繰り返す虫歯は栄養不足が原因!?虫歯と栄養について解説!
こんにちは。金沢市の歯医者、白根歯科クリニック院長の白根和明です。
「最近、虫歯を繰り返すようになった」
「毎日歯磨きしてるのになんで虫歯ができるんだろう。」
上記の悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
当院を受診される患者様からも「虫歯を繰り返す」などのお悩みの声を聞きます。
虫歯になりやすい方は、栄養不足による免疫力低下が原因かもしれません。
今回は、栄養不足と虫歯の関係や虫歯予防に関係する栄養素について詳しく解説します。

栄養不足が直接虫歯の原因になるわけではありません。
虫歯を引き起こす原因は、「免疫力の低下」です。
体に必要な栄養素が不足すると、免疫力が低下し、口腔内のバランスが崩れ虫歯を引き起こします。
虫歯は虫歯菌と呼ばれる細菌による感染症の一つであり、細菌感染を防ぐためには、免疫力を高める対策も重要です。
当院では、体の中から虫歯予防を改善するため、栄養療法のオーソモレキュラー療法を取り入れています。
虫歯を予防するためには、全ての栄養素をバランスよく摂取する必要があります。
特にカルシウムは、歯の再石灰化に必要不可欠な栄養素です。またビタミン群は、エナメル質や象牙質を作るのに重要な役割を担っています。
カルシウムは歯を作る材料になるほか、初期虫歯を修復する再石灰化にも必要な栄養素です。
歯は、表面部分のエナメル質と内部の象牙質などから構成されており、大部分がカルシウムで形成されています。
食事で糖を摂取すると虫歯菌の出す酸によって歯が溶け始めますが、直ちに虫歯になるわけではありません。
唾液にはカルシウムが含まれており、溶けだした歯を修復する「再石灰化」を促す役割もあるため、摂取を心掛けましょう。
カルシウムを多く含む食品は以下の通りです。
•乳製品
•小魚
•海藻類
マグネシウムはカルシウムの吸収を助けるなど、健康な歯を作るために必要不可欠な栄養素です。
マグネシウムの不足は、歯の質や唾液の質の低下をもたらします。
タンパク質の合成を含む300以上の酵素活性にも関与しているため、不足しやすいミネラルです。
マグネシウムを含む食品は以下の通りです。
•乾燥わかめ
•ひじき
•いりごま
•切り干し大根
ビタミンAは、歯の表面のエナメル質を強化する栄養素です。ビタミンCと並んで抗酸化ビタミンと呼ばれ、活性酸素を抑制し、免疫力の低下を防ぎます。
活性酸素の本来の役割は、ウイルスや細菌の撃退ですが、増えすぎると正常な細胞を攻撃するため、免疫力の低下原因になります。
ストレス・食品添加物の摂取・紫外線の受光などによって、活性酸素は増加すると言われています。
免疫力の低下を防ぐ、ビタミンAを含む食材は以下の通りです。
•りんご
•かぼちゃ
•レバー
•うなぎ
ビタミンCは、象牙質・歯茎などのコラーゲン線維を作ります。
歯茎の炎症をきっかけに発症する歯周病は、コラーゲン線維を破壊し、出血の原因になることも。コラーゲン線維を作るビタミンCは、歯周病を予防するうえで欠かせない栄養素です。
ビタミンCを含む食材は以下のとおりです。
•アセロラ
•赤・黄ピーマン
•ブロッコリー
•キウイフルーツ
栄養素が不足すると、虫歯以外の症状も引き起こします。
お口のトラブルで多い「口内炎」の原因はビタミンB・Cの不足です。
炭水化物などの糖質は、エネルギーを生成する過程で必ずビタミンB1を消費します。
ビタミンB1は摂取量よりも消費量が上回る場合もあるため、炭水化物を多く取る方は、ビタミンBの摂取を意識しましょう。
今回は、虫歯と栄養素の関係や栄養不足と虫歯の関係や虫歯予防に関係する栄養素について解説しました。
食事から摂取する栄養素は、全身の健康状態に影響します。
栄養素が不足すると健康状態が悪化し、虫歯のリスクも高めることに。虫歯予防のためにも栄養バランスを重視した食事を意識しましょう。
虫歯やお口のトラブルが気になる方は、まずはかかりつけの歯医者への相談をおすすめします。

石川県金沢市の歯医者「白根歯科クリニック」の公式ホームページです。
http://care4618.com
「最近、虫歯を繰り返すようになった」
「毎日歯磨きしてるのになんで虫歯ができるんだろう。」
上記の悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
当院を受診される患者様からも「虫歯を繰り返す」などのお悩みの声を聞きます。
虫歯になりやすい方は、栄養不足による免疫力低下が原因かもしれません。
今回は、栄養不足と虫歯の関係や虫歯予防に関係する栄養素について詳しく解説します。
1.栄養不足が原因で虫歯になるってホント!?

栄養不足が直接虫歯の原因になるわけではありません。
虫歯を引き起こす原因は、「免疫力の低下」です。
体に必要な栄養素が不足すると、免疫力が低下し、口腔内のバランスが崩れ虫歯を引き起こします。
虫歯は虫歯菌と呼ばれる細菌による感染症の一つであり、細菌感染を防ぐためには、免疫力を高める対策も重要です。
当院では、体の中から虫歯予防を改善するため、栄養療法のオーソモレキュラー療法を取り入れています。
2.虫歯予防に関係する栄養素
虫歯を予防するためには、全ての栄養素をバランスよく摂取する必要があります。
特にカルシウムは、歯の再石灰化に必要不可欠な栄養素です。またビタミン群は、エナメル質や象牙質を作るのに重要な役割を担っています。
①歯の再石灰化をサポートする「カルシウム」
カルシウムは歯を作る材料になるほか、初期虫歯を修復する再石灰化にも必要な栄養素です。
歯は、表面部分のエナメル質と内部の象牙質などから構成されており、大部分がカルシウムで形成されています。
食事で糖を摂取すると虫歯菌の出す酸によって歯が溶け始めますが、直ちに虫歯になるわけではありません。
唾液にはカルシウムが含まれており、溶けだした歯を修復する「再石灰化」を促す役割もあるため、摂取を心掛けましょう。
カルシウムを多く含む食品は以下の通りです。
•乳製品
•小魚
•海藻類
②骨の構成に関わる「マグネシウム」
マグネシウムはカルシウムの吸収を助けるなど、健康な歯を作るために必要不可欠な栄養素です。
マグネシウムの不足は、歯の質や唾液の質の低下をもたらします。
タンパク質の合成を含む300以上の酵素活性にも関与しているため、不足しやすいミネラルです。
マグネシウムを含む食品は以下の通りです。
•乾燥わかめ
•ひじき
•いりごま
•切り干し大根
③抗酸化作用のある「ビタミンA」
ビタミンAは、歯の表面のエナメル質を強化する栄養素です。ビタミンCと並んで抗酸化ビタミンと呼ばれ、活性酸素を抑制し、免疫力の低下を防ぎます。
活性酸素の本来の役割は、ウイルスや細菌の撃退ですが、増えすぎると正常な細胞を攻撃するため、免疫力の低下原因になります。
ストレス・食品添加物の摂取・紫外線の受光などによって、活性酸素は増加すると言われています。
免疫力の低下を防ぐ、ビタミンAを含む食材は以下の通りです。
•りんご
•かぼちゃ
•レバー
•うなぎ
④象牙質を作る「ビタミンC」
ビタミンCは、象牙質・歯茎などのコラーゲン線維を作ります。
歯茎の炎症をきっかけに発症する歯周病は、コラーゲン線維を破壊し、出血の原因になることも。コラーゲン線維を作るビタミンCは、歯周病を予防するうえで欠かせない栄養素です。
ビタミンCを含む食材は以下のとおりです。
•アセロラ
•赤・黄ピーマン
•ブロッコリー
•キウイフルーツ
3.栄養不足で起こるお口のトラブル
栄養素が不足すると、虫歯以外の症状も引き起こします。
お口のトラブルで多い「口内炎」の原因はビタミンB・Cの不足です。
炭水化物などの糖質は、エネルギーを生成する過程で必ずビタミンB1を消費します。
ビタミンB1は摂取量よりも消費量が上回る場合もあるため、炭水化物を多く取る方は、ビタミンBの摂取を意識しましょう。
<まとめ>バランスの良い食事で虫歯を予防しよう
今回は、虫歯と栄養素の関係や栄養不足と虫歯の関係や虫歯予防に関係する栄養素について解説しました。
食事から摂取する栄養素は、全身の健康状態に影響します。
栄養素が不足すると健康状態が悪化し、虫歯のリスクも高めることに。虫歯予防のためにも栄養バランスを重視した食事を意識しましょう。
虫歯やお口のトラブルが気になる方は、まずはかかりつけの歯医者への相談をおすすめします。

石川県金沢市の歯医者「白根歯科クリニック」の公式ホームページです。
http://care4618.com
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