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歯石取りの治療とは?歯石の種類と歯石取りの治療について解説!

こんにちは。白根歯科クリニック院長の白根和明です。

歯垢が硬く石のような状態になったものを「歯石」と言いますが、歯石は歯医者でしか除去ができません。

歯垢の蓄積や歯石の形成は、進行しても自覚症状がないことも多く、歯科医院に行って初めて気付く人もいます。

特に、歯石の中でも歯肉の下に出来たものは、1回では除去が難しいため数回の通院が必要になります。

歯石は進行してしまうと歯周病の悪化などにつながってしまうため、早い段階で適切な治療が必要です。

今回は、歯石取りの治療や歯石の種類について詳しく解説します!

1.歯石は歯垢が硬く石のようになったもの



歯石とは、歯垢が歯垢が歯に付着、石灰化して硬くなったものです。

歯石の表面はデコボコしているため、表面に歯垢が付着しやすい状態であり、歯周病や虫歯の原因となります。

歯石になってしまうと、歯磨きなどでは除去できないため、歯医者での歯石取りの治療が必要になるのです。

歯石には2種類あり、それぞれの種類によって治療回数や難易度なども異なります。

ここでは、歯石の種類について詳しく見てきましょう。

2.歯石の種類



歯石には、歯肉の上にできるものと歯肉の下にできるものの2つがあります。

専門用語では、次のように表現されます。

• 歯肉縁上歯石(歯肉の上)
• 歯肉縁下歯石(歯肉の下)

それぞれの歯石の違いはできる部位だけでなく、色や見た目、治療回数などにも違いがあります。

歯肉の上の歯石

歯肉の上に出来た歯石は、汚れと唾液によって形成されたもの。

見た目は少し黄色がかっており、比較的簡単に除去することが可能です。

歯肉の下の歯石

歯肉の下に出来た歯石は、汚れと唾液に加えて血液によって形成されたもの。

硬く歯の表面にこびりつき、赤黒い色が特徴です。

よく「黒い歯石」などのように表されることもあり、歯茎からの出血が見られる人に多いでしょう。

歯石の種類.png

3.歯石を取るには歯石取りの治療が必要



歯石の状態になってしまっている場合は、歯磨きだけでは除去することができません。

歯石ができているからと言って、硬い歯ブラシで力一杯こするなどをしてしまうと、歯茎が傷つき、症状が悪化してしまうことがあるので注意しましょう。

歯石を取るためには自分で解決しようとせず、必ず歯科医院で治療を受けることが大切です。

3-1.歯肉の上の歯石の治療回数の目安



歯肉の上の歯石の場合は、比較的簡単に除去することが可能です。

定期的に歯石除去をしている方は、1、2回の来院で全て除去することができます。

3-2.歯肉の下の歯石の治療回数の目安



歯肉の下の歯石の場合は状態や個人差もありますが、歯石を除去するのに1、2回では難しいでしょう。

人によっては10回以上の通院治療が必要になる場合もあります。

4.歯石取りは痛みを感じる場合もある



歯石取りの治療は、痛みを感じる場合があります。

歯石取りをせずに長い期間放置した場合など、歯肉の下に出来た歯石を取る場合は、歯肉を触る操作が多いため、どうしても痛みを生じます。
極力、痛みを感じずに歯石を取るには、歯石が多く付着しないうちに、短いスパンで歯石取りを行うのがポイントです。

痛みが強い場合は、麻酔をかけて歯石を除去することもあるので、痛みが心配な方は主治医に相談してみましょう。

<まとめ>歯石取りの治療は早い段階で行うことが大切



歯石は放置してしまうと歯垢が付着し、歯周病などの悪化につながってしまいます。

歯石取りの治療は早い段階で行うことが大切であるとともに、日頃からしっかりケアを行いましょう。

歯垢は歯ブラシだけでは磨き残しもあるため、デンタルフロスの使用や、歯科医院で正しいブラッシングの指導を受けることも大切です。




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