酵素が虫歯や歯周病を予防!酵素を多く含む食べ物も紹介!
こんにちは。金沢市で開業している白根歯科クリニック院長の白根和明です。
酵素は「なんとなく体に良さそう」とイメージされている方もいるかもしれません。
酵素にはいくつもの種類があり、歯の健康に必要な酵素もあります。
今回は、酵素の働きや歯への効果、酵素を多く含む食べ物を紹介しています。
歯の健康維持をしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

酵素とは、生き物の体内の化学反応を引き起こし、反応をスムーズに促進する役割があります。
食べ物の消化、吸収、代謝に酵素は不可欠です。
人間の体内には、5,000種類以上の酵素が存在します。
酵素は主に「体内酵素」と「体外酵素」の2種類に分類され、さらに「体内酵素」は、“消化酵素”と“代謝酵素”の2種類に分けられます。
「体外酵素」は、食事から取り込む“食物酵素”であり、20代をピークに量が減少します。
体内酵素は年齢とともに減少するため、体外酵素である食物酵素で補う必要があります。
下記に各酵素の特徴を簡単にまとめました。
•消化酵素:食べたものを分解、吸収しやすくする
•代謝酵素:消化酵素が体内で使える形にしたエネルギーを、身体の隅々に届けて活用する
•食物酵素:食物に含まれ、消化を助ける
次に歯の健康に関わる酵素の種類と特徴を説明します。
酵素にはさまざまな特徴がありますが、歯の健康にも関わっています。
口腔内の健康に大きく関わっているのは、唾液に含まれる消化酵素「アミラーゼ」です。
他の代謝酵素と食物酵素も歯の健康に関わっているので、次で詳しく説明します。
アミラーゼは、口腔内のでんぷん質を消化し、糖を生成する役割があります。
白米をよく噛むと甘く感じるのは、アミラーゼの効果です。
また、歯に付着したでんぷん質の残りカスを化学的に分解し、口腔内を洗浄する役割があります。
2-2.代謝酵素は免疫力に影響
酵素の説明でもお伝えしたように、代謝酵素が不足すると歯へ栄養が行き渡らず、免疫力低下に陥り、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。
代謝酵素は人間の体内でしか作れないため、食物酵素から摂取が必要です。
食物酵素の役割は、消化酵素を節約し代謝酵素の量を増やすなど、代謝酵素のサポートが役割です。
歯の健康に直結はしていませんが、他の酵素をサポートすれば結果的に歯の健康向上につながります。
3.酵素を多く含む食品
酵素を多く含む食品を積極的に摂れば、限られた体内酵素を使わずに済みます。
次で紹介する食品を参考にしてみてください。
①生野菜や果物
生野菜や果物は酵素が多く含まれています。
また、野菜や果物の皮の部分は抗酸化物質が多く含まれているため、皮のまま食べるのもおすすめです。
通常、食べ物は胃から腸に届くまでに2時間以上かかりますが、野菜や果物は30分ほどで腸に届きます。
野菜や果物自体に多くの消化酵素が含まれているので、消化がスムーズに行われるためです。
以下の野菜や果物は、生で摂取できるのでおすすめです。
•トマト
•レタス
•大根
•アボカド
•バナナ
•キウイ
•リンゴ
•マンゴー
•パイナップル
次に植物性の発酵食品を紹介します。
②植物性発酵食品
植物性の発酵食品は、微生物によって大量の酵素が含まれています。
おすすめの食物性の発酵食品は以下の通りです。
•納豆
•味噌、醤油
•ヨーグルト
•チーズ
•キムチ
•ぬか漬け
•カツオ節
•麹
手軽に手に入る食品が多いため、歯の健康を考えている方は日々の食事に取り入れてみましょう。
<まとめ>酵素を積極的に摂取して歯の健康を維持しよう
酵素は「なんとなく体に良さそう」とイメージされていた方も、酵素の働きを知り、積極的に摂取すれば歯の健康維持に繋がります。
今回紹介した酵素を多く含む食品は、取り入れやすい食品が多いと思うので、ぜひ参考にして取り入れてみてください。
酵素は「なんとなく体に良さそう」とイメージされている方もいるかもしれません。
酵素にはいくつもの種類があり、歯の健康に必要な酵素もあります。
今回は、酵素の働きや歯への効果、酵素を多く含む食べ物を紹介しています。
歯の健康維持をしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.酵素とは
酵素とは、生き物の体内の化学反応を引き起こし、反応をスムーズに促進する役割があります。
食べ物の消化、吸収、代謝に酵素は不可欠です。
人間の体内には、5,000種類以上の酵素が存在します。
1-1.酵素の種類
酵素は主に「体内酵素」と「体外酵素」の2種類に分類され、さらに「体内酵素」は、“消化酵素”と“代謝酵素”の2種類に分けられます。
「体外酵素」は、食事から取り込む“食物酵素”であり、20代をピークに量が減少します。
体内酵素は年齢とともに減少するため、体外酵素である食物酵素で補う必要があります。
下記に各酵素の特徴を簡単にまとめました。
•消化酵素:食べたものを分解、吸収しやすくする
•代謝酵素:消化酵素が体内で使える形にしたエネルギーを、身体の隅々に届けて活用する
•食物酵素:食物に含まれ、消化を助ける
次に歯の健康に関わる酵素の種類と特徴を説明します。
2.歯の健康に関わる酵素
酵素にはさまざまな特徴がありますが、歯の健康にも関わっています。
口腔内の健康に大きく関わっているのは、唾液に含まれる消化酵素「アミラーゼ」です。
他の代謝酵素と食物酵素も歯の健康に関わっているので、次で詳しく説明します。
2-1.唾液に含まれる酵素「アミラーゼ」
アミラーゼは、口腔内のでんぷん質を消化し、糖を生成する役割があります。
白米をよく噛むと甘く感じるのは、アミラーゼの効果です。
また、歯に付着したでんぷん質の残りカスを化学的に分解し、口腔内を洗浄する役割があります。
2-2.代謝酵素は免疫力に影響
酵素の説明でもお伝えしたように、代謝酵素が不足すると歯へ栄養が行き渡らず、免疫力低下に陥り、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。
代謝酵素は人間の体内でしか作れないため、食物酵素から摂取が必要です。
2-3.食物酵素は代謝の促進
食物酵素の役割は、消化酵素を節約し代謝酵素の量を増やすなど、代謝酵素のサポートが役割です。
歯の健康に直結はしていませんが、他の酵素をサポートすれば結果的に歯の健康向上につながります。
3.酵素を多く含む食品
酵素を多く含む食品を積極的に摂れば、限られた体内酵素を使わずに済みます。
次で紹介する食品を参考にしてみてください。
①生野菜や果物
生野菜や果物は酵素が多く含まれています。
また、野菜や果物の皮の部分は抗酸化物質が多く含まれているため、皮のまま食べるのもおすすめです。
通常、食べ物は胃から腸に届くまでに2時間以上かかりますが、野菜や果物は30分ほどで腸に届きます。
野菜や果物自体に多くの消化酵素が含まれているので、消化がスムーズに行われるためです。
以下の野菜や果物は、生で摂取できるのでおすすめです。
•トマト
•レタス
•大根
•アボカド
•バナナ
•キウイ
•リンゴ
•マンゴー
•パイナップル
次に植物性の発酵食品を紹介します。
②植物性発酵食品
植物性の発酵食品は、微生物によって大量の酵素が含まれています。
おすすめの食物性の発酵食品は以下の通りです。
•納豆
•味噌、醤油
•ヨーグルト
•チーズ
•キムチ
•ぬか漬け
•カツオ節
•麹
手軽に手に入る食品が多いため、歯の健康を考えている方は日々の食事に取り入れてみましょう。
<まとめ>酵素を積極的に摂取して歯の健康を維持しよう
酵素は「なんとなく体に良さそう」とイメージされていた方も、酵素の働きを知り、積極的に摂取すれば歯の健康維持に繋がります。
今回紹介した酵素を多く含む食品は、取り入れやすい食品が多いと思うので、ぜひ参考にして取り入れてみてください。