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生理前に歯茎が腫れを経験した人も多い!?女性と歯周病の関係

こんにちは。白根歯科クリニック院長の白根和明です。

「生理前になると歯茎がむずむずしたり、腫れた感じがする」などの症状を経験したことがある女性もいるのではないでしょうか?

症状には個人差がありますが、生理が始まった途端、不快な症状が治ることもあります。

生理前の不快な歯茎のむずむずなどの症状は、女性ホルモンが大きく影響しているのです。

今回は、生理前の歯茎の症状や女性と歯周病の関係についてお伝えします。

1.生理前に歯茎の腫れが起こるのはなぜ?


女性の中には、生理前になると歯茎が腫れる、痛みが出るなどの症状を感じる人もいます。

歯医者に行っても異常はないと言われた経験がある方もいるでしょう。

生理前に歯茎の腫れやむずむずが起こる原因としては、女性ホルモンの働きが挙げられます。

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1-1.女性ホルモンの分泌が影響している



女性の月経周期には、エストロゲンプロゲステロンと呼ばれる2つのホルモンが大きく影響しています。

生理前はホルモンの量が変化するため、歯茎が腫れるなどの症状が見られるのです。

症状には個人差がありますが、生理前に症状が強くなる人や生理中も続く人などもいます。

1-2.女性ホルモンが増えると様々な症状が見られる



女性には月経周期があり、周期に合わせて女性ホルモンの量が増減します。

生理前は女性ホルモンが一気に低下し、生理後から排卵期にかけて女性ホルモンは上昇。

女性ホルモンが増加すると、歯周病菌が繁殖し、抹消血管の拡張が起こります。

このため、歯茎からの出血が多くなったり、歯茎の痛みが生じたりするなどの症状が見られるのです。

2.女性はお口のトラブルのリスクが高い


女性は月経周期などにより、女性ホルモンの変化を受けながら生活しています。

女性ホルモンは女性にとって恩恵が大きいものですが、お口のトラブルなどのリスクが高まることにも繋がります。

特に女性の方が歯周病になるリスクが高いと言われているため、日頃から予防することが大切です。

2-1.女性ホルモンが歯周病を悪化させてしまう



歯周病を引き起こす原因菌の中には、女性ホルモンを好んで増殖するものがあります。

歯周病菌が増殖すると、歯周組織の炎症を悪化させてしまうことも考えられます。

歯周病は生活習慣病の一つと言われていますが、女性ホルモンとの関係から、男性よりも女性の方がリスクが高いと言われているのです。

2-2.歯周病のリスクが高くなる3つのタイミング



女性にはライフステージに合わせて、女性ホルモンが変化するタイミングがあります。

①思春期
②妊娠・出産期
③更年期

思春期になると女性ホルモンが増加するため、歯周病のリスクが高くなります。

妊娠・出産期になると、女性ホルモンの変化だけでなく、悪阻などの症状により、口内環境を清潔に保つことが難しくなり、歯周病などのリスクが上がります。

更年期になると、女性ホルモンが減ることにより、唾液の分泌などが減少することにより、お口のトラブルが多くなります。

<まとめ>歯医者の定期検診で歯周病を予防しよう



生理前の不快な症状や歯周病のリスクなど、女性ホルモンが大きく影響しています。

歯周病を予防するためにも、デンタルフロスや歯間ブラシなどを使ったセルフケアをしっかり行うことが大切です。

セルフケアだけでなく、歯医者の定期検診も歯周病予防に繋がるので、定期的に受診することをオススメします。





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