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歯茎を元気にする食事とは?毎日のごはんで始める口内ケア

こんにちは。石川県金沢市で開業している白根歯科クリニック院長の白根です。

歯磨きや定期検診などのケアはもちろん大切ですが、実は「食べるもの」によっても歯や歯茎の健康は大きく左右されることをご存じですか?
とくに歯茎は、腫れや出血といったトラブルが起こりやすい部分。
そんな歯茎を日頃から守るためには、毎日の食生活にも目を向けることが大切です。
今回は、歯茎を元気に保つためにおすすめの食品や栄養素、意識したい生活習慣について、わかりやすくご紹介します。

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1.健康な歯茎とは


健康な歯茎とは、歯と歯茎の間にすき間がなく、引き締まっている状態のことをいいます。
色は淡いピンク色で、指で軽く押しても弾力があり、出血しないのが理想的です。
とくに歯と歯の間にある歯茎がシャープな三角形をしていれば、歯茎がしっかりと引き締まっている証拠。
こうした状態を保つには、毎日のケアとともに、体の内側からのサポートも欠かせません。

2.健康な歯茎の保ち方


歯茎の健康を守るためには、まず基本的な口腔ケアが大切です。
1日2回以上の歯磨き、歯間ブラシやフロスの使用などを習慣づけましょう。
また、歯科医院での定期的なクリーニングもおすすめです。
そしてもう一つ見落とせないのが、毎日の食生活。
栄養バランスの整った食事を意識することで、歯や歯茎の健康を内側からサポートできます。

3.歯や歯茎に必要な栄養素


歯や歯茎の健康を保つためには、以下のような栄養素をバランスよく摂ることが大切です。

①カルシウム


 歯の主成分であり、丈夫な歯を作るのに欠かせません。

②タンパク質


 歯茎の組織をつくる材料となる栄養素。
 傷ついた歯ぐきの修復にも必要です。

③マグネシウム


 カルシウムとともに骨や歯の形成をサポートします。

④ビタミン類(特にビタミンC)


 粘膜を強く保ち、歯茎の結合組織を丈夫にします。
 ビタミンCが不足すると、歯茎から出血しやすくなることもあります。

4.歯茎に良い食品


歯茎の健康を支えるためには、特定の栄養素だけを摂るのではなく、さまざまな食品をバランスよく取り入れることが大切です。

【ビタミンCを多く含む食品】
いちご、キウイ、ピーマン、小松菜、ブロッコリー、キャベツ、トマトなど。
これらの食品は歯茎の血管を丈夫にし、出血や炎症を防ぐ効果があります。

【食物繊維を多く含む食品】
りんご、みかん、キノコ類、にんじん、豆類などは、噛むことで唾液の分泌を促し、口腔内の清潔を保つ助けになります。

【抗炎症作用のある食品】
トマト、オリーブオイル、ナッツ、アボカドなどは、炎症を抑える働きがあり、歯茎の腫れや違和感が気になるときに意識して取りたい食品です。

【抗菌作用のある食品】
緑茶に含まれるカテキン、生の玉ねぎ、ヨーグルトに含まれる乳酸菌などは、歯周病菌の繁殖を抑える効果が期待できます。

<まとめ>定期的な検診も忘れずに


歯や歯茎の健康は、外からのケアだけでなく、毎日の食事によっても大きく左右されます。
抗炎症作用や抗菌作用のある食品を意識的に取り入れることで、歯ぐきの腫れや出血の予防につながります。
そして忘れてはいけないのが、定期的な歯科検診。
日々のケアと食事にプラスして、専門家のチェックを受けることで、健康な口腔環境を長く保つことができます。



医療法人社団 白根会 白根歯科クリニック
〒921-8172 石川県金沢市伏見新町276-1
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comments (0) | trackbacks (0) | posted by Kazuaki Shirone

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