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気になる口臭…歯周病が原因かも!口臭を防ぐためのポイント

こんにちは。白根歯科クリニック院長の白根和明です。
「口臭で相手に不快な思いをさせているかも」と不安になる人も多いのではないでしょうか?

気になる口臭の原因の一つとして、「歯周病」が挙げられます。

歯周病菌によって、あの嫌な独特の口臭を発生させてしまうのです。

口臭を防ぐためにも、歯周病ケアなど口腔内の環境を整えることが必要になります。

今回は、口臭の原因や口臭を防ぐためのポイントについてお伝えします。

1.他人を不快にさせる口臭とは?



口臭とは、口の中のニオイのことを指します。

人間には体臭があるように、口の中にもニオイがあります。

正常なニオイのことを「生理的口臭」と表現しますが、自分以外の他人が不快に感じるニオイを「口臭」と言います。

1-1.生理的口臭とは違う



「口臭」は自分以外の人が不快に感じるニオイのことであり、自分では気付かないことも多いです。

知らない間に相手に不快な思いをさせてしまっていることも考えられます。

生理的口臭以外の原因として、口の中の病気や全身の病気など様々なものが挙げられます。

2.口臭の4つの原因



口臭 画像.png

ここでは口臭の原因として考えられるものを見ていきましょう。

2-1.歯周病による口臭



口の中の原因として考えられるものが、「歯周病」です。

歯周病は歯茎に歯周ポケットを作り、細菌が繁殖することで炎症を起こすなどの症状が見られます。

細菌の中でも「嫌気性菌」と呼ばれるものが、代謝の過程でニオイの原因となるものを産生します。

2-2.全身の病気による口臭



消化器系の病気などが口臭の原因になっていることもあります。

肺がんや胃がんなどの消化器系の病気の場合は、たんぱく質が腐敗したようなニオイが特徴です。

糖尿病ではアセトン臭、肝硬変や肝臓ガンはアンモニア臭などが挙げられます。

2-3.食べ物によってもニオイがする



ニオイのきつい食べ物によっても口臭が生じることがあります。

にんにく、ニラ、ネギ、アルコールなどを食べることで、ニオイの元になる成分が血液に乗って全身を循環して肺を通って吐き出されます。
このニオイは、一時的なもので、時間がたてば消えていくものであるため、医学的には、口臭の類に入りません

2-4.生理的口臭



起床時や空腹時に口臭を感じる時があります。

これは生理的口臭と呼ばれるものであり、誰でも認められるものです。

3.高い確率で歯周病が原因



口臭の原因として上記の4つを紹介しましたが、それ以外にも口臭の原因となるものがたくさんあります。統計をとると、口臭の原因の8割が口の中に原因があり、その中で半数以上が歯周病による口臭です。

歯周病による口臭は、独特なニオイがあるため不快に感じる人も少なくありません。

3-1.歯周病が原因で起こる口臭の特徴



歯周病が原因で起こる口臭の特徴としては、次の3種類に分類されます。

腐った玉ねぎのようなニオイ

腐った玉ねぎのようなニオイは、「メチルメルカプタン」と呼ばれる硫化化合物が原因です。

口臭以外にもオナラにも含まれており、不快に感じるニオイです。

卵が腐ったようなニオイ

卵が腐ったニオイは、「硫化水素」が原因で発生します。

硫化水素は歯垢だけでなく舌の汚れでも発生しやすいため、生理的口臭の原因としても挙げられます。

生ゴミのようなニオイ

生ゴミのようなニオイは、「ジメルサルファイド」が原因です。

海苔のニオイにも含まれており、消化器や肝臓疾患でも発生しやすいことが特徴です。

4.口臭を防ぐためには歯周病を予防することが大切



歯周病による口臭は、他人に不快感を与えてしまいます。

口臭を防ぐためには歯磨きや舌を磨くことも大切ですが、歯周病を予防することが重要です。

歯周病は治療することで完治できる病気なので、早期に治療することが口臭予防につながります。

口臭は自分では気付かないことが多いため、歯科医院で定期的にチェックしてもらいましょう。




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歯周病が肝臓の病気を引きおこす!?歯周病と「NASH(非アルコール性脂肪肝炎)」の関係について

こんにちは。白根歯科クリニック院長の白根和明です。
歯周病は身体の様々な病気に関係していますが、その中でも新たに「肝臓」の病気の発症に関連していることが分かってきました。

肝臓の病気と聞いて肝臓癌や脂肪肝、肝炎などの病気をイメージされる人もいるかもしれません。

歯周病との関連が指摘されている病気は、NASH(非アルコール性脂肪肝炎)と呼ばれるものです。

今回は、歯周病と肝臓の病気である「NASH(非アルコール性脂肪肝炎)」について詳しく解説していきます。

1.歯周病菌が脂肪性肝疾患を引き起こす!?



歯周病は口の中の感染症であり、糖尿病や心臓病、脳血管疾患など様々な病気の原因と言われています。

炎症を起こした歯肉から歯周病菌が血管内に入り込むことで、病気の発症や悪化に繋がるのです。

その中でも肝臓に歯周病菌が入り込むことで、NASH(非アルコール性脂肪肝炎)と呼ばれる病気を発症することが指摘されています。

肝臓は人間のあらゆる代謝に関与しており、生きていく上で必要な臓器の一つです。

まずは、NASH(非アルコール性脂肪肝炎)について詳しく見ていきましょう。

NASH 画像.png

2.NASH(非アルコール性脂肪肝炎)とは?



NASH(非アルコール性脂肪肝炎)とは、アルコールを摂取していないのにも関わらず肝臓に脂肪がたまり脂肪肝炎や肝硬変に進行する一連の病気のことです

脂肪肝は、肝臓に脂肪が多く溜まった状態のことを指します。

アルコールを摂取して起こる脂肪肝と、アルコールを摂取していないのに脂肪がたまる非アルコール性の2つの種類があります。

この脂肪肝から肝硬変や肝がんへと徐々に進行する肝臓病のことを総称して、「NASH(非アルコール性脂肪肝炎)」と言います。

肥満やメタボリックシンドロームの患者数の増加と比例して「NASH(非アルコール性脂肪肝炎)」の患者さんも増えているのが現状です。

2-1.NASH(非アルコール性脂肪肝炎)の症状



肝臓は身体の中でも「沈黙の臓器」と呼ばれるように、自覚症状が乏しいことが特徴です。

負担がかかってもすぐに症状が見られず、進行して初めて症状に気づく場合もあります。

肝炎から肝硬変へ進行すると、身体が黄色く変色する「黄疸」と呼ばれる症状やお腹に水がたまる「腹水」による張りなどが見られることがあるでしょう。

病気が進行しない限り自覚症状も現れないので、自分で判断するのは難しいです。

3.NASH(非アルコール性脂肪肝炎)と歯周病の関係



NASH(非アルコール性脂肪肝炎)の原因は、はっきり解明されていませんが、歯周病菌が原因の一つであることが指摘されています。

3-1.歯周病菌が肝臓に到達することで炎症が起こる


口腔内の歯周病菌が体内に入り込むことで、細菌を除去しようと免疫が働きます。

免疫が働く時に炎症が起こるのですが、この炎症が刺激となり生理活性物質が放出され、病状の進行につながると考えられています。

また、免疫が退治しきれなかった細菌が脂肪の多い肝臓に到着することで炎症が引き起こされるのです。

一連の関連により、NASH(非アルコール性脂肪肝炎)が進行していくと考えられています。

4.NASH(非アルコール性脂肪肝炎)を防ぐためには歯周病予防が重要



NASH(非アルコール性脂肪肝炎)は、歯周病菌が原因で病状が進行することが分かってきました。

病状の進行を予防するためには、歯周病を防ぐことが大切になります。

現代は運動不足による肥満などが原因で様々な病気が報告されています。

運動不足や食生活を気をつけるとともに、歯周病ケアも重要です。

4-1.セルフケアだけでは予防しきれないこともある



歯周病ケアは歯磨きをしていれば予防できるとは言い切れません。

毎日歯磨きを続けていても、知らない間に歯周病が進行してしまっていることも多いです。

自分ではケアしきれない部分もあるので、定期的に歯科医院でメンテナンスを行うことが、病気の予防につながります。





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虫歯が原因で肺の病気になる!?肺の病気を予防するためのケアについて 」

こんにちは。白根歯科クリニック院長の白根和明です。
虫歯を見つけても治療せずに、放ってしまっている人も多いのではないでしょうか?

「仕事が忙しく歯医者に行く時間がない」という人も少なくありません。

しかし、虫歯は放っておくだけでは自然に完治しません

悪化してしまい、全身に影響を与えてしまう可能性が高くなります。

虫歯が原因で肺の病気になることもあるので、虫歯の治療は大切なのです。

今回は、虫歯が原因で引き起こされる肺の病気と予防ケアについてお伝えします。

1.虫歯が原因肺の病気になることがある



初期段階の虫歯は痛みなどの自覚症状がないことも多いため、痛みが出てから気づく人も多いでしょう。

虫歯の痛みに耐えきれず、やっと歯科医院にやってくる患者様も少なくありません。

そのまま虫歯を放置してしまうと、全身に様々な影響を及ぼしてしまいます。

1-1.肺膿瘍(のうよう)と呼ばれる病気を引き起こす



虫歯が原因で引き起こされる病気の一つに、「肺膿瘍」と呼ばれる病気があります。

虫歯+肺の画像.png

聞いたことがないという人も多いかもしれません。

漢字の通り、肺に膿が溜まってしまう病気であり、重症な場合は手術が必要になることもあります。

2.肺膿瘍とは?



肺膿瘍とは、肺が炎症を起こして肺の中に空洞を作り、そこに膿が溜まった状態のことです。

数週間ほどの時間をかけてゆっくり症状が進み、腐敗臭のようなニオイのきつい痰ができることがあります。

2-1.肺膿瘍の症状



肺膿瘍の書状としては、次のようなものが見られます。

発熱
倦怠感
寝汗

膿性の痰
(進行すると)胸の痛み

風邪のような症状に似ていますが、進行すると胸膜まで広がり、胸の痛みや体重減少などが見られます。

膿が混ざった痰には、腐敗臭の強いニオイと共に、血が混じることもあります。

2-2.肺膿瘍の原因



肺膿瘍の原因としては、口の中のの環境が挙げられます。

• 誤嚥(口の中のものを間違えて肺に吸い込んでしまう状態)
• 口腔内の細菌

口の中のものを間違えて肺に吸い込んでしまう「誤嚥(ごえん)」と呼ばれる症状も原因の一つ。

高齢者などは飲み込みの機能が加齢により鈍くなり、誤嚥を起こしやすいため注意が必要です。

2-3.肺膿瘍の治療



肺膿瘍の治療としては、抗菌薬を用いる方法があります。

肺の中に膿が大量に溜まっている場合は、胸から管を入れて膿を体外に出すなどの処置が必要になります。

通常の肺炎よりも治癒に1ヶ月以上かかるなど、長引く傾向があるでしょう。

3.虫歯から肺膿瘍になるのはなぜ?



虫歯から肺膿瘍になる仕組みとしては、虫歯による細菌が原因です。

口腔内には元々たくさんの細菌が存在していますが、虫歯などを放置していると細菌が増殖した状態になります。

細菌が多い状態で肺に吸い込むことで、肺に取り込まれて肺の中で細菌が増殖して肺膿瘍となるのです。

4.肺膿瘍を予防するためには虫歯治療が重要



肺膿瘍は口の中の感染源が原因で引き起こされてしまいます。

肺膿瘍を予防するためには、虫歯をしっかり治療することが重要です。

初期の段階で適切な処置をすることで、悪化を予防することができます。

4-1.日々の歯磨きや口腔内の環境を整えることが大切



虫歯を予防して口腔内の環境を整えるためには、日頃のケアが大切です。

しっかりケアをしていても見えないところで虫歯が発生していることもあるため、歯科医院で定期的なメンテナンスを行うことが、健康を守ることにつながります。




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タバコが歯周病のリスクを高める!タバコが口腔内に与える影響

こんにちは。白根歯科クリニック院長の白根和明です。
タバコは身体に悪い影響を与えると言われていますが、歯周病のリスクさらに高くなることが分かっています。

タバコに含まれる有害物質により、歯周病が治りにくいなどの影響を与えてしまうのです。

歯周病は糖尿病や生活習慣病の原因とも言われているため、予防・治療が大切になります。

今回は、タバコが口腔内に与える影響、そして歯周病との関係についてお伝えします。

1.1日10本以上の喫煙で歯周病のリスクが5.4倍に!?



タバコには、タールやニコチンなどの様々な有害物質が含まれており、悪影響を与えると言われています。

肺がんや生活習慣病の原因の一つであり、口腔内に与える影響は大きいです。

例えば、口臭やヤニにより歯が黄ばむなどの変化も与えます。

その中でも歯周病のリスクが非喫煙者と比べて5.4倍も高くなる研究データが出ています。

1-1.10年以上の喫煙で重症化しやすくなる


歯周病のリスクが高くなるだけでなく、10年以上の喫煙で重症化しやすくなることも、最近の研究で分かっています。

歯周病は重症化してしまうと歯が抜けるなど、生活にも支障をきたす病気です。

2.タバコを吸うとなぜ歯周病になりやすくなる?



歯周病は自覚症状が少なく、自分で気付きにくい病気です。

歯磨きの時に見られる出血や歯肉の腫れ、痛みなど、悪化してから気づく人が多いでしょう。

しかし、タバコを吸っているとニコチンなどの影響により、自覚症状に気が付きにくいのです。

2-1.タバコに含まれる「ニコチン」の影響




タバコには数百万もの化学物質が含まれており、その中の「ニコチン」が歯周病に悪影響を及ぼします。

「ニコチン」は血管を収縮させてしまう作用があるので、体が酸欠の状態になってしまいます。

血管が収縮してしまうことにより、歯肉からの出血に気付きにくくなってしまうのです。

「ニコチン」は酸素不足だけでなく、体の免疫にも影響を与えてしまい、病気に対する抵抗力が低下します。

免疫力や修繕機能が低下してしまうと、歯周病も治りにくく悪化してしまいます。

歯周病+タバコ.png

2-2.タバコが歯周病を悪化させてしまう



タバコに含まれる有害物質により、口腔内に様々な影響を及ぼします。

「タバコを吸い続ける=「ニコチン」が体内に入ってくる」ということになるので、余計に悪化してしまうのです。

タバコの影響により歯の表面についた「ヤニ」も歯周病が悪化してしまう原因の一つとなります。

3.禁煙によって歯周病のリスクが4割も下がる



タバコが歯周病を悪化させてしまうことをお伝えしましたが、禁煙をすることで歯周病のリスクを4割も下げることができます

歯周病だけでなく、肺がんや他の病気のリスクも下げることができるので、禁煙をすることが健康への近道です。

3-1.禁煙は歯周病治療の第一歩



歯周病は歯が抜けてしまうなどの症状だけでなく、全身の病気の原因になることが研究で分かっています。

脳梗塞や心筋梗塞など重大な病気の原因としても指摘されているため、予防するためには口腔内の環境を整えることが必要です。

歯周病を予防・治療するためには、まずは禁煙が第一歩となります。

<まとめ>



今回は、タバコと歯周病の関係についてお伝えしました。

歯周病はすべての病気の原因にもつながるため、しっかり予防・治療することが大切です。

歯周病は怖い病気のように思えますが、治療することで治すことができる病気。

日頃のセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンスが、健康を守る近道となります。

参考サイト:日本臨床歯周病学会(www.jacp.net/perio/cigarette/




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歯周病とメタボリックシンドロームの意外な関係とは?

こんにちは。白根歯科クリニック院長の白根和明です。
「メタボリックシンドローム」という言葉は耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?

いわゆる生活習慣病によって引き起こされる肥満の状態であり、様々な病気の原因になると言われています

メタボリックシンドロームは、生活習慣病によって引き起こされると思われていますが、最近の研究では歯周病が原因の一つであることが分かっています

メタボリックシンドロームを予防するためには、歯周病予防が大切です。

今回は、歯周病とメタボリックシンドロームの意外な関係についてお伝えします。

1.メタボリックシンドロームは生活習慣病の一つ



メタボリックシンドロームとは、運動不足や肥満などが原因であり生活習慣病の前段階の状態です。

テレビや雑誌などでは「メタボ」という略で見かけることが多いでしょう。

メタボリックシンドロームは糖尿病や高血圧などを引き起こす原因と言われており、現代人の健康問題の一つでもあります。

1-1.メタボリックシンドロームの原因



メタボリックシンドロームの原因としては、次のようなものが考えられます。

運動不足
偏った食生活
暴飲暴食
不規則な生活
食べ過ぎ

車社会やデスクワークが中心の現代人の運動不足も要因の一つとして指摘されています。

また、偏った食生活なども内臓脂肪を蓄積する原因となり、メタボリックシンドロームを引き起こす原因です。

1-2.メタボリックシンドロームの診断基準


メタボリックシンドロームの診断基準は下記の通りです。

• 腹囲(必須項目)
男性85cm以上
女性90cm以上

血圧:130/85mmHg以上
空腹時血糖:110mg/dL以上
中性脂肪:150mg/dL以上かつ、またはHDLコレステロール:40mg/dL未満

必須項目である腹囲と、血圧や空腹時血糖などの項目から2項目を満たすと、メタボリックシンドロームと診断されます。

ただ太った状態とは異なり、上記の診断に当てはまる場合はメタボとなります。

2.メタボリックシンドロームと歯周病の関係



最近の研究では、歯周病がメタボリックシンドロームと深い関係があることが分かっています。

生活習慣病だけでなく、歯周病がメタボリックシンドロームを引き起こす原因なのです。

歯周病がメタボリックシンドロームを引き起こす関係について、見ていきましょう。

歯周病+メタボ.png

2-1.歯周病はメタボリックシンドロームの発症を高める



メタボリックシンドロームである内臓脂肪型肥満は、食べ過ぎや運動不足が原因となります。

メタボリックシンドロームの状態になると、インスリンの働きを弱める物質が分泌され、高血糖状態を引き起こします。

高血糖状態が続くと糖尿病の原因になり、歯周病による細菌感染により、糖尿病を悪化させることが分かっています。

血糖値の上昇や糖尿病の悪化の原因として、歯周病が指摘されており、歯周病を治療することで糖尿病の改善が報告されているのが現状です。

<まとめ>メタボリックシンドロームを予防するために



メタボリックシンドロームは生活習慣が大きな原因と思われてきましたが、そうではありません。

最近の研究では、歯周病との関連も指摘されており、歯周病の有無が予後に影響することも分かっています。

メタボリックシンドロームなどの生活習慣病を予防するためには、生活の見直しとともに歯周病ケアも重要になります。

歯周病を悪化させないためにもセルフケアだけでなく、歯科医院での定期的なケアも大切です。


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虫歯になると心臓病になりやすい!?虫歯が心臓に及ぼす危険とは?

こんにちは。白根歯科クリニック院長の白根和明です。
「痛くないから大丈夫」と虫歯を放置してしまっている人は多いのではないでしょうか?

大人になると歯医者に行く時間もなく、知らない間に虫歯になり進行している事が多いです。

痛くなってから歯科医院に駆け込む人も少なくありません。

虫歯は口の中の病気と思われていますが、最近の研究では、虫歯が心臓病の原因になる事が分かっています。

今回は、虫歯が心臓に及ぼす危険について詳しくお伝えします。

1.虫歯が心臓疾患を引き起こす!?



虫歯は口の中の病気なので、心臓疾患を引き起こすイメージが湧かない人も多いでしょう。

実は、虫歯菌が体内に入り込む事で感染性心内膜炎などの病気を引き起こす事が分かっています。

感染性心内膜炎は重篤な合併症を引き起こすため、注意が必要な病気でもあります。

2.感染性心内膜炎とは?


虫歯+心臓病.png

感染性心内膜炎とは、心臓の心内膜と呼ばれる場所に生じる感染症のことです。

心臓の弁に感染を起こし、弁破壊と弁膜症などの症状が見られます。

体内に入り込んだ細菌などが心臓の弁に到達する事で、感染症を起こし、様々な症状を引き起こす病気です。

感染性心内膜炎になる原因としては、歯茎の炎症や皮膚感染症などの感染部位から体内に細菌が入り込むことが挙げられます。

外科的、内科的な処置が原因で発症することもあります。

健康な状態であれば、体内に入り込んだ細菌は免疫細胞に破壊され、症状を引き起こすことはありません。

しかし、心臓弁に障害がある場合は、細菌が増殖しやすい環境であるため、心内膜炎を引き起こしやすいです。

2-1.感染性心内膜炎の症状



感染性心内膜炎の症状としては、下記のようなものがあります。

38.5℃以上の高熱
心拍数の上昇
悪寒
関節痛

症状が悪化すると、細菌の塊が血栓となり血流に乗って他の臓器へ閉塞などの合併症を引き起こします。

脳の血管を閉塞した場合は脳卒中に、心臓の血管を閉塞した場合は心筋梗塞になります。

風邪のような症状と似ているため、重篤な病気に気づかず、症状が悪化し最悪の場合死亡してしまうケースも。

3.虫歯と感染性心内膜炎の関係とは?


感染性心内膜炎は、虫歯などが原因で発症する事が指摘されています。

虫歯菌や歯周病菌が血管内に入り込む事により、全身を巡ります。

全身を巡った細菌が心臓の弁膜に到達し、菌が増殖して弁が破壊され心不全などを引き起す事が指摘されています。

抜歯や虫歯の歯科治療などの際に、口の中の細菌が体内に入り込む事が原因の一つとされています。

3-1.虫歯の放置で発症することもある



虫歯になっているのにも関わらず、痛みなどの症状がないため放置している人もいるかもしれません。

虫歯を放置し続けてしまうことにより、虫歯から虫歯菌が体内に入り込むことも考えられます。

虫歯になっているのにも関わらず、放置し続けてしまうと、感染性心内膜炎などの病気にかかってしまう可能性が高くなります。

<まとめ>虫歯は早期治療することで心臓病などの病気を予防できる


「虫歯は痛くなってから治療する」という人も多いかもしれません。

痛くなってからでは、歯科治療も時間がかかり大変になってしまうことも多いです。

虫歯は早期治療を行うことで、心臓病などの様々な疾患を予防する事ができます

虫歯を予防するためにも、歯科医院での定期的なメンテナンスを行いましょう。


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妊娠中の歯周病は胎児へのリスクが約7倍!歯周病が及ぼす妊娠への影響とは?

こんにちは。白根歯科クリニック院長の白根和明です。
妊娠中は様々な変化が起こりますが、その中でも「歯周病」になりやすいと言われています。

妊娠中の歯周病の原因は、つわりや好みの変化など様々です。

歯周病は胎児にも影響を及ぼし、低体重児早産のリスクが7倍にも高くなることが分かっています。

妊娠中の歯周病は、胎児に影響を与えてしまうため、しっかり予防やケアを行うことが大切です。

今回は、妊娠中の歯周病が胎児に与える影響などについて詳しくお伝えします。

1.妊娠中は歯周病にかかりやすい



妊娠中は、非妊娠時よりも歯周病にかかるリスクが高くなると言われています。

歯周病にかかりやすくなる理由は、女性ホルモンの変化です。

妊娠すると女性ホルモンであるエストロゲンが、歯周病の病原菌の増殖を促し、歯周病になりやすい環境になります。

それだけでなく、女性ホルモンの変化の影響により、唾液が減る、つわりにより歯磨きが出来ないなども原因の一つです。

また、エストロゲンだけでなく、同じく女性ホルモンのプロゲステロンも妊娠後期に分泌量が増え、「妊娠性歯肉炎」が起こりやすい状況になります。

1-1.妊娠中に見られる「妊娠性歯肉炎」とは?



「妊娠性歯肉炎」とは、妊娠中に見られる歯周病のことです。

歯周病+妊娠.png

歯周病は大きく分けて、次の2つの症状に分類されます。



• 「歯肉炎」:歯茎だけに炎症がある
• 「歯周炎」:歯茎以外の部分まで炎症がある

この2つの総称が「歯周病」です。

先ほどお伝えしたように、妊娠中はお口の中の環境も変わるため、歯肉が腫れたりなどの症状が見られる「歯肉炎」になる人もいます。

「歯肉炎」をしっかりケアせず放っておくと、「歯周炎」になり歯周病が悪化してしまいます。

1-2.妊娠性歯肉炎の症状



妊娠性歯肉炎の症状は、妊娠5〜20週目くらいから見られることが多いです。

主な症状は、次のようなものがあります。

• 歯茎の腫れ
• 出血

歯磨き中の出血によって気が付く妊婦さんも少なくありません。

妊娠性歯肉炎が見られる場所としては、前歯の部分が多く、見た目が変わったと感じる人も多いです。

2.歯周病は胎児に影響を与える



妊娠中には歯周病になりやすいことをお伝えしましたが、歯周病は胎児にも影響を与えてしまう可能性が高いです。

胎児への影響として、低体重児早産のリスクが通常の7倍も高くなることが指摘されています。

2-1.低体重児早産のリスクが通常の7倍になる



妊娠中は歯周病になりやすい口内環境であり、歯周病菌が体内に入り込むことにより、早産の原因になる恐れがあります。

歯周病菌が体内へ入り母体の血液の中を巡り、子宮内に達すると免疫細胞が過剰反応を起こすことで、子宮を収縮させるホルモンが増えてしまいます。

子宮を収縮させるホルモンが増えることで、低体重児早産を引き起こすリスクが高くなります。

最新の研究結果では、歯周病にかかっている妊婦さんの低体重児早産のリスクが7倍も高いことが分かっており、妊娠中の歯周病ケアの重要さが分かります。

3.妊娠中は歯周病ケアをしっかり行うことが大切



妊娠中は、非妊娠時よりも歯周病などのリスクが高くなるため、ケアをしっかり行うことが大切です。

歯周病は治らない病気ではありません。

適切なケアと治療を行うことで、完治させることができます。

3-1.つわりが治まった安定期に治療を行う



妊娠中の歯周病治療などは、時期を考えて行うことが必要です。

妊娠初期はつわりなどにより治療が困難になるため、本格的な治療は安定期に行います。

治療を行うまでの間は、歯磨きをマメにするなど自分でできるケアを行うことで、歯周病の悪化を予防できます。

<まとめ>妊娠中の歯周病を予防するために


今回は、妊娠中の歯周病と胎児への影響についてお伝えしました。

妊娠中は女性ホルモンの影響により、身体に様々な変化が見られます。

歯周病菌は低体重児出生の原因になるなど、胎児にダイレクトに影響してしまうため、予防することが大切です。

妊娠中のリスクを減らすためにも、日頃から歯科医院でメンテナンスを受けるようにしましょう。


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血糖値が高いのは歯周病の影響!歯周病と糖尿病の関係を解説!

こんにちは。白根歯科クリニック院長の白根和明です。
肥満や生活習慣が原因で引き起こされる「糖尿病」という病気。

糖尿病患者は増え続けており、予備軍と合わせて約1,000万人と推計されています。

生活習慣などが原因と考えられていましたが、最近では歯周病と深い関係があることが指摘されています。

歯周病を治療することで、血糖値のコントロールが良好になるなど、多くの症例で歯周病と血糖値の関係が報告されているのです。

今回は、歯周病と糖尿病の関係について詳しく解説していきます。

1.糖尿病はどんな病気?



糖尿病とは、膵臓で分泌するインスリンが十分作用しない病気のことです。

糖尿病は、次の2つのタイプがあります。

1型糖尿病
2型糖尿病

1型糖尿病は、体内でインスリンを全く作ることができない状態です。

生まれつき膵臓でインスリンを生成できないなど、体質が原因であるとも指摘されています。

1型糖尿病は、糖尿病の患者さん全体の数%ほどしかいません。

2型糖尿病は、膵臓でインスリンを生成しますが、量が足りず十分な作用を発揮できない状態です。

糖尿病患者の90%ほどは、2型糖尿病に該当し、肥満や食生活などの生活習慣病が原因で引き起こされると言われてます。

1型糖尿病はインスリンの生成ができないため、インスリン注射が必要になりますが、2型糖尿病は生活指導などによってインスリン注射などが必要なく、血糖コントロールが可能な病気です。

1-1.糖尿病の症状

糖尿病の症状としては、下記のようなものがあります。

• 疲労感
• 喉が渇く
• 皮膚が乾燥して痒い
• 頻尿
• 目が霞む
• 勃起不全
• 空腹感がひどい
• 切り傷などが治りにくい
• 感染症によくかかる

このような症状が見られますが、初期の段階では自覚症状がないことも多く、悪化してから糖尿病に気づく人も少なくありません。

1-2.糖尿病が進行すると合併症を起こす

糖尿病がさらに進行すると、様々な合併症を引き起こします。

糖尿病の三大合併症と呼ばれる病気は、次の通りです。

• 糖尿病網膜症
• 糖尿病腎症
• 糖尿病神経障害

全身に広がりゆっくりと進行していくため、早期の治療が重要です。

特に、足の指先などに傷口ができると治癒しにくく、壊疽してしまい切断などの対処が必要になることもあります。

1-3.糖尿病の原因

糖尿病が起こる原因としては、様々なものが挙げられます。

• 肥満
• 運動不足
• 40歳以上
• 家族に糖尿病の人がいる
• ストレス
• 食生活

遺伝で発生することも原因の一つですが、多くは生活習慣によるものと言われてます。

肥満でなくても内臓脂肪が増えるメタボリックシンドロームの場合は、糖尿病のリスクも高くなると言われています。



2.糖尿病と歯周病の関係とは?




糖尿病の原因としては生活習慣などが挙げられますが、最近では歯周病が指摘されています。

糖尿病+歯周病.png

歯周病と糖尿病は関係がなさそうに思えますが、実は、深い関係があるのです。

歯周病と糖尿病の関係について、詳しく見ていきましょう。


2-1.歯周病があると血糖値が高くなる!?

歯周病により炎症を起こしている歯肉は、細菌などの病原菌が簡単に血管内に入り込める状態です。

歯周病菌が持つ毒素の成分が体内に入り込むことにより、血糖値を下げるインスリンの働きを邪魔をしてしまうのです。

歯肉から入り込んだ歯周病菌が、血糖値のコントロールを邪魔することにより、糖尿病が悪化してしてしまうことが考えられます。

血糖コントロールが図れず、高血糖状態になってしまうと、傷口などの治癒に時間がかかり、歯肉の炎症も治りにくいという相互の悪影響を及ぼすことが分かっています。

3.歯周病の治療で血糖値を下げることができる



最近の研究により、歯周病の治療により血糖値を下げることができることが分かっています。

糖尿病の治療には食事療法や運動療法などの方法がありますが、それだけでなく歯周病の治療も重要です。

歯周病を治療し、血糖値が下がりやすい環境を整えることで、糖尿病を改善することにつながります。

<まとめ>歯周病予防は糖尿病の予防にもつながる



歯周病は怖い病気のイメージを持っている人もいるかもしれませんが、正しい治療を行うことで、治すことができる病気です。

歯周病は、糖尿病の血糖コントロールにも悪影響をもたらすため、悪化させないためにも歯周病ケアが大切です。

歯周病を予防することにより、糖尿病の予防にもつながります。

自分でブラッシングなどのケアを行うことも大切ですが、歯科医院で定期的なメンテナンスを受け、健康な状態を保ちましょう。


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妊娠中は虫歯が出来やすい!口内環境の変化と正しいケアについて

こんにちは。白根歯科クリニック院長の白根和明です。
妊娠は女性の身体に様々な変化や影響を与えると言われています。

「妊娠したら食べ物の好みが変わった」などのような変化を実感されている方もいるかもしれません。

実は、妊娠の影響により口内環境が変化し、虫歯が出来やすくなるのです。

妊娠中は薬の内服や虫歯治療は危険と思い込んでいる方もいますが、放っておくと赤ちゃんにも影響を与えてしまうため、早めの治療が必要になります。

今回は、妊娠中の口内環境の変化と虫歯の治療やケアについてお伝えします。

1.妊娠中の女性は虫歯が出来やすい



妊娠は身体に様々な変化や影響を与えます。

ホルモンバランスの変化により便秘や胸焼け、腹部の膨張や嗜好が変わるなどを経験する人も多いです。

変化の感じ方には個人差がありますが、妊娠中は虫歯が出来やすい口内環境になることが分かっています。

虫歯が出来やすい環境により虫歯が発生し、生まれてくる赤ちゃんにも悪い影響を与えてしまう可能性があります。

虫歯になりやすい環境だからこそ、いつも以上に虫歯ケアを行うことが大切です。

2.妊娠中に虫歯になりやすい3つの理由




妊娠中に虫歯になりやすい理由としては、下記の3つの理由があります。

妊娠+虫歯.png

①唾液の量が減る
②食べ物の好みが変わり甘いものや酸っぱいものを食べるようになる
③つわりが酷くて歯磨きができない

ホルモンバランスの変化の一つに「唾液の量が少なくなる」ことが分かっており、これが虫歯を発生させる要因です。

唾液が減ってしまうと口の中の殺菌効果が十分に得られず、虫歯になりやすくなってしまいます。

また、嗜好の変化により甘いものや酸っぱいものを食べることも、虫歯になりやすい原因です。

そして、つわりの影響により歯磨きができず、口内環境が悪化してしまうことが挙げられます。

3.妊娠中に出来た虫歯は赤ちゃんに移る可能性がある



妊娠中に虫歯が出来てしまった場合、早く対処しなければ赤ちゃんに影響を与えてしまう可能性があります。

妊娠中の虫歯が胎児の発育に直接影響を及ぼすとの報告はありませんが、虫歯による頭痛などにより十分な栄養摂取ができなくなることも考えられます。

3-1.食器の共有やスキンシップによって虫歯菌が移る

赤ちゃんに食事を与えるときに、お母さんと同じおはしやスプーンを使うことにより、赤ちゃんに虫歯菌が移ります

食器の共有だけでなく、キスやスキンシップなども虫歯菌が移る原因となるため、虫歯は早く対処することが必要です。

4.妊娠中の虫歯の治療は安全?



妊娠中の虫歯治療に対して不安を持っている方もいるかもしれません。

「妊娠しているから虫歯の治療ができない」ということはありませんので、安心してください。

4-1.レントゲン撮影は安全を考慮して行う

歯科治療で使用するレントゲンは、基本的に首から上の部分になるため、お腹の赤ちゃんには影響ありません。

撮影時には、レントゲンの影響を受けないように鉛製の防護エプロンを着用して安全を考慮して進めます。

それでも心配な方は、レントゲン撮影をせずに治療を行うことも可能な場合もあるので、相談してください。

4-2.投薬は安全なものを選択して処方

妊娠中の内服薬は胎児への影響が心配されるため、妊娠中でも安全なものを選択して処方します。

内服薬に関しては自己判断せず、必ず医師や歯科医師の指示を守るようにしてください。

5.妊娠中の虫歯を予防するためのケア



妊娠中に虫歯を予防するためのケアについて、見ていきましょう。

5-1.つわりが酷くて歯磨きができない時は?

妊娠中は、つわりが酷くて歯磨きができない時もあると思います。

歯磨き粉が気持ち悪いと感じてしまうのであれば、付けずに磨いてください。

小さめの歯ブラシを使って前かがみになり、奥から前へと掻き出すように磨きましょう。

歯磨きが辛い時は、マウスウォッシュを使ったり、うがいをするだけでも綺麗になります。

5-2.食べづわりで歯磨きができない時は?

食べづわりは間食が増え、歯磨きができない人も少なくありません。

間食をした都度、歯磨きが出来れば良いですが、難しければキシリトールが配合されたガムやマウスウォッシュを使って清潔にしましょう。

6.虫歯ケアは妊娠後よりも妊娠中の安定期に治療することが大切



妊娠中は虫歯の治療に不安を持っている人もいるかもしれませんが、妊娠後よりも妊娠中の安定期に治療することが大切です。

出産後は赤ちゃんの対応に追われてしまい、自分のことは後回しになってしまいがちです。

虫歯の治療は早い間から受けるようにしましょう。

<まとめ>妊娠中の虫歯予防に努めるために


妊娠中は、様々な変化により虫歯が起こりやすい環境です。

早い段階であれば、軽い治療だけで済むことも多いため、早めの対処が大切になります。

生まれてくる赤ちゃんの健康のためにも、早い段階から虫歯ケアや歯科医院でのメンテナンスを行いましょう。

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歯周病の人は脳梗塞のリスクが高い!脳梗塞を防ぐ歯周病ケアとは?

こんにちは。白根歯科クリニック院長の白根和明です。
脳梗塞は怖い病気」というイメージをお持ちの方もたくさんいらっしゃると思います。

脳梗塞は生活習慣が原因で引き起こされる病気と言われていますが、最近は歯周病と深い関連があることが分かってきました

口の中の病気である歯周病が、生活習慣病である脳梗塞を引き起こす原因となっており、歯周病予防が脳梗塞を防ぐために重要であると言われています。

今回は、歯周病と脳梗塞の関係、そして歯周病ケアについて詳しくお伝えします。

1.脳梗塞はどんな病気?



脳梗塞とは、脳の血管に血栓が生じて血管が詰まってしまい、酸素が行き渡らなくなってしまうことで起こる病気です。

脳が正常に活動するためには酸素が重要であり、酸素が不足してしまうと細胞が壊死し、脳の機能が失われてしまいます。
酸素不足により局部的な機能が失われてしまった状態が、脳梗塞です。

脳梗塞の中にも「ラクナ梗塞」「アテローム血栓性脳梗塞」「心原性脳塞栓症」などの種類があります。

脳梗塞 画像.png


1-1.脳梗塞の症状

「脳梗塞は突然起こる病気」とのイメージをお持ちかもしれませんが、予兆があります。

脳梗塞の予兆は「一過性脳虚血発作(TIA)」と呼ばれ、数分程度で収まってしまうことが特徴です。

予兆としてみられる症状には、以下のようなものがあります。

• 「失語症」⇒言葉が出なくなる
• 「構音障害」⇒ろれつが回らなくなる
• 「片側顔面麻痺」⇒原因がないのに顔が歪む

これらがTIAの代表的な症状と言われていますが、すぐに症状が治まってしまうため、予兆に気づかない人も多いです。

予兆に気づかず脳梗塞を発症してしまうと、片側麻痺や失語症などの後遺症が残ってしまいます。

1-2.脳梗塞を発症する原因

脳梗塞は日本の死因の第4位であり、生活習慣病とも深い関係があります。

脳梗塞を発症する原因や危険因子としては、次のようなものがあります。

• 肥満
• 高血圧
• 脂質異常
• ストレス
• 喫煙
• 運動不足
• 食塩

これらの危険因子が原因で、動脈硬化を引き起こし、脳梗塞を発症するリスクを高めてしまいます。

しかし、最近では、先ほど挙げた項目以外に「歯周病」が原因であることが分かってきました。

2.脳梗塞と歯周病の関係とは?



脳梗塞は脳の病気であり、歯周病は口の病気なので、関係性がイメージできない人もいるかもしれません。

脳梗塞と歯周病の関係について見てきましょう。

2-1.歯周病の人は脳梗塞のリスクが2.8倍も高い!

最近の研究では、歯周病の人は脳梗塞のリスクが2.8倍も高いということが分かっています。

そのため、生活習慣に気をつけるだけでなく、歯周病などの口内環境にも注意が必要です。

2-2.歯周病が脳梗塞を引き起こすメカニズム

歯周病が脳梗塞を引き起こすメカニズムとしては、次のようになります。

歯周病菌が炎症を起こした歯肉から侵入

歯周病菌が血液の流れに乗って脳の血管に入り込む

歯周病菌が脳の血流を障害する

脳梗塞を発症する

歯周病の原因となる歯周病菌は、動脈硬化を誘導する物質を出すことにより、血栓を作りやすくします。

この血栓が脳の血管に詰まることにより、脳梗塞へと発展します。

3.脳梗塞の原因となる歯周病は歯磨きで予防できる



歯周病菌が脳梗塞の原因になるため、怖いと感じた人もいると思います。

しかし、歯周病菌は歯磨きと正しいケアを続けることで治すことができる病気です。

歯周病ケアの基本は、原因菌となる歯垢(プラーク)をしっかり取り除くこと。

ただ歯磨きをするのではなく、歯周ポケットを意識した磨き方が重要になります。

しかし、歯周ポケットが深い場合は、セルフで行う歯磨きだけでは綺麗に除去できません。

歯周病を進行させないためには、歯科医院でチェックしてもらうことが大切です

<まとめ>定期的なメンテナンスが脳梗塞の予防につながる


脳梗塞などの生活習慣病は、生活習慣だけではなく歯周病が原因であることが、最近の研究で分かってきました。

歯周病は万病の原因とも言われているため、健康を維持するためには、歯科医院での定期的なメンテナンスを行うことが大切です。


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