ストレスが原因!?歯を食いしばる「クレンチング症候群」とは?
こんにちは。金沢市の歯医者、白根歯科クリニック院長の白根和明です。
「虫歯ではないのに歯が痛い…」というお悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
虫歯や歯周病がないのに歯が痛い場合は、「クレンチング症候群」の可能性があります。
無意識に歯を食いしばることで歯や顎に負担がかかり、様々な症状が引き起こされるのです。
今回は、ストレスなどが原因で起こると言われている「クレンチング症候群」について症状や原因、セルフチェックの方法についてご紹介します。
1.クレンチング症候群とは?

クレンチング症候群とは、ストレスなどが原因で起こる「無意識に歯を強く食いしばる癖のこと」です。
歯や顎へ大きな負担がかかる以外に、顔面痛や頭痛、肩こりなどの全身症状を引き起こすと言われています。
歯の食いしばりは強いストレスや緊張が原因と言われており、無意識に行われていることが多いです。
クレンチング症候群によって引き起こされる症状には、次のようなものがあります。
•歯の削れや欠損
•歯の亀裂や破折
•歯のぐらつき
•歯周組織に負担がかかり歯周病になる
•顎関節症
•歯の亀裂による知覚過敏
また、歯や顎周りの症状だけでなく、全身にも悪影響を及ぼすこともあります。
•頭痛
•顔面痛
•肩こり
•腕や肩のしびれ
•腰痛
•倦怠感や耳鳴り、めまい
歯を食いしばることで顔や顎の筋肉が緊張状態になり、肩や腕などに様々な症状を引き起こします。
また、歯を食いしばることで左右の噛み合わせが歪むことで、体全体のバランスが崩れ腰痛などの症状も引き起こすことがあります。
睡眠時間はしっかり確保できているのに、朝起きると肩こりや全身がだるいなどの自覚症状がある方は、睡眠中に歯のくしばりが起きている可能性があります。
3.クレンチング症候群の原因
全身に悪影響を及ぼすクレンチング症候群ですが、原因は「ストレス」であることが多いです。
食いしばりは強いストレスや緊張から起こると言われており、ストレスから顎の筋肉が緊張し、歯に過度な圧力がかかるため食いしばりに繋がるのです。
また、ストレスを緩和するために無意識に歯を食いしばるとの見解もあり、自覚が少ないことも特徴の一つでしょう。
特に、食いしばりは睡眠時や集中しているときなど無意識に起こりやすく、自分では気付きにくいため、食いしばりの疑いがある場合は、早め歯医者を受診されることをおすすめします。
4.クレンチング症候群のセルフチェック
無意識の間に起こるクレンチング症候群ですが、自分でチェックをする方法をご紹介します。
•上下の歯の噛み合わせの部分がすり減っている
•歯と歯肉の境目に削り取られた跡がある
•舌の側面に歯型がついてる
•耳の穴から1cmほど手前にある顎の関節を押すと痛みがある
•あごのエラの部分の筋肉に痛みを感じる
•肩が凝っている
•歯に接している頬の内側に白い線ができる
歯の食いしばりにより上記のような症状が見られることがあります。
少しでも心当たりがある場合は、全身症状が悪化しないうちに歯医者で相談されることをお勧めします。
クレンチング症候群は軽度であったり、初期の段階であれば自分で予防することが可能です。
•上下の歯がつかないように意識する
•ガムを噛む
•肩や首周りの筋肉をストレッチでほぐす
日中の仕事中などは上記を意識することで、歯の食いしばりを予防することができます。
すでにクレンチング症候群の症状に悩まされている場合は、歯医者で歯の噛み合わせの確認やマウスピースを作ることなどが必要になります。
マウスピースを作ることで、睡眠中の無意識の場合でも歯の食いしばりを予防することができます。
今回は、ストレスなどが原因で起こる「無意識に歯を強く食いしばる癖」である「クレンチング症候群」についてご紹介しました。
無意識のうちに起こることが多く、自覚症状がない方も少なくありません。
デスクワークなど集中している状態でも起こりやすいため、セルフチェックで心当たりがある方は、ぜひかかりつけの歯医者で相談されることをおすすめします。

石川県金沢市の歯医者「白根歯科クリニック」の公式ホームページです。
http://care4618.com
「虫歯ではないのに歯が痛い…」というお悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
虫歯や歯周病がないのに歯が痛い場合は、「クレンチング症候群」の可能性があります。
無意識に歯を食いしばることで歯や顎に負担がかかり、様々な症状が引き起こされるのです。
今回は、ストレスなどが原因で起こると言われている「クレンチング症候群」について症状や原因、セルフチェックの方法についてご紹介します。
1.クレンチング症候群とは?

クレンチング症候群とは、ストレスなどが原因で起こる「無意識に歯を強く食いしばる癖のこと」です。
歯や顎へ大きな負担がかかる以外に、顔面痛や頭痛、肩こりなどの全身症状を引き起こすと言われています。
歯の食いしばりは強いストレスや緊張が原因と言われており、無意識に行われていることが多いです。
2.クレンチング症候群の症状
クレンチング症候群によって引き起こされる症状には、次のようなものがあります。
•歯の削れや欠損
•歯の亀裂や破折
•歯のぐらつき
•歯周組織に負担がかかり歯周病になる
•顎関節症
•歯の亀裂による知覚過敏
また、歯や顎周りの症状だけでなく、全身にも悪影響を及ぼすこともあります。
•頭痛
•顔面痛
•肩こり
•腕や肩のしびれ
•腰痛
•倦怠感や耳鳴り、めまい
歯を食いしばることで顔や顎の筋肉が緊張状態になり、肩や腕などに様々な症状を引き起こします。
また、歯を食いしばることで左右の噛み合わせが歪むことで、体全体のバランスが崩れ腰痛などの症状も引き起こすことがあります。
睡眠時間はしっかり確保できているのに、朝起きると肩こりや全身がだるいなどの自覚症状がある方は、睡眠中に歯のくしばりが起きている可能性があります。
3.クレンチング症候群の原因
全身に悪影響を及ぼすクレンチング症候群ですが、原因は「ストレス」であることが多いです。
食いしばりは強いストレスや緊張から起こると言われており、ストレスから顎の筋肉が緊張し、歯に過度な圧力がかかるため食いしばりに繋がるのです。
また、ストレスを緩和するために無意識に歯を食いしばるとの見解もあり、自覚が少ないことも特徴の一つでしょう。
特に、食いしばりは睡眠時や集中しているときなど無意識に起こりやすく、自分では気付きにくいため、食いしばりの疑いがある場合は、早め歯医者を受診されることをおすすめします。
4.クレンチング症候群のセルフチェック
無意識の間に起こるクレンチング症候群ですが、自分でチェックをする方法をご紹介します。
•上下の歯の噛み合わせの部分がすり減っている
•歯と歯肉の境目に削り取られた跡がある
•舌の側面に歯型がついてる
•耳の穴から1cmほど手前にある顎の関節を押すと痛みがある
•あごのエラの部分の筋肉に痛みを感じる
•肩が凝っている
•歯に接している頬の内側に白い線ができる
歯の食いしばりにより上記のような症状が見られることがあります。
少しでも心当たりがある場合は、全身症状が悪化しないうちに歯医者で相談されることをお勧めします。
5.クレンチング症候群の予防と治療法
クレンチング症候群は軽度であったり、初期の段階であれば自分で予防することが可能です。
•上下の歯がつかないように意識する
•ガムを噛む
•肩や首周りの筋肉をストレッチでほぐす
日中の仕事中などは上記を意識することで、歯の食いしばりを予防することができます。
すでにクレンチング症候群の症状に悩まされている場合は、歯医者で歯の噛み合わせの確認やマウスピースを作ることなどが必要になります。
マウスピースを作ることで、睡眠中の無意識の場合でも歯の食いしばりを予防することができます。
<まとめ>気になる症状があればすぐに歯医者へ
今回は、ストレスなどが原因で起こる「無意識に歯を強く食いしばる癖」である「クレンチング症候群」についてご紹介しました。
無意識のうちに起こることが多く、自覚症状がない方も少なくありません。
デスクワークなど集中している状態でも起こりやすいため、セルフチェックで心当たりがある方は、ぜひかかりつけの歯医者で相談されることをおすすめします。

石川県金沢市の歯医者「白根歯科クリニック」の公式ホームページです。
http://care4618.com
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