが高く、20代で口腔崩壊してしまう方も少なくありません。
20代以降の若年層の口腔崩壊リスクが上昇する理由としては、仕事が忙しいなどの理由で受診率が下がってしまうことも考えられます。
2.口腔崩壊の原因は経済的な理由も多い
先ほどは20代以降の口腔崩壊の原因について触れましたが、実は、経済的な理由も多いのです。
仕事が忙しくなり、受診する時間が作れないなどの理由以外に、歯医者に行くお金がなく、歯がボロボロになってしまい口腔崩壊を起こしてしまう方も少なくありません。
2-1.仕事が忙しくて受診や治療ができない
20代になると学生を卒業して、企業に就職して働く方が多いでしょう。
学生時代とは異なり、朝から夜まで働きっぱなしの日々が続き、生活習慣が乱れ、虫歯になっていることにも気づかない方も少なくありません。
虫歯の自覚があっても受診する時間がなく、そのまま放置してしまい口腔崩壊を引き起こすパターンもあるのです。
仕事に打ち込む姿勢は素晴らしいですが、健康を損なってしまっては元も子もありません。
2-2.経済的に治療費がなくて受診できない
持病があり就職できずアルバイト生活を続けている方や親の介護によって安定した収入を得られない方など、様々な事情の方がいます。
治療の必要性を理解していても経済的に厳しく治療できず、口腔崩壊してしまうケースも少なくありません。
そのまま放置してしまい、虫歯が進行して歯は抜け落ち、噛むことができず食事に支障をきたすこともあります。
2-3.大人だけでなく子どもの口腔崩壊も起きてる
ここまで20代以降の口腔崩壊について解説してきましたが、実は大人だけではありません。
子どもの口腔崩壊も深刻な問題になっており、その原因は「ネグレクト」や「貧困」です。
保護者が歯科受診を受けさせない、治療するお金がないなどの理由により、子どもの口腔崩壊も起きているのです。
<まとめ>20代以降は定期的に歯科検診を受けよう
今回は、歯がボロボロになる口腔崩壊について解説しました。
20代以降は虫歯の割合も高くなっているので、口腔崩壊のリスクも上昇します。
仕事やライフスタイルの変化により虫歯や歯周病を引き起こすリスクも上がるので、定期的に歯科受診されることがおすすめです。
参考データ:(平成28年 歯科疾患実態調査結果の概要 - 厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/62-28-02.pdf


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