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虫歯だらけでも歯列矯正は始められる?矯正中は虫歯に注意!

こんにちは。金沢市の歯医者、白根歯科クリニック院長の白根和明です。

「虫歯があるけど、矯正治療はできるのかな?」

すでに虫歯がある場合は、基本的に虫歯治療を完了させてから矯正治療を始めます。

初期の虫歯であれば、そのまま矯正治療を始める場合もありますが、被せ物が必要な大きな虫歯は虫歯治療が最優先です。

虫歯がある状態で矯正を始めると虫歯の進行により痛みが生じ、途中で矯正器具を外すなどの手間が生じる場合があります。

今回は、矯正治療を検討している方に向けて、虫歯治療と矯正治療の優先順位や矯正中の虫歯治療について詳しく解説します。

1.歯列矯正は虫歯治療が終わってから


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すでに虫歯がある場合は、矯正治療よりも虫歯治療が最優先です。

虫歯がある状態でも矯正治療は可能ですが、虫歯の進行により痛みが生じるなど、矯正治療の妨げになります。

例えば、虫歯によって歯や歯茎に痛みが出た場合、途中で矯正装置を外して治療しなければならないなど、矯正治療がスムーズに進みません。

場合によっては、矯正治療を途中で中断するケースもあるため、矯正治療前に虫歯がある場合は虫歯治療が最優先になります。

矯正治療はいきなり矯正装置を装着して始めるわけではありません。

矯正治療を始める前に細かい検査を行い治療方針を決めるため、担当歯科医師に相談してみましょう。

2.歯列矯正中に虫歯になった場合


矯正治療中に虫歯になった場合、初期の小さな虫歯であれば、矯正装置をつけたまま治療を行います。

進行して大きな虫歯の場合は、矯正器具を外して治療を実施するため、歯列矯正を一時中断する場合もあるため注意が必要です。

2-1.早期治療が必要



虫歯は進行するため、早い段階で対処が必要です。

初期の虫歯なら「フッ素塗布」や「詰め物」など、矯正装置を外さずに虫歯治療ができます。

進行した大きな虫歯の場合、被せ物が必要になるなど治療にも時間がかかり、歯列矯正が予定通りに進まないケースも少なくありません。

初期の虫歯は自覚症状も少なく自分では気づきにくいため、かかりつけの歯医者で定期検診を受けるなど早期発見に努めましょう。

2-2.治療を中断するケースもある



虫歯が進行し歯や歯茎に痛みがある場合、ブランケットやワイヤーなどの矯正装置を外して治療を行います。

矯正装置を外して治療を行う場合は、虫歯治療が完治してから矯正を再開するため、治療計画や治療期間が大幅に変わる可能性があるのです。

また、矯正治療専門の歯科クリニックの場合、虫歯治療を実施していない施設もあり、完治するまで一般歯科への通院が必要なケースもあります。


3.歯列矯正中は虫歯になりやすい



歯列矯正中はワイヤーなどの矯正装置により、矯正前と比較して歯磨きが難しいため、虫歯のリスクが上がります。

また、矯正装置に食べかすやプラーク(施行)が溜まりやすいため、より丁寧なケアが必要です。


3-1.矯正装置で歯磨きがしにくい


矯正装置は複雑な形状をしていることから、通常の歯ブラシでは細かい部分まで磨きにくく、磨き残しが増えて虫歯のリスクが高まります。

普段使っている歯ブラシの他に、矯正専用歯ブラシやタフトブラシなどの特殊な歯ブラシ、歯間ブラシやデンタルフロスなどを活用して歯磨きをしましょう。

歯科医で矯正中のブラッシング指導を受けて、磨き残しを減らす磨き方の実践が重要です。

3-2.装置に汚れが溜まりやすい



特にブラケットの周りは食べかすが残りやすく、プラークが溜まります。

裏側矯正の場合はブラケットが見えずらく、ブラッシングが難しいため磨き残しに注意が必要です。

また、前歯よりも歯ブラシが届きにくい奥歯にプラークが溜まりやすいため虫歯のリスクも高まります。

<まとめ>矯正治療の前に虫歯治療を優先しよう


今回は、矯正治療を検討している方に向けて、虫歯治療と矯正治療の優先順位や矯正中の虫歯治療について詳しく解説しました。

すでに虫歯がある場合は、基本的には矯正前に虫歯治療を優先させます。

初期の虫歯の場合は、矯正治療と虫歯治療を並行する場合もありますが、被せ物が必要な大きな虫歯の場合は、虫歯治療が最優先です。

また、歯列矯正中は虫歯のリスクが高まるため、早期発見や早期治療が重要です。

虫歯の程度によって治療方針や判断も変わるため、歯列矯正を検討している方は、まずはかかりつけの歯医者で相談してみましょう。



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大人の歯並びは虫歯や生活習慣が原因!歯並びが悪くなる原因を解説!

こんにちは。金沢市の歯医者、白根歯科クリニック院長の白根です。

「歯並びが気になって口を開けて笑えない」

当院を受診される患者様からも上記のような悩みをよく聞きます。

歯並びが悪くなる原因は様々ですが、大人の場合は主に虫歯や生活習慣によるものです。

今回は歯並びを悪化させる生活習慣などの原因と、治療方法についてお伝えします。

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1.大人の歯並びが悪くなる原因



大人の歯並びが悪くなる原因は、主に以下の4つが挙げられます。

虫歯・歯周病の治療
親知らずの存在
ストレスによる負担
加齢による影響

上記の原因により、大人になってから歯並びが悪くなる方も少なくありません。

それぞれの原因について詳しくみていきましょう。

①虫歯・歯周病の治療



抜けた歯を治療せず、放置すると空いたスペースに向かって歯が動き、歯並びが悪くなります。

また、歯周病は歯を支える骨(歯槽骨)が溶けるため、歯が動きやすくなるのです。

歯が抜けた部分を放置すると噛み合わせにも影響し、歯並びが崩れるため注意しましょう。

②親知らずの存在



親知らずが斜めに生える場合や生えるスペースがない場合は、周りの歯を圧迫する力が発生するため、歯並びが悪化する場合があります。

特に奥歯から前の方に向かって押されるため、前歯の歯並びに影響するでしょう。

③ストレスによる負担



歯ぎしりや嚙みしめは、歯への負担が大きく歯並びを悪化させる原因です。

噛む力はその人の体重に比例すると言われており、強い力で歯ぎしりをすると歯が動き、歯並びが悪化します。

歯ぎしりの主な原因はストレスであり、無意識に行っている方も多いため、気になる方は歯科医に相談しましょう。

④加齢による影響



加齢で歯がすり減り、嚙み合わせが悪くなり、歯並びが悪化する場合もあります。

また、一般的に歯は年齢と共に少しずつ移動し変化する影響も大きいです。

定期的なケアやメンテナンスを行っていても、歯肉の退縮などの生理的な加齢の変化で歯は動くため、「若い時と比べて歯並びが悪くなった」と感じる方もいるでしょう。

2.歯並びが悪くなる生活習慣



大人の歯並びが悪くなる原因の多くは、生活習慣や癖にあります。

悪い姿勢
頬杖
口呼吸
舌の癖
歯ぎしり

猫背などの悪い姿勢は、頭と下顎の位置が前方に移動し、本来の正しい位置からズレた状態になります。

下顎がズレた状態になると噛み合わせに影響し、歯が動き、歯並びが悪くなるのです。

また、頬杖や口呼吸、舌の癖も同様に、噛み合わせに影響し、歯並び悪化させる原因になります。

歯並びとは関係ないように思える生活習慣や癖が、実は歯並びと密接に関わっているため、歯並びが気になる方は、生活習慣を見直しましょう。

3.悪くなった歯並びは自力で治せない


一度悪くなった歯並びは自力では治せないため、歯列矯正などの治療が必要になります。

歯並びを自力で直そうとすると、様々なトラブルが起こる危険性があります。

3-1.歯並びが悪化する危険性がある


自己判断で歯に力を加え、間違った方向に歯を動かすと、歯並びを悪化させる危険性があります。

私たちの歯は「歯槽骨」と呼ばれる顎の骨に1本1本埋まっているため、歯を動かすには、専門医による検査と「どの歯を、どれくらいの矯正力で動かすか」という治療方針が重要です。

歯を手で押したり、無理やり引っ張ったりするのはやめましょう。

3-2.歯の寿命が短くなる


歯に力がかかりすぎると、歯が割れたり、歯の根が弱くなり歯周病が進行したり、歯の寿命が短くなります。

歯を動かす矯正治療は、歯科医師が適切な力加減を見極めながら進めるため、安全性が高いです。

歯の健康を守るためにも自己判断で歯を動かすのはやめましょう。

4.歯並びを治す方法は?


歯並びを治す治療方法は、主に次の3つです。

マウスピース治療
ワイヤー治療
セラミック治療

ワイヤーを使用せず、マウスピースのみで行う治療やセラミック治療など、さまざまな方法があります。

最近流行りのマウスピース治療も歯並びの状態によって向き不向きがあり、ワイヤー治療が適応となる場合もあるのです。

歯並びを治す歯列矯正の治療は、現在の歯の状態に合わせて歯科医が治療方法を判断するため、歯並びが気になる方は相談してみましょう。

<まとめ>歯並びの悩みは歯医者に相談しよう


今回は、歯並びを悪化させる生活習慣などの原因と、治療方法についてお伝えしました。

歯並びが悪くなる原因は、虫歯や歯周病、ストレスなどが挙げられますが、生活習慣も影響します。

また、歯並びは自力では治せず、歯列矯正治療が必要になるため、自己判断せず専門医に相談しましょう。

治療後は「歯並びがキレイになり笑顔に自信が持てた」と笑顔で話す患者様も多いです。

歯並びでお悩みの方は、ぜひ専門医に相談してみてください。




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金属アレルギーでも歯列矯正はできる?矯正治療の注意点

こんにちは。金沢市の歯医者、白根歯科クリニック院長の白根和明です。

矯正器具は金属を使用するイメージが強く、金属アレルギーの方は特に不安ですよね。

歯列矯正で使用する装置には、アレルギーの原因になりにくいものも選択できるので、金属アレルギーの方も治療を受けることが可能です。

「金属アレルギーだから歯列矯正ができない」わけではありませんので、ご安心ください。

今回は、金属アレルギーの原因や歯列矯正を受ける時の注意点について解説していきます。

1.金属アレルギーでも歯列矯正はできる



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金属アレルギーをお持ちの方でも歯列矯正は可能です。

以前は装置に金属が使われているものも多く、金属アレルギーの方に反応してしまうこともありました。

しかし、現在は、セラミックやチタン合金など、金属アレルギーが起こりにくい素材を選択できるようになっています。

1-1.歯列矯正でアレルギーを引き起こす素材



歯科治療における金属アレルギーで多い素材は、ニッケル、クロム、コバルトなどです。

歯列矯正で使用する装置にもニッケルやクロムが含まれています。

これらの金属が歯茎などに直接触れてアレルギー反応が出る場合もありますが、何らかの原因で金属から溶け出したイオンが血管に流れ出し、タンパク質と結合することで起こる場合もあります。

金属イオンとタンパク質が結合した物質は、本来は体内に存在しないため免疫細胞が反応し、アレルギー症状を引き起こすのです。

汗や唾液で溶けた金属イオンが原因となるため、突然発症するケースや金属アレルギーの自覚がない方もいらっしゃいます。

1-2.金属アレルギーが起こりにくい素材を使用



一般的なワイヤーを使った歯列矯正では、金属のメタルブラケットを使用しています。

金属アレルギーの方はアレルギーを引き起こす可能性があるため、セラミックや樹皮を使用したブラケットが選択可能です。

金属のメタルブラケットと比較すると値段は高いですが、見た目が透明または白なので目立ちにくいメリットもあります。

また、セラミック矯正を行う場合は、金属の含まれていないクラウンの使用が必要です。

オールセラミックやジルコニアセラミックは金属を含んでいないため、金属アレルギーの方にも使用できます。

2.歯列矯正で起こりうるアレルギーの症状


歯列矯正で起こる金属アレルギーの症状は、口の中よりも離れた場所で症状が見られやすい特徴があります。

ここでは、歯列矯正で起こりうるアレルギーの症状について見ていきましょう。

2-1.口内炎、口角炎



矯正装置のワイヤーやブラケットに含まれる金属に反応し、接触している部分やその周囲が赤く腫れ、炎症を引き起こします。

アレルギーによって引き起こされる口内炎を「アレルギー性口内炎」と呼び、手足の腫れや痒みなど全身症状が出る場合もあるため要注意です。

また、口の中だけでなく唇の周りが赤くただれたり、口角が切れるなどの症状もあります。

2-2.頭痛やめまい、脱毛などの全身症状



頭痛やめまい、脱毛など、口の中とは関係のない全身症状が見られる場合もあります。

病院に行っても改善しない、治療を続けても良くならない場合は、矯正器具などに使用されている金属が原因かもしれません。

歯列矯正を始めてから頭痛などの気になる症状があれば、担当の歯科医にご相談ください。

2-3.皮膚炎



手足や全身の皮膚に湿疹や痒みなどの症状を引き起こす「アレルギー性皮膚炎」。

食事により矯正器具の装置に含まれる金属が体内に吸収され、アレルギー反応が誘発されます。

金属アレルギーは指輪やネックレスなど、アレルゲンとの接触で起こる「接触性皮膚炎」がありますが、矯正装置など歯科治療で使用する金属も金属アレルギーの原因になるのです。

歯列矯正後に湿疹や痒みなどの気になる症状があれば、担当に歯科医にご相談ください。

3.金属アレルギーでも使用できる矯正装置


「金属アレルギーが起こりにくい素材を使用」の項目でもお伝えしましたが、一般的なワイヤーを使用したワイヤー矯正では、セラミック製のブラケット、非金属製のワイヤーを使用すれば、金属アレルギーの方でも歯列矯正ができます。

また、マウスピース矯正は、樹脂製のマウスピースを使用するため、金属アレルギーの方でも安心です。

最適な治療方法については、歯科医が診察を行い判断しますので、歯列矯正をお考えの方はかかりつけの歯科医にご相談ください。

4.数年経過してからアレルギーを発症するケースもある



「歯列矯正で起こりうるアレルギーの症状」の項目では、金属アレルギーの症状について解説しましたが、アレルギー症状はすぐに発症するものばかりではありません。

歯列矯正を始めた頃は金属アレルギーの症状がなくても、数年経過してからアレルギー症状が見られる場合もあります。

歯列矯正における金属アレルギーの症状は、金属に直接触れた場合に起こる症状ばかりではありませんので、体の不調や痒み、倦怠感、頭痛などがある場合は、かかりつけの歯医者に相談してください。

患者様の中には、口の中の金属を除去したら体調が改善し、長年の不調の原因が歯科治療で使用した金属だったというケースもあります。

<まとめ>金属アレルギーが不安な方は歯科医に相談しよう


今回は、金属アレルギーの原因や歯列矯正を受ける時の注意点について解説しました。

金属アレルギーの場合は、金属を使わない素材を選択して治療を進められます。

また、金属アレルギーが不安な方は、治療前にパッチテストで確認もできますので、かかりつけの歯科医にご相談してみてください。



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妊娠中に歯列矯正を続けても大丈夫?妊娠中の治療で注意すること

こんにちは。金沢市の歯医者、白根歯科クリニック院長の白根和明です。

歯列矯正は2〜3年の期間を要するため、治療中に妊娠される方も少なくありません。

妊娠中であっても歯列矯正は続けられますが、母体や胎児への影響を考慮し、避けた方が良い処置もあります。

また、妊娠中に通院が難しい場合は、歯列矯正を一時的に休むことも可能です。

妊娠中は体調に変化が出るため、無理なく安全に治療を進める必要があります。

今回は、妊娠中の歯列矯正と治療の注意点について詳しく解説します。

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1.妊娠中に歯列矯正を続けても大丈夫?



歯列矯正の治療中に妊娠しても、治療は続けられます。

妊娠によって治療が続けられないことはないのでご安心ください。

最近では、産休や育休など、人に会う機会の少ないタイミングを利用して矯正治療を始める方もいます。

ただし、妊娠中は些細なことが体調の変化に影響するため、体調に合わせて治療に取り組みましょう。

1-1.妊娠中のレントゲン撮影や抜歯は要注意


妊娠中も矯正治療は続けられますが、妊娠中に矯正治療を始める場合は注意が必要です。

歯の状態を確認するレントゲン撮影や抜歯が必要な場合は、妊娠中に処置できない場合があります。

歯科治療におけるレントゲン撮影は、防護用のエプロンを装着するため胎児への影響はほぼないと言われていますが、緊急時以外は、妊娠中は避けた方が良いでしょう。

また、抜歯を行うときは局所麻酔を行います。

抜歯の治療で使用する麻酔は量も少なく、麻酔自体も胎児への影響がほぼないと言われていますが、安全性を確保できるとは言い切れないため、妊娠中は避けることをお勧めします。

1-2.妊娠中は体調に合わせて治療を進める



歯列矯正は定期的に通院しながら進めるため、妊娠中は体調に合わせて治療を進めていきましょう。

矯正器具の装着によりつわりが辛くなったり、体調によっては定期的な通院が困難になる場合もあるでしょう。

妊娠中は体調の変化も大きいため、体調を考慮して治療の中断をすすめる場合もあります。

体調が辛いときは遠慮なくかかりつけの歯医者に相談しましょう。

2.妊娠中の歯列矯正で注意すること



妊娠中はホルモンバランスの変化により虫歯や歯周病になりやすく、丁寧な口腔ケアが必要になります。

ここでは、妊娠中の歯列矯正で注意することを見ていきましょう。

2-1.妊娠中はお口のトラブルが起こりやすい



妊娠中は女性ホルモンが急激に増加し、体にさまざまな変化をもたらします。

特に女性ホルモンは歯周病菌を増殖させる特徴があり、歯周病になりやすいと言われています。

また、つわりにより歯磨きができず、虫歯になりやすいのです。

歯列矯正中は矯正器具でブラッシングがしにくく、歯垢が残り虫歯を引き起こすリスクも高くなります。

妊娠中はより丁寧な口腔ケアに取り組むことが求められます。

2-2.つわりで歯磨きができないとき



「妊娠中はつわりがひどく歯磨きができない」というお声も聞きます。

つわりで歯磨きができないときは、デンタルリンスでうがいをしたり、体調の良いタイミングでブラッシングをしたりしてお口の中を清潔に保ちましょう。

歯磨きだけでは汚れを落としきれない場合もあるので、定期的に歯医者で歯のクリーニングをされることもおすすめです。

3.妊娠中は通院を休むこともできる



妊娠中はホルモンバランスの影響により体調が変化しやすく、通院が困難になる場合もあります。

歯列矯正はやめてしまうと歯並びが戻ってしまいますが、妊娠中〜出産までの期間は治療を休むことも可能です。

お休み中は矯正器具を装着したまま、調整をしない状態になります。

ただし、半年以上など長期間になる場合は、歯が移動してしまうリスクがあるため、治療に影響しないための調整を行いますので、長期間のお休みの場合は必ずお知らせください。

<まとめ>妊娠中は体調に合わせて治療を進めよう



今回は、妊娠中の歯列矯正と治療の注意点について詳しく解説しました。

歯列矯正は妊娠中でも続けられますが、レントゲン撮影や麻酔を使用した治療、抜歯などは、安全性を考慮して避けた方が良いでしょう。

また、妊娠中はホルモンバランスの変化により歯周病や虫歯のリスクが高まり、普段よりも丁寧な口腔ケアが必要になります。

妊娠中の歯列矯正は体調に合わせて無理なく取り組み、通院が難しい場合は治療を中断することも選択肢の一つです。

安全に歯列矯正を進めるためにも、妊娠が分かった段階で担当歯科医に相談しましょう。





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歯列矯正で親知らずの抜歯は必要?抜くタイミングも解説!

こんにちは。金沢市の歯医者、白根歯科クリニック院長の白根和明です。

親知らずは前歯から数えて8番目の歯であり、20歳前後に生えることが多い歯です。

歯列矯正においては、歯並びに影響を及ぼしている場合やスペースを確保したい場合、いずれ影響を与える可能性がある場合にも抜歯が必要になります。

親知らずが生えているからと言って矯正前に必ず抜歯が必要というわけではありません。

今回は、歯列矯正における親知らずの抜歯の必要性や歯並びへの影響について詳しく解説します。

1.歯列矯正で親知らずの抜歯は必要?



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親知らずは20歳前後で生えるため、歯列矯正中に生える方も少なくありません。

歯列矯正を行う上で基本的には抜歯を検討するケースがほとんどです。

しかし、親知らずの抜歯となると痛みや腫れが出ることもあり、抜歯は避けたいと考える方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、親知らずを抜歯した方が良いケースと抜歯しなくもて良いケースについてご紹介します。

1-1.親知らずを抜歯した方が良いケース



歯列矯正において基本的には親知らずは抜歯を検討しますが、特に下記の場合は抜歯をした方が良いです。

親知らずが虫歯になっている
親知らずが腫れて疼いたことがある
手術を併用する顎矯正を行う場合

歯列矯正は治療に入る前に虫歯の治療を完了させておく必要があります

親知らずが虫歯になっている場合は、生え方などから抜歯が最適な治療法になることも多いです。

また、親知らずの周りに細菌が溜まり、炎症を起こして腫れて痛んだり、疼く場合は、虫歯と同様に十分にケアできていないことが考えられます。

炎症によって歯列矯正が中断する可能性もあるため、矯正開始前に抜歯するのが望ましいでしょう。

骨切りと呼ばれる手術を含めた顎矯正を行う場合も親知らずの抜歯が必要です。

術後の感染リスクを避けるためにも、手術前までに抜歯を済ませる必要があります。

1-2.親知らずを抜歯しなくて良いケース



逆に親知らずがしっかり生えて歯としての機能を果たしている場合は、抜かなくても良い場合もあります。

また、完全に骨の中に埋もれてしまい、今後生えてくる見込みがない場合や、親知らずが深い場所に埋もれ、抜歯することで後遺症が出る可能性が高い場合もそのままにしておくケースもあります。

ただし、親知らずが歯列矯正治療の障害になる場合は抜歯になります。

3.歯列矯正で親知らずを抜歯するタイミング


歯列矯正で親知らずを抜歯するタイミングは、基本的には治療開始前です。

ただし、親知らずが生えている状態や治療内容によって抜歯のタイミングは変わってきます。

歯列矯正中に親知らずが生え、他の歯を圧迫したり、矯正器具の障害になるような生え方をしている場合は、矯正治療中に抜歯を行います。

抜歯が必要性やタイミングには個人差があるため、歯や治療の状況に合わせて検討する必要があります。

4.親知らずを抜かずに歯列矯正をする場合


親知らずの抜歯の必要性は歯の状態によりますが、親知らずを抜かずに歯列矯正を行った場合、次のような影響が考えられます。

歯並びが乱れる可能性がある
歯の移動に制限が出る可能性がある
親知らずが腫れて痛む可能性がある

特に顎が小さい場合や親知らずが斜めや横向きで歯を押す様に生えている場合は、歯並びに影響を与えることが考えられます。

また、親知らずがあることでスペースが確保できず、歯の移動の制限が出る可能性もあるでしょう。

さらに、普段から十分なケアができておらず、腫れて痛む場合もあります。

歯列矯正の装置を装着することでケアが困難になり、腫れや痛みが出るリスクが高くなるのです。

<まとめ>抜歯の必要性は歯科医に相談しよう


今回は、歯列矯正における親知らずの抜歯の必要性や歯並びへの影響について詳しく解説しました。

親知らずは歯列矯正に影響を与える可能性もあるため、基本的には抜歯が必要なケースが多いです。

しかし、歯として機能していたり、埋もれて生える見込みがなく矯正治療に影響を与えない場合は抜歯しないケースもあります。

親知らずの抜歯のタイミングや治療計画は人によって異なるため、歯科医と相談しながら進めることをお勧めします。



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歯列矯正は保険適用でできる?保険適用されるケース

こんにちは。金沢市の歯医者、白根歯科クリニック院長の白根和明です。

歯並びを綺麗にする歯列矯正は料金が高いイメージをお持ちの方も多いでしょう。

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歯並びの改善は病気を治すよりは、見た目を綺麗にする審美的な側面が強いため、基本的には全額自費負担になります。

ただし、一定の条件を満たすケースであれば保険適用で歯列矯正を受けることが可能です。

今回は、歯列矯正が保険適用にならない理由や保険適用になるケースについて詳しく解説していきます。

1.歯列矯正は基本的には保険適用外の治療になる


冒頭でもお伝えしましたが、歯列矯正は歯並びの改善が目的であり、病気を治す治療ではないため、基本的には保険適用外です。

そのため、検査料や診断料、治療費などは歯科医院によって独自に決定できる「自由診療」の扱いになります。

歯科矯正の治療費が歯科医院によって一定でないのは「自由診療」だからです。

1-1.歯列矯正が保険適用外の理由



歯列矯正を行う方の中には、歯並びや噛み合わせに問題がない状態でも口元を綺麗に見せるために行う場合もあります。

本来、公的医療保険は病気などの治療に給付されるものであるため、見た目の改善など審美的な要素が強い歯列矯正に関しては適用外となっているのです。

また、病気のように緊急で治療が必要なものでもないため、美容医療に近い扱いになっていることも保険適用外となる理由の一つでしょう。

2.歯列矯正が保険適用になるケース



歯列矯正は基本的には保険適用がになりますが、一部の条件を満たす場合は保険適用になります。

例えば、生まれつき口の中に異常が見られる先天性疾患などは治療目的になるため、保険適用で歯列矯正を行うことができます。

①厚生労働大臣が定める疾患に該当する場合



保険適用になる条件として、「厚生労働大臣が定める53の疾患」があります。

唇顎口蓋裂骨形成不全症ダウン症リンパ管腫などの53種類の疾患が指定されています。

これらの疾患が原因で噛み合わせなどに異常がある場合は、保険適用で歯列矯正の治療が可能です。

ただし、該当疾患があっても個人の判断では保険適用にはならないためご注意ください。


参考元:厚生労働省「保険診療の理解のために(平成30年度)」
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/dl/shidou_kansa_02.pdf

②前歯3本以上の永久歯萌出不全による咬合異常



永久歯萌出不全とは、大人になっても永久歯が生えてこない疾患です。

永久歯が生えない理由としては、埋没してしまい自力で生えない場合や元々欠損している先天性疾患が考えられます。

乳歯が抜けた部分をそのままにすることで、すきっ歯になったり、噛み合わせが合わないなどの異常が見られる場合があります。

③顎変形症による手術前後の歯科矯正



顎変形症とは、上顎に対して下顎が前に出ている状態であり、日本人で最も頻度の高い症状になります。

噛み合わせが反対になる「反対咬合」の状態が多いです。

顎変形症は大人なるにつれて顎の成長と共に症状が出始め、子供のころには気づかないことも多いでしょう。

顎骨を切開するなど手術治療の前後に歯科矯正を行う場合は保険適用になります。

ただし、顎変形症と診断されたからと言って全ての歯列矯正が保険適用になるわけではないためご注意ください。

3.保険適用の治療は指定医療機関でしか受けられない



保険適用での歯列矯正は、指定の医療機関でしか受けることができません。

保険適用の歯列矯正を受ける場合は、大学病院などの厚生労働大臣が定める施設基準をクリアし、地方構成局長に届け出ている医療機関を探す必要があります。

ただし、保険適用になるかは自己判断ではなく、歯科医師の診断が必要になるため、まずは歯科医師に相談されることをおすすめします。

<まとめ>保険適用になるかは歯科医師に相談しよう


今回は、歯列矯正が保険適用にならない理由や保険適用になるケースについて詳しく解説しました。

歯列矯正は審美的な側面も強いため、保険適用にならず、全額自己負担の自由診療になります。

ただし、一部の条件を満たすケースは保険適用になるため、治療として歯列矯正が受けられます。

保険適用かどうかは自己判断では難しいため、まずは歯科医師に相談してみましょう。




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マウスピース矯正を1日つけ忘れた時の影響は?

こんにちは。金沢市の歯医者、白根歯科クリニック院長の白根和明です。

「食事後にマウスピースをつけ忘れて1日経ってしまった」「仕事で外している時間が長くなってしまった」など、マウスピースの装着時間が守れない場合もあるでしょう。

マウスピース矯正は、マウスピースによって歯を少しずつ動かして歯並びを綺麗にする治療法です。

歯を少しずつ動かすため、マウスピースは1日22時間以上装着する決まりがあります。

装着時間が守れない場合、歯が戻って治療ができないのでは?と不安になりますよね。

今回は、マウスピース矯正を1日つけ忘れてしまった時の影響について詳しく解説していきます。

1.1日つけ忘れでは特に悪影響はない



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旅行や仕事で1日つけ忘れた場合、1日程度では歯が大きく元に戻ったり、治療が進められないなどの悪影響はありません。

矯正によって歯を動かせるスピードは、1ヶ月に1ミリ程度であり、1日で大きく歯が動くことはないためです。

ただし、マウスピースのつけ忘れの期間が1週間など、長期間に及ぶと治療が長引くなどの影響が出てきます。

治療を速やかに進めるためにも、つけ忘れに気づいた時点ですぐに装着しましょう。

1-1.つけ忘れの時間が増えると「後戻り」の原因になる



マウスピース矯正は、マウスピースを継続的に装着することで少しずつ歯を動かし、歯並びを改善する治療法です。

つけ忘れの時間が増えると、治療前の状態の戻る「後戻り」の原因になります。

歯が後戻りしてしまうとマウスピースが合わないなど、治療計画に影響を及ぼします。

1-2.装着時間を守って治療することが必要



マウスピース矯正の装着時間は、1日22時間以上が基本です。

自由に着け外しができ、ワイヤー矯正よりも楽なイメージをお持ちかもしれませんが、「食事と歯磨き以外の時間は装着する」必要があります

1日22時間以上と聞くと大変に感じますが、治療をスムーズに進めるためにも、食事後にすぐに装着するなど習慣化させることが大切です。

3.マウスピース矯正の装着時間が守れない場合


マウスピース矯正の装着時間は、歯を動かすために必要な時間です。

装着時間が守れない場合は、次のようなトラブルが起こる可能性があります。

矯正前の歯並びに後戻りしてしまう
マウスピースが合わなくなる

矯正前の歯並びに後戻りしてしまった場合、治療期間が長くなるだけでなく、マウスピースの作り直しが必要です。

マウスピースは装着する順番が決まっているため、予定通りに歯が動いていないと合わなくなります。

マウスピースが合わなくなると作り直しになるため、完成までの期間がかかり、治療期間が長引き、その分の追加費用もかかってきます

4.マウスピース矯正中の装着時間が守れない場合



自由に着け外しができるマウスピース矯正は、自己管理が必要になります。

仕事や自己管理ができず、マウスピース矯正の装着時間が守れない場合は、担当医に相談しましょう。

つけ忘れの頻度が多い場合は、歯を計画通りに動かせず、治療が進められなくなります。

また、つけ忘れが多い状態で次のマウスピースに進んでしまうと、マウスピースが合わなくなり、計画通りの歯並びにならない可能性もあるため、早めに担当医に相談してください。

自己管理が難しい場合は、ワイヤー矯正などの方法もありますので、担当医と相談しながらご自身に合った治療方法を検討されることをおすすめします。

<まとめ>マウスピース矯正は装着時間を守ろう


今回は、マウスピース矯正を1日つけ忘れてしまった時の影響について詳しく解説しました。

マウスピース矯正は、自由に着け外しが可能で見た目も気になりにくいメリットがありますが、治療を進める上で自己管理も必要になります。

装着時間の自己管理が難しい場合は、ワイヤー治療など他の治療法もありますので、早めに相談しましょう。



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歯列矯正が必要のない人は?必要性について解説!

こんにちは。金沢市の歯医者、白根歯科クリニック院長の白根和明です。

「歯並びや口元が気になるけど、歯列矯正をした方がいいのかな?」「治療期間もかかるし、できれば治療したくない」などのお悩みをお持ちの方もいるでしょう。

歯列矯正は歯並びを改善し、見た目のコンプレックスを解消するメリットもあります。

一方、治療期間が長く、通院や費用などもかかり、気軽に治療の相談ができないと感じる方もいらっしゃるでしょう。

まずは、ご自身で歯列矯正が必要なレベルを把握できれば、歯医者で相談しやすいですよね。

今回は、歯列矯正が必要ない人の判断や歯列矯正の必要性について詳しく解説します

1.歯列矯正が必要のない人は?



2022年6月納品① (1).png

歯並びの程度には個人差があり、見た目など本人が気にならなければ歯列矯正の必要はないでしょう。

しかし、噛み合わせなど生活に支障がある場合は、歯列矯正が必要になります。

例えば、「歯並びがガタガタで歯磨きがしにくく虫歯ができている」「噛み合わせが悪く、食べ物を咀嚼できない」など、体調に影響する場合は歯列矯正を検討されることをおすすめします。

「歯列矯正が必要かどうか」の最終的な判断は、歯科医がお口の中の状態を見て判断しますが、気になる方は相談してみましょう。

2.歯列矯正をした方がい場合



歯並びやお口の中の状態は個人差がありますが、一般的に歯列矯正をした方がいい場合について見ていきましょう。

2-1.上下の噛み合わせが悪い



上下の噛み合わせが悪く、一部の歯でしか噛めない、噛むと歯茎に歯が当たるなどの場合は、歯列矯正が必要になります。

噛み合わせが悪い状態で放置してしまうと、噛む筋肉のバランスが崩れ顎関節症肩こり頭痛の原因にもなるでしょう。

噛み合わせが原因で全身の不調につながることもあるため、放置せず、歯列矯正で解消することおすすめします。

2-2.受け口で食事や会話に支障が出ている



受け口とは、下の歯が上の歯よりも前に出ており、通常の噛み合わせとは反対の状態を指します。

下顎が前に出た状態になり、上下の噛み合わせが悪くなり、咀嚼機能が低下。

前歯で食べ物を噛み切ることが難しくなるため、十分に咀嚼できず、胃腸に負担がかかりやすくなります。

また、噛み合わせに隙間ができ、発音がしにくくなり、会話にも支障が出てきます。

このように日常生活に支障がある場合は、歯列矯正などの治療を検討しましょう。

2-3.歯並びにコンプレックスがある


ガタガタとした歯並びは、見た目も気になりコンプレックスに感じている方も多いでしょう。

歯並びをキレイに改善するためには、歯を動かすための歯列矯正が必要です。

歯列矯正をすれば歯並びが改善され、見た目のコンプレックスも解消できるでしょう。

3.歯並びや噛み合わせが悪いまま放置するとリスクが伴う


歯列矯正が必要かどうかで悩んでいる方も多いと思いますが、歯並びが悪いまま放置するとさまざまなリスクが伴います。

歯並びが悪く歯磨きがしにくい状態で放置してしまうと、虫歯や歯周病のリスクが上がり、口腔内の状態が悪化します。

また、受け口や出っ歯の場合は口呼吸になりやすく、口の乾燥が虫歯や口臭などのトラブルの原因につながることも。

噛み合わせの悪さは不十分な咀嚼により、胃腸に負担をかけ、全身の健康状態に影響します。

<まとめ>歯並びが気になったら相談しよう


今回は、歯列矯正が必要ない人の判断や歯列矯正の必要性について詳しく解説しました。

歯列矯正は歯並びの見た目を解消するだけでなく、虫歯や歯周病など口腔環境の改善にもつながります。

歯並びの程度には個人差もあるため、歯列矯正の必要性をご自身で判断されるのは難しいでしょう。

歯列矯正の必要性は、歯並びだけでなく、口腔内の状態を見て総合的に判断するため、気になる方は相談されることをおすすめします。

大人になってからも歯列矯正を始める方もいますので、時期に関係なく治療に取り組んでいただけますよ!

インビザライン」といった、矯正器具が目立たないマウスピース型矯正装置もありますので、お気軽にご相談ください。



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なぜ噛むことが重要なの?噛むことの重要性について解説!

こんにちは。金沢市の歯医者、白根歯科クリニック院長の白根です。

みなさんは食事のときに「よく噛んで食べること」を意識していますか?

"噛むこと"は人間にとって健康の第一歩につながり、歯の病気を予防できるなどのメリットもたくさんあります。

時間に追われる現代では食事時間を惜しみ、噛むことを意識しない軟らかい食事が主流となっています。

噛まない生活を続けてしまうと私たちの健康にも影響を及ぼす可能性があるのです。

今回は、人間の健康につながる"噛むこと"の重要性について詳しく解説していきます。

1.噛むことは健康につながる



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食事のときに「よく噛んで食べなさい」と言われた経験がある方も多いでしょう。

噛むことで唾液が分泌され、口の中をきれいにしてくれる効果もあり、虫歯などの病気の予防につながります。

また、噛むことで脳や体に刺激を与えるため、脳の働きが活性化し運動機能を向上させることにもつながるのです。

日本人の噛む回数と食事時間は減少し続けており、最近では噛まない人も増えてきています。

1-1.弥生時代には4000回も噛んでいた


先ほどは日本人の噛む回数が減少しているとお伝えしましたが、卑弥呼の時代である弥生時代には食事時間に50分ほどの時間をかけ、約4000回噛んで食べていたとのデータがあります。

ちなみに現代の食事時間は11分ほどで、噛む回数は620回ほどなので、よく噛んで食べていた時代から比較すると大幅に減少していることが分かります。

また、よく噛んで食べていた弥生時代には歯の磨耗は多く見られましたが、現代と比較して虫歯は少なかったと言われています。

参考元:東京都福祉保健局 各時代の復元食と咀嚼回数と食事時間
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/iryo_hoken/shikahoken/pamphlet/shokuiku.files/06P62-75.pdf

2.噛むことで得られるメリット



よく噛んで食べることで、肥満を防止したりガンの予防につながったり、健康につながるメリットも多いです。

ここでは、噛むことで得られるメリットについて、8つの項目に分けて解説します。

①肥満を防止する



よく噛んで食べることで満腹感が得られ、食欲抑制につながります。

自然と食べ過ぎを予防できるため、ダイエット効果や肥満防止が期待できます。

食べ始めてから満腹中枢が働くまで20分以上かかるため、ゆっくりと食べることがポイントです。

②味覚が発達する



よく噛むことで唾液の分泌が促進され、食べ物が細かくなるため、食べ物本来の味を感じることができます。

素材本来の美味しさがわかるので、薄味での食事を楽しめるようになるでしょう。

③発音がはっきりする



噛むことで噛む筋肉や表情筋が鍛えられ、発音が良くなる効果も期待できます。

また、表情筋が鍛えられることで表情が豊かになるメリットもあります。

④脳の働きが活性化する



食べ物を噛む刺激が脳に伝わり、血流が良くなり、脳の働きが活性化します。

脳の働きが活性化することで、記憶力や集中力のアップ、リラックス効果なども期待できます。

⑤歯の病気を予防できる



よく噛むことで唾液腺が刺激され、唾液が分泌されるようになります。

唾液は消化酵素だけでなく、お口の中をきれいにする自浄作用、酸を中和する緩衝作用などの働きがあります。

唾液の分泌が増えることにより、歯の病気を予防することにもつながるのです。

⑥ガンの予防につながる



唾液の中には発がん物質の作用を消してくれる働きを持つものもあります。

よく噛むことで唾液の分泌が増え、発がん作用を抑えてくれる働きが活性化するのです。

⑦胃腸の働きを促進する


唾液にはアミラーゼやリパーゼなどの消化酵素が含まれています。

よく噛むことで唾液の分泌が増え、唾液に含まれる酵素によって消化が促進されるため、胃腸の働きを助けてくれます。

胃腸の働きが促進されるとお通じが良くなるなどの効果も期待できるでしょう。

⑧全身の体力が向上する



人は歯を食いしばることで瞬間的な力が増えると言われています。

体力を向上させるためには、噛む力が必要であり、その力をアップさせるためには日頃から噛むことが大切です。

3.噛まないことで起こるデメリット



軟らかい食事ばかり摂取していると全身の健康状態に影響を及ぼす可能性があります。

噛まないことにより唾液の分泌が減少、その結果、虫歯歯周病などのリスクが高くなります。

また、噛む筋肉が鍛えられなくなるため顎関節症を発症しやすくなり、顎関節の痛みや頭痛肩こりなどに発展するでしょう。

虫歯や歯周病のリスクが上がると歯の状態が悪化し、やがて抜けてしまい、噛むことができなくなってしまいます。

負のループに陥ってしまいますので、元気なうちからしっかり噛んで食べることを心がけましょう。

4.入れ歯になると噛む力は減少する



よく噛むためには健康な歯が必要になります。

健康な歯の人の噛む力を100%としたとき、部分入れ歯では30〜40%総入れ歯では10〜20%ほどの力と言われています。

入れ歯になると噛む力が弱くなってしまうため、硬い食べ物などを自分の歯のように噛むことが難しくなってしまうのです。

<まとめ>よく噛んで歯の健康を守ろう



今回は、人間の健康につながる"噛むこと"の重要性について詳しく解説しました。

噛むことで虫歯を予防したり、全身状態が向上したり、健康状態の向上につながります。

もちろん、噛むことを意識して生活することも大切ですが、健康な歯を維持することも大切です。

健康な歯を維持するためには定期的に歯医者で検診を受けましょう。




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電動ブラシは効果ある?メリット・デメリット

こんにちは。金沢市の歯医者、白根歯科クリニック院長の白根和明です。

電気によりヘッドが自動で動く電動歯ブラシですが、毎日使っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

電動歯ブラシは自分でヘッドを動かす必要がないため、「手磨きよりも良く磨ける」と思われている方もいますが、実はデメリットもあります。

使い方によっては歯や歯茎を傷つけてしまったり、歯磨きが不十分になることもあるのです。

今回は、電動歯ブラシの効果やメリット・デメリットについて詳しく解説します。

1.電動歯ブラシとは?



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電動歯ブラシとは、電力による振動や回転を利用して歯を磨くものです。

手磨きのように手を動かす必要がないため、短時間で効率的に歯を磨くことができます。

また、細かい振動やヘッドの回転を利用して歯の隙間に入り込んだ汚れも掻き出してくれる特徴もあります。

1-1.電動歯ブラシの種類



電動歯ブラシには主に次の種類があります。

電動歯ブラシ
音波式ブラシ
超音波式ブラシ

電動歯ブラシは、ブラシをモーターで細かく振動させ、歯の汚れを落とすものです。

毛先が歯の表面に触れて汚れを落とすため、手を動かさなくて良いメリットがあります。

音波式歯ブラシは、音波の振動により細かい水流を起こしながら歯磨きができるものです。

毛先が接していない部分まで歯垢を除去できるので、電動歯ブラシよりも綺麗に磨けるでしょう。

超音波歯ブラシは、音波歯ブラシよりも振動が細かく、お口の中の細菌まで直接作用する特徴があります。

ただし、振動が細かいため電動歯ブラシや音波歯ブラシとは異なり、手で磨く必要があります。

2.電動歯ブラシのメリット



電動歯ブラシのメリットは下記の通りです。

効率的に汚れが落とせる
歯にかかる圧を一定にできる
年齢に関わらず簡単に磨ける

電動歯ブラシは手で磨くことに比べて、効率的に汚れが落とせることがメリットです。

振動により歯の表面の汚れを落とすため、短時間で綺麗に清掃ができるでしょう。

また、電動の力により歯にかかる圧を一定にできるため、磨き残しなどの差が出にくく、平等に同じ力で磨くことができます。

また、電動の場合は勝手に振動するため力の弱いお子様や高齢者の方でも簡単に磨けることもメリットです。

3.電動歯ブラシのデメリット


一方、電動歯ブラシには次のようなデメリットもあります。

費用がかかる
歯や歯茎が傷つく場合がある
電力が必要になる

電動歯ブラシは数千円から数万円ほどの費用がかかるため、一般的な歯ブラシと比較すると費用がかかります。

歯ブラシのヘッドは消耗品なので定期的な交換も必要になります。

また、電動歯ブラシの使い方によっては歯や歯茎が傷つく場合もあるでしょう。

高速で振動しているところに力が加わってしまうと、歯の表面が傷ついたり、歯が削れたりする場合もあります。

そして、電化製品のため電動歯ブラシを使用する時は電力が必要です。

充電式、電池式など製品によって異なりますが、電気代なども必要になるでしょう。

4.電動歯ブラシを選ぶポイント



電動歯ブラシは振動により手磨きよりも効率的に汚れを除去できるメリットがあります。

ただし、「電動歯ブラシだから虫歯が予防できる」わけではなく、正しい使い方をしなければ効果が得られません。

電動歯ブラシを選ぶときには、次のポイントに注目しましょう。

ヘッドが自分の口のサイズに合っているか
ヘッド交換時期やランニングコスト

電動歯ブラシはメーカーによってヘッドの大きさや種類が異なります。

ヘッドが大きければ一度にたくさんの面積を磨くことができますが、奥歯など狭い部分には届きにくくなるでしょう。

顎が小さい方は標準のヘッドが大きすぎる場合もあるため、日頃使用している歯ブラシのヘッドに合わせたものを確認するのがおすすめです。

また、歯ブラシ本体の値段と合わせて消耗品の値段も確認しましょう。

替えのブラシが高価ではランニングコストが高くなり継続して使用しにくくなります。

ほとんどのメーカーは3ヶ月を交換目安としているため、購入前に消耗品にかかるランニングコストを計算しておくと安心です。

<まとめ>定期検診で歯の健康を守ろう


今回は、電動歯ブラシの効果やメリット・デメリットについて詳しく解説しました。

電動歯ブラシは効率的に歯磨きができるため、便利なアイテムです。

ただし、歯ブラシの特性によってはデンタルフロスなどを組み合わせることが望ましい場合もあります。

「電動だから虫歯ができない」わけではありませんので、定期的に歯医者での検診を受けられることをおすすめします。




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